もし仮にそうなるとしても、そのように宗教を必要としなくなった社会に住む人々が全員、宗教とまったく無関係になるわけではありません。現代の日本のように、習俗や習慣として冠婚葬祭、年中行事、しぐさ、あるいは、ことわざ、慣用句などに伝統的な宗教の名残は残るでしょう。また、入学式、卒業式、歓送迎会、年始挨拶、病気見舞いなど、挨拶、儀式の形をとって、幸運祈願、厄除けなど伝統的な神仏の加護を祈る集団的行為も、形態は変化するとしても、衰退することはないかもしれません。これらは人間が仲間との行動を共有し共鳴させるための仕組みとして必要であり続けるからです。
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