その過程で、(拙稿の見解では)たまたま遊びの副産物として、物質を操る運動共鳴に音節列をむすびつけることで物質に関する身体運動‐感覚受容シミュレーションが言語化された。そうして言語は物質現象を正確に表現できるようになったのでしょう。また、さらにたまたま、人間どうしの関係を操る運動共鳴に音節列や構文をむすびつけて、人称構造ができてきた。そうして、言語には、社会関係を上手に表現して社会生活に役立つような機能がでてきたのでしょう。 このように発展するとすれば、言語は身体運動の共鳴に結びつき、感情の共鳴に結びついて、仲間と、共有する世界について、ますます親密に語り合うための道具として使えるようになる。その結果、言語は、ますます人間どうしを強く結びつけられるようになった。ちなみに拙稿のこの見解に近い理論として、音韻、構文、意味内容はそれぞれ別々に進化発達して現在の言語に収束していった、という最近の言語学理論があります(二〇〇二年 レイ・ジャッケンドフ『言語の基盤 脳・意味・文法・進化』)。 拝読ブログ:言語学の基本用語:「意味論と語用論」(Semantics/Pragmatics)<shapetype id="_x0000_t75" coordsize="21600,21600" o:spt="75" o:preferrelative="t" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" filled="f" stroked="f"> <stroke joinstyle="miter"></stroke><formulas><f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"></f><f eqn="sum @0 1 0"></f><f eqn="sum 0 0 @1"></f><f eqn="prod @2 1 2"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelWidth"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @0 0 1"></f><f eqn="prod @6 1 2"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelWidth"></f><f eqn="sum @8 21600 0"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @10 21600 0"></f></formulas><path o:extrusionok="f" gradientshapeok="t" o:connecttype="rect"></path><lock v:ext="edit" aspectratio="t"></lock></shapetype><shape id="_x0000_i1025" type="#_x0000_t75" alt="Comments" style="WIDTH: 12pt; HEIGHT: 12pt"><imagedata src="file:///C:DOCUME~1ADMINI~1LOCALS~1Tempmsohtml11clip_image001.gif" o:href="http://d.hatena.ne.jp/theme/4chairs-sky/comment_rd.gif"></imagedata></shape>