村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

秋の空

2023-10-22 20:58:10 | Weblog

秋の空昨日や鶴を放ちたる 蕪村

今日はお弟子様
サカチカさんのお茶事の水屋

花を切りタクシーを呼ぶ
迎車料金は300円
支払は1,500円
行きも帰りもエプロン着用だけど

10月のなごりの茶事
布袋さんが舟の上で月を見てる
汲み出しはオランダ写し
本席は和漢朗詠集の紅葉

不堪紅葉青苔地又是涼風暮雨天

感に堪えないことよ。
紅葉が散り、
青い苔に覆われた地の
けしきは
言葉に表せないほどだ。
そして冷ややかな風が吹き、
夕雨の降る空のけしきは尚一層風情を増すようだ。

白居易の漢詩からだが
筆者は江戸前期
後陽成天皇の第八皇子
良純入道親王筆

写真はトーハクの道元緞子

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