yoshのブログ

日々の発見や所感を述べます。

京都守護職始末 その1

2006-12-09 08:07:20 | 歴史
 
 
「京都守護職始末」を長年求めていましたが、念願が叶い、ようやく私の蔵書に加わりました。この本は幕末と明治維新史の真実を知るための超一級の資料です。
この本は、會津藩の元重臣山川浩が稿を起こし、浩の死後、弟の健次郎(帝大総長)により明治44年に上梓されたものです。上梓から約100年を経て我が家に収まりました。
この上梓により、幕末に京都守護職となった會津藩主松平容保公の忠誠の証を明治の世に示すことになりました。そして、會津朝敵の汚名は雪がれました。後に、秩父宮妃殿下勢津子妃(容保公の孫)が子爵松平家から輿入れされたのは周知のことです。
なお、「京都守護職始末」には、孝明天皇から容保公にあてたご宸翰、御製2
首、會津藩藩祖、保科正之公の家訓(容保公の書)が収められています。
 
    
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする