村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

遥に人家を見て

2017-04-03 03:09:57 | 紫廼茶話会
紫兎先生のお稽古
本席掛物は
和漢朗詠集より

遥見人家花便入 
不論貴賤与親疎 

読みは
遥ハルかに人家ジンカを見て
花あれば便スナワチ入る 
貴賤キセンと親疎シンソを論ぜず

意味は
遥かに人家を眺めて、
花が咲いていると
ただちに歩み入る。
身分の貴賤や
間柄の親疎など、
どうでもよい。

出典は
『白氏文集』巻六十六
「尋春題諸家園林」



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