私は、ここにいるA君がたしかにこのリンゴがとても赤いと感じていると感じとることで目の前のリンゴが間違いなくとても赤い、ということを現実だと感じとるような身体を持っている。と同時に、目の前にいるA君の身体の中にはA君の心が入っていることも現実だと感じる。そのA君の心の中にあるリンゴの赤さを現実と感じる。さらにここにいる私がこのリンゴの赤さや、A君の心を感じている、と思っている。こういう場合、私は、このリンゴの赤さが存在することを信頼できると同時に、A君の心が存在することも信頼できる、と思う。これらの全部が同時に現実だと思う。
しかしここで実は、矛盾がでてくる。拙稿でここまでに述べたように、物質の存在感と心の存在感が同時に成り立つことは矛盾であるということが分かっています(拙稿8章「心はなぜあるのか?」)。
拝読ブログ:シンガポール通信ー虚無の信仰:虚無と無2<shapetype id="_x0000_t75" stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600"></shapetype> <stroke joinstyle="miter"></stroke><formulas></formulas><f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"></f><f eqn="sum @0 1 0"></f><f eqn="sum 0 0 @1"></f><f eqn="prod @2 1 2"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelWidth"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @0 0 1"></f><f eqn="prod @6 1 2"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelWidth"></f><f eqn="sum @8 21600 0"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @10 21600 0"></f><path o:connecttype="rect" gradientshapeok="t" o:extrusionok="f"></path><lock aspectratio="t" v:ext="edit"></lock><shape id="図_x0020_7" alt="Comments" type="#_x0000_t75" o:spid="_x0000_i1025" style="WIDTH: 12pt; HEIGHT: 12pt; VISIBILITY: visible; mso-wrap-style: square"></shape><imagedata o:title="Comments" src="file:///C:UsersUSERAppDataLocalTempmsohtmlclip11clip_image001.gif"></imagedata>
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