村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

定家

2015-10-29 23:28:10 | 村雨庵 稽古 
木曜稽古は夜のみにして
昼はS先生の月に一度の研究会へと出かける
色々の勉強会や研究会もだいたい月に一度
その一度が
案外すぐにやってくる

10月なごり月のお稽古も
今日で終わり
11月の炉開きの
したくもせねばと思っているが
半年毎の炉開きや初風炉も
これまた
すぐにやってくるのだ
んん だから年中忙しい
せめて
明日はゆっくりしようかな


写真は三夕のうた
秋の夕ぐれで終わる古今集の和歌 三首
そのうちの定家の画

虫食いも多いが
近くで見ると
腰の帯のようなものは
赤と紺に白とで華やかに
または刀には
黒漆に金の金具や白の
刀のこしらえが綺麗に描かれている

掛軸は繰り返しその季節に掛けることが多いが
じっくり見る事はなく
見落とすことが多い
いままでも見ていただろうに
新しい発見をすると
嬉しいものだ
今回は
定家のかんむりの垂れにも
模様が入っていることに気がついた

筆者は江戸後期の画家
高 嵩嵺 コウスウリョウ
(寛政11年1799 ~ 明治8年1875)
のち高嵩谷コウスウコクの二代を名乗る

データーの流用ではないが
二年前もそっくり同じような写真を載せた
繰り返す季節の巡りに出会うと
また
同じ軸を掛けて
変わり映えのしない同じような感想を持つようだ

年はとって段々老けていくが
感性はわりと ふけないのか





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コメント
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