科学は私たちの常識を否定するばかりですが、そのことを私たちは知りたくない。科学者もその矛盾を自覚していません。しかしそのことを認めれば、私たちはお互いがお互いの身体の中にあることを信じられなくなる。そうなれば、互いに話をすることさえできなくなってしまいます。あらゆる言語は崩壊する。それは困る。
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科学は私たちの常識を否定するばかりですが、そのことを私たちは知りたくない。科学者もその矛盾を自覚していません。しかしそのことを認めれば、私たちはお互いがお互いの身体の中にあることを信じられなくなる。そうなれば、互いに話をすることさえできなくなってしまいます。あらゆる言語は崩壊する。それは困る。
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脳を調べれば調べるほど、神経細胞の活動を分析すればするほど、身体を観察すれば観察するほど、否定される証拠が明らかになるばかりです(拙稿8章「心はなぜあるのか?」)。
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脳の中にそれがある
私たちは、それがそれぞれの人間の身体の内側にあるかのごとく語り合う。お互いの身体の脳の中にそれがあると思いながら互いに語り合っています。しかし、その根拠はまったくない。それを否定する証拠ばかりあります。
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そうであるならば、私の内側は私の身体の内側にある、とは言えないようです。それではそれはどこにあるのか?そもそも私の内側というものはどこかにあるということなのか?深淵な疑問です。
私たち人間はお互いに、「私の内側」という言い方をします。それぞれの人が言う「私の内側」というものはどこにあると私たちは思っているのか?
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脳科学の発展は、今世紀の末あるいは来世紀に入って、いつの日にか、言語をつくりだす脳のメカニズムを解明するでしょう。しかし、私の内側が言葉を作りだすとき、それを脳の働きと自覚することはできません。私の舌がそのように動いて言葉をしゃべっているが、それが私の脳の働きなのか、神様が操っているのか、悪魔が私の舌を運転しているのか、私には自覚できない。つまり、そういう私の脳のメカニズムとか身体の運動とかは、結局は私の内側とは関係がない、と言うしかないでしょう。
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