哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

スペインの新世界征服

2016年03月26日 | yyy51侵略する人々


結果的にヨーロッパから持ち込まれた天然痘ウイルスが現地人口を激減させることで、スペインの新世界征服は完結しました。
インカの文明は消滅しました。インカを含む新世界の原住民居住地はすべてスペイン、ポルトガル、イギリス、フランスの植民地となり、南北アメリカの諸国が独立後もヨーロッパからの移民の子孫が政治経済を支配しています。








拝読ブログ:

古代アンデスにおける外傷と暴力行動の生物学考古学



拝読ブログ:

神の国を信じる人々 純粋日本人がいない、不都合なDNA研究



コメント

侵略後の植民地政策

2016年03月25日 | yyy51侵略する人々


儀式の扮装をした八千人の家来が皇帝を取り巻いていましたが、突然鉄砲が轟音を発しながら火を噴き、見たこともない動物にまたがった騎兵隊がきらきら光る鋼鉄の剣を抜いて切りかかってくると、恐怖に駆られて集団パニックを起こしてしまいました。混乱のうちに二千人が殺され、五千人が捕虜になったということです。皇帝を人質に取った侵略軍は、莫大な身代金を奪ったうえ、援軍が来て兵力で勝るとみると人質を殺し、皇帝の弟を傀儡として即位させて現地軍を支配し、植民地政策を進めました。







拝読ブログ:

ふたりの写真が掲載された本『世界ダークツーリズム』。



拝読ブログ:

東京講演 チュニジア国民対話カルテット(2015年ノーベル平和賞) [その他 国際政治]



コメント

侵略する人々 begin

2016年03月24日 | yyy51侵略する人々

(51 侵略する人々 begin)





51 侵略する人々 


一五三二年というと、ポルトガル人が種子島に漂着する十一年も前ですが、スペインのコンキスタドール(職業征服者)フランシスコ・ピサロがインカ帝国の皇帝アタワルパを捕獲幽閉した年です。
ペルーのカハマルカの広場で行われたこの戦いは、戦いというより待ち伏せだまし討ちによる大量虐殺というべきでしょう。皇帝の側近である数千人のインカの神官や貴族に相対しているピサロ軍の兵力は歩兵百六、騎兵六十二、大砲四門、火縄銃十二丁という少人数であり、インカ側はその攻撃力などまったく警戒せず、外国人に皇帝の威信を知らしめる壮大な儀式を行うつもりだったようです。











拝読ブログ:

サルタンとヨーロッパのファウスト的契約



拝読ブログ:

アメリカ人は生き残るには無頓着すぎるのだろうか?



コメント

スペシャリストの悲しみ  end

2016年03月23日 | yyy50 スペシャリストの悲しみ


その悲しみもスペシャリストになれたからこそ味わえる、ともいえます。若い人は、いつかその悲しみを味わうために、まずは、できるだけ優秀なスペシャリストになることを目指すべきでしょう。■








(50 スペシャリストの悲しみ  end)








拝読ブログ:

明日をまだ信じてる



拝読ブログ:

“あした天気にな~ぁれ”



コメント

最後の悲しみ

2016年03月22日 | yyy50 スペシャリストの悲しみ


競争に勝ち残ってしまったことの悲しみ。社会の役に立ち認められ感謝され報いられ利用されることの悲しみ。成功を得て競争がほとんど終わってしまったことの悲しみ。そういう最後の悲しみに耐えてスペシャリストであり続けなければ社会で重要な役割を担うことはできません。







拝読ブログ:

NHK大河ドラマ「真田丸」第11話感想。口吸いから黙れ小童!を失う悲しみ。



拝読ブログ:

謝恩会



コメント