私たちが見る絵は、ふつう長方形のパネルを額縁で囲んだものとなっています。この形は中世の西洋で発達したもので、その前は壁画など直接白い壁に絵の具を塗っていたようです。壁画を可動式にしたものがパネル絵画だとすれば、そのパネルがキャンバスになったり、版画印刷面になったり、してきたのでしょう。現代のコンピュータアートは、デジタルになって、まさにデータそのものになっています。どれが究極形態であるか、究極形態があるのか、それも分かりませんが。

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