村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

緋襷ヒダスキ

2018-06-04 23:14:30 | 短歌・俳句の事
西か東かまづ早苗にも風の音 芭蕉

12ヵ月月次ツキナミの短冊を持っている
知人の手作りの押し絵の短冊だ
その六月は
田植えの風景

乙女らは菅笠をかぶり
赤いたすきを掛け
歌でも歌いつつ
田植えをする
今はないだろう風景を
その短冊を見るたび
思い浮かべる
乙女の紅いたすきを緋襷ヒダスキという
と以前ある友人から聞いた

ヒダスキとネットで調べると
ほとんど備前焼などの火襷ヒダスキばかり


熱田神宮の
御田神社御田植祭
(みたじんじゃおたうえさい)
について
五穀豊穣を祈る祭りです。
神前には斎田に植えられる玉苗が供えられ、
斎主の祝詞奏上の後、
田歌(たうた)に合わせて
緋袴(ひばかま)
緋襷(ひだすき)に
芙蓉(ふよう)の花に模した
挿頭花(かざし)をつけた早乙女(巫子)
4名の優雅な田舞(たまい)が奏せられます。
6月第4日曜日には、
大高斎田においても、
御田植祭が行われます。
(熱田神宮のホームページヨリ)


五穀豊穣を祈ろう
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