村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

かたじけなさに涙こぼるる

2021-11-26 23:36:26 | 能・謡

 西行
何事の
おはしますかは
しらねども
かたじけなさに
涙こぼるる

今日は謡のお稽古だが
その謡の詞章の中に
西行がお伊勢参りをした時の
上記の和歌が登場する
謡曲は「巴トモエ」
作者は確定でないが観世小次郎信光
女性が主役の修羅能は
この一つだけ
木曾義仲の愛人である女武者、巴御前が主人公

謡の稽古をしなければと思っても
ついつい次へと回してばかり
あっという間に時間が経って
ちっとも稽古ができてない
困った困ったと焦っていたところ
昨日の茶の稽古は九時半からだったが
夜の部までに
ポカンと夕方に二三時間が空いた 
そんな時はいつもなら
夕御飯だが
謡の稽古にちょうど良しと
集中してお稽古ができた
お陰で今日のお稽古は
無事にすんだ
謡の稽古のかえりには
軽くピザを食べ
その帰りには
髪をカット
ああ 気分もさっぱりした

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