村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

流行

2009-01-21 16:23:29 | 茶事 茶会 
水曜木曜とお茶の稽古日なのだか
流行りのインフルエンザに妹がかかり
タミフルを飲んで寝ている
お弟子に写ってはいけないので稽古を休みにした
こんなことで休むのは初めてであるが
しかたない
健康な体あってのお茶であるから



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本の続き 西本願寺本三十六人家集

2009-01-21 16:03:44 | 茶事 茶会 
西本願寺本三十六人家集
平安時代末期

天永3年(1112年)白河法皇の六十の賀に際し宮廷で制作され と
天文18年(1549年)後奈良帝より本願寺証如上人に下賜ずっと宮中にあり
明治39年1896に西本願の蔵より大口鯛二に発見さる
田中親美 明治40年35冊の写しを完成

石山切
昭和4年 大谷尊由が学校創設の資金の為三十六人家集より
貫之集と伊勢集下とを分割
石山切は鈍翁が名付けたこと
三百数十枚あり
一人十枚ずつ32組つくり
一組2万円程度でくじ引き 
と本にはある
そんなに枚数があったのだ
三十六人家集を全てをうつすとは
さぞ大変な作業であったか
集中力・観察力はもちろん
まずは写せるだけの技量がなければならぬ
その上あの料紙の装飾
それを丹念に同じ如くつくらねば写しとはいえず
そしてなにごとにも 
体力と財力が必要だ
気の遠くなる

石山切はつとに有名
個人でもお持ちの方もおられて茶会で掛る時もあり美術館での展覧もあるゆえ
これからもご覧になる機会はおありのはず
じっくりとご覧になり 
是をもし写すとしたらと
お思い遊ばしてご覧じませ
田中親美翁を身近に感じられませう
いやなお雲の上に思われるやも
どちらにせよ
まずは わたくしめ
お習字の勉強をいたさねば





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