yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

不公平感

2015-10-21 05:28:47 | 文化
我が国は、自由主義、民主主義国家であり、過去数十年の間、戦争のない平和国家であったことは、まことに幸せであると感じます。また、日本は資本主義国家なので、それ故に有りがちであったかも知れませんが、近頃、「不公平感」を懐く事例をいくつか聞きました。例えば、「ある業界団体が政治資金規正法の上限を超える数千万円の政治献金を特定の国会議員にした」というニュースがあり、考えさせられました。一部の金持や大資本家を優遇した政治が行われるとしたら不公平です。

またアメリカなどで見られるような、一部の金持が、国の資産の多くを独占しているとしたら、それは不公平な社会だと思います。フランスの経済学者、ピケテイも、21世紀の資本主義の欠陥として、それを指摘しています。

それにつけても、税の公平負担が望まれます。以前、税の捕捉率について「クロヨン」(90・60・40%)とか「トウゴウサンピン」(十・五・三・一)という言葉がありました。給与所得者は、ほぼ100%捕捉され、自営業者、農業・林業・水産業者、政治家からの捕捉率が少ないというのが今も存続していたら、大いに不公平だと思います。(宗教法人は無税とか医師に対する優遇税制いうのも不公平ではないでしょうか)

また、一部の超金持に資産が偏在することを防ぐ仕組みにすることが大切だろうと思います。
コメント
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