村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

ミミヅク や

2018-11-26 23:16:11 | お勉強
木免ミミヅクや
おもひ切たる
昼の面オモ     

芥境カキョウ
(生没年不詳)


ミミズク
(木菟、木兎、鵩、鶹、鵂、角鴟、鴟鵂、耳木菟、耳木兎)は、
フクロウ科のうち
羽角(うかく、いわゆる「耳」)がある種の総称。
古名はツク。ズクとも。
フクロウには含めることと含めないこととがある。
(ウィキペディアより)

ふくろうと違いがよくわからないが
耳があればミミヅクということか

今日は今年最後の○○研究会
高麗茶碗の勉強はイラボ
千種伊羅保
黄伊羅保
釘彫伊羅保
片身変り

高麗の伊羅保は数が少なく
見かけるのは
ほとんどが出雲か京都だろう
伊羅保の土は鉄分が多く黒い
朝顔形
黄伊羅保は土が白く
時代も下がる
遠州好み

昔わが師匠のある茶事
濃茶茶碗は鵬雲斎箱の出雲焼
長岡空権の伊羅保だった
その茶碗は
茶色くざらざらして
硬い感じ
伊羅保の良さが理解できなかった
最近は
秋の濃茶茶碗に相応しい事
濃茶の緑がより鮮やかに映える事
わかる気がする


長岡空権
松江市郊外の楽山窯(出雲焼) 
十一代長岡住右衛門のこと(号 空権)
十代長岡住右衛門(号 空処)
九代長岡住右衛門(号 空味)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする