加納治五郎と弟子達

オリンピック東京2020で日本の柔道陣は目覚ましい活躍をしています。
この日本柔道の父である加納治五郎（1860～1938）は、兵庫県出身で、東京帝国大学文学部哲学科を卒業しました。
講道館柔道の創始者で柔道の父と言われており、日本におけるスポ－ツの道を開き、日本の体育の父とも呼ばれています。また、IOC委員としてオリンピックの発展に貢献しました。また、加納治五郎は東京高等師範に務め、熊本五高の校長でした。「精力善用、自他共存」は、加納治五郎が残した言葉です。
加納治五郎の弟子は実に多士済済ですが、代表的かつ著名な人達を下に記します。

　弟子・　四天王と言われた人達
　　西郷四郎、
会津藩筆頭家老の西郷頼母の養子。小説「姿三四郎」のモデルにな
ったといわれています。会津若松の旧西郷邸には銅像があります。
　　　山下義韶（よしつぐ）
　　　横山作次郎
　　　富田常次郎

　　　　各界の著名人
　　　　　　 広瀬武夫　　海軍軍人。ロシアペテルブルグの社交界のパ－ティ－で無礼なロシア貴族を投げ飛ばした豪の者
　　　　　　八代六郎　　海軍軍人
　　　　　　財部　彪　　海軍軍人
　　　　　　轟　翔太　　早稲田大学柔道部（三羽烏といわれた内の一人）
　　　　　　金栗四三　　マラソン　日本代表
　　　　　　八田一朗　　日本レスリング界の父
　　　　　　若槻礼次郎　　首相
　　　　　　広田弘毅　　　首相
　　　　　　岡田啓介　　　首相
　　　　　　杉村　陽太郎　IOC　委員
　　　　　　五島　慶太　　東急グル－プの創始者
　　　　　　魯迅　　　　　中国の小説家、思想家