神無月
しぐるるままに
くらぶ山
した照るばかり
紅葉しにけり
『金葉和歌集 第四巻(冬歌)』
源師賢ミナモトノモロカタ朝臣
くらぶ山(暗部山)は
鞍馬山の古称(歌枕)
暗部山は
鞍馬山の隣にある貴船山を指す可能性もある。
源 師賢ミナモトノモロカタは、
平安時代中期から後期にかけての貴族・歌人。
宇多源氏、参議・源資通の長男。
官位は正四位下・左中弁。
家業は管楽、
師賢もまた琴の名手と。
今日は社中の茶会の安居の会
主菓子の銘は「初時雨」
干菓子は摺琥珀スリコハクの
菊 薄荷の味
それと州浜の菊の葉
茶入は又妙斎好み瀬戸小壷
底に花押直彫あり
棗は小倉山棗と箱にあり
甲には伊川院下絵の瓢の中に小倉山が書いてある
胴には和歌を蒔絵してある
神無月
しぐるるままに
くらぶ山
した照るばかり
紅葉しにけり
茶杓の銘は
濃茶「冬霞」
薄茶は「紅葉狩」
お稽古でも楽しかった
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