村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

とらやのお赤飯

2015-11-15 23:16:27 | 茶事 茶会 
昨日の茶事
床は伏見天皇宸翰

写真は後座の床 

花入は有馬頼底
花は
紅白の椿と満天星躑躅




水指 宇治焼
茶入 織部 桃山
茶碗 黒楽 山田山庵
茶杓 村田一斎

茶事のあと
引き出物の
「とらやのお赤飯」の包みをひらく
とらやのお赤飯
お赤飯の色が普通とは違う
餡をたくときに煮汁がたくさん出る
その煮詰められた煮汁の渋によって、
濃い色と小豆の深い風味が出るのだそうだ
胡麻塩も特別おいしい

お試しの一口のつもりが
一口ではやめられず
むしゃむしゃ10口くらい食べた
そのあと思い切りお腹が膨らみ
睡魔がやってきて 爆睡

これはお相撲さんと同じサイクル
またまた 太る


今日は
サカチカさんが来て
風炉の道具をしまうのを手伝ってくれた
風炉、釜と炭斗に籠花入を押入れに入れる
結構大道具的活動量だ
ついでに茶会の道具も探しながら
進めるが見つからないものもある
茶碗を
さがしさがしてようやく見つかったが
道具の包みが
部屋いっぱいに広がる
果たして元に戻るのだろうか
疲れてしまい
二度も三度もひとやすみ
お茶をのんでお菓子を食べる
まだ途中だが
今日はこれまであとは
明日






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帝国ホテル東光庵にて森金さん還暦茶事

2015-11-15 00:39:30 | 茶事 茶会 
森金さんの今日は華甲の茶事
場所は帝国ホテルの東光庵

お客様は17名
亭主と半東で19名
正午茶事で
本懐石の茶事ともなると
あまりにも大勢である
まあそれだけお顔が広く
人気がある

茶室をお借りする時間にも制限がある
茶事を4時間半で
全て終えなくてはならない
お客様が多ければ
たとえ順調でも蹲を使って席入や
挨拶の時間はかかるはず
それだけでも20分や30分はかかろう
そのうえ懐石の膳を運ぶことや
汁替に八寸
普段でも時間を取られるゆえ
とにかく大変であるが
茶事では重要な時間でもある
さてどうなることか
皆で心配する

水屋には
板前さん三名配膳が一名
膳を運ぶに
亭主半東とではとても足りない
社中が手伝うようにして
膳も下げるが
思いのほか懐石も無事に済み
後座の濃茶後炭薄茶と特に急ぐ風でもなく
時間を余して茶事を終えたようだ

懐石はなだ万
御献立
向付 祝鯛重盛 紅白大根 寿海苔 山葵 煎り酒
汁  胡麻豆腐 合味噌仕立 大納言小豆 溶き辛子
煮物椀 蟹しんじょ 大黒占地茸 紅白野菜 鶴菜 松葉柚子 金箔



焼物 金目鯛柚香焼
預鉢 鶴里芋 亀甲椎茸 車海老吉野煮 末広人参 小角南瓜 新取り菜



箸洗い 松の実
八寸 新唐墨 焼目栗蜜煮
湯桶 湯の子
香物 沢庵 山牛蒡 壬生菜

出来立てのお料理
ご飯も里芋も
とても美味しく
嬉しく頂戴した

森金さん還暦の茶事
おめでとう
シルバーの世界へようこそ
これからの20年30年
いえいえ40年の
益々お茶を楽しみにね







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