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哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

人類特有の客観的現実

2011年08月12日 | xx6「する」とは何か

仲間との間で運動共鳴が起こり、それにより状態変化の予測の共有が起こる。現実世界がどう変化していくかの予測を仲間と共有する。これによって人類特有の客観的現実の存在感がつくられます。私たちの身体が(赤ちゃんの場合)犬、あるいは(ニュートンの場合)地球引力になったと仮定してその身体で吠える、あるいはリンゴに作用することを考える。そうすれば何が起こるのか、今の状態がどう変化してどういう状態になるのか予測する。話し手である私は聞き手であるあなたと一緒にそれを予測したい。予測を共有したい。ワンワンがワンワンすることによって状況はワンワン状態に至る、という客観的現実の予測をしたい。あるいは、リンゴに地球引力が作用するからリンゴは落下状態になる、という客観的現実の予測をしたい。そういう場合に、私たちは(赤ちゃんの場合)「ワンワン、ワンワン」あるいは(ニュートンの場合)「リンゴに地球の引力が作用する」という言葉を発する。

「~する」という言葉はこのように使われます。

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赤ちゃん~ニュートン

2011年08月11日 | xx6「する」とは何か

Godward40 人類においてはこのように認識共有が言語機構の基盤であると同時に、言語機構がまた認識共有を支えています。人類は、世界の状態変化に関する予測をこのように共有することで緊密な協力行動の能力を獲得し、その結果、(拙稿の見解によれば)生存圏を地球全域に拡大していくことが可能となりました。

赤ちゃんが犬を見て「ワンワン、ワンワン」と叫び、ニュートンが落下するリンゴを見て「リンゴに地球の引力が作用する」と論文に書く。これらの現象はどれも、世界の状態変化に関する予測を仲間と共有するという同じ仕組みで起こる人間の言語活動です。

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予測の共有→言語

2011年08月10日 | xx6「する」とは何か

赤ちゃんにお母さんが「ワンワンよ」と言い、赤ちゃんが「ワンワン、ワンワン」と叫ぶとき(赤ちゃんとお母さんとの間の)運動共鳴が起こる。それにより状況変化の予測の共有が可能になる。この仕組みを使えるようになった人類は、仲間どうしの緊密な協力が可能になる。それは人類の増殖につながったでしょう。そうして人類の間に広まった仕組みが言語といわれるシステムです(拙稿18章「私はなぜ言葉が分かるのか」

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予測能力の進化

2011年08月09日 | xx6「する」とは何か

Godward38 自分の身体が運動することで、環境つまり身の回りの世界の状態が変わる。その変化に身体がどう反応するかを知ることで変化した後の状態を予測することができます。ある種の動物は、こういうような運動による環境・状態の変化の法則を予測する能力を進化させた、と考えられます。人類もそう進化したのでしょう。

拝読ブログ:flow-tation.

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「状態」*「運動」=「別の状態」

2011年08月08日 | xx6「する」とは何か

ある状態にある物事にある運動を加えると状態が変化する。リンゴは食べるとなくなる。「状態」*「運動」=「別の状態」。これは変化です。「状態A」*「運動X」=「状態B」という法則が見つかる。この法則を知っていれば、「状態A」のとき「運動X」を実行すれば「状態B」が出現すると予測できる。また「状態A」*「運動Y」=「状態C」という法則も見つかります。生活の上で頻度が高く出現するこういう法則をいくつか学習しておくと生存に有利な場合があるでしょう。人間はこのような法則を学習して身体に刻み込んでいく能力を進化させました。人間以外の種々の動物がこのような法則を学習する能力を持っていることの観察実験例は動物生態学の研究でよく知られています。

拝読ブログ:開始疑似状態と並行状態 - redboltzの日記

拝読ブログ:隠れマルコフモデルで手書き文字学習

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