村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

こでまりの花

2011-04-27 23:52:09 | 村雨庵 稽古 
今日は水曜稽古の前に研究会へ行く、
和子さんと待ち合わせた
一番後ろの席にいるからと
行ってみると通路側の端の席に姿が見えた
近くへ寄ると、その通路の反対側になんと想望庵さまのお姿
通路に立って両側にお二人の肩をポンとした
偶然のこういう事が 嬉しい

帰り東京駅で降りサウスコートに寄る
入口近くになんだか派手な色が目に入る
鯉か鯛かよくわからないが思わず写真を撮った
急いで予定の
鮪の尻尾の煮物だけ買って帰った


炉の季節もいよいよわずか
わが社中も明日で
炉の稽古もしまいだ

今日は都忘れと小手毬切り花溜に入れておくが
午後からかつ殿が持ってきてくれた
その花も小手毬だった

水くるま
近きひびきに
すこしゆれ
すこしゆれいる
こでまりの花
   木下利玄

木下利玄は明治大正の歌人だが
水車とはその頃はよく見かけられたのだろうか
ゴロゴロとした回転の音も聞こえ、
その傍らで揺れている
小手毬の白い花も見ている
かつて私も経験したことのあるような気がして



目に青葉
山ほととぎす
初鰹 
 山口素堂

次は
青葉かおる季節
いまから
初風炉の茶も楽しみだ



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