秋の空昨日や鶴を放ちたる 蕪村
今日はお弟子様
サカチカさんのお茶事の水屋
花を切りタクシーを呼ぶ
迎車料金は300円
支払は1,500円
行きも帰りもエプロン着用だけど
10月のなごりの茶事
布袋さんが舟の上で月を見てる
汲み出しはオランダ写し
本席は和漢朗詠集の紅葉
不堪紅葉青苔地又是涼風暮雨天
感に堪えないことよ。
紅葉が散り、
青い苔に覆われた地の
けしきは
言葉に表せないほどだ。
そして冷ややかな風が吹き、
夕雨の降る空のけしきは尚一層風情を増すようだ。
白居易の漢詩からだが
筆者は江戸前期
後陽成天皇の第八皇子
良純入道親王筆
写真はトーハクの道元緞子