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哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

存在は必要だから存在する

2011年06月17日 | xx5存在は理論なのか

同じ物事が同じ物事として存在することを互いに知っていなければならない。

私が見てリンゴであるものはあなたが見てもリンゴでなければならない。私がそれに触れてそれがリンゴであるかのように私が取り扱えなければならない。同時に、あなたがそれに触れてそれがリンゴであるかのようにあなたが取り扱えなければならない。そうでなければリンゴに関しての協力は成り立たない。逆に言えば、協力が成り立つためには、あなたにとっても私にとっても、リンゴがリンゴとして存在することが必要である。あなたにとっても私にとってもそれがリンゴであることが必要であるから、それはリンゴであるとして存在する。つまり、ここにあるこのリンゴは、これがリンゴとして存在することが人間どうしの協力に必要であるから、リンゴとして存在している。

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人間の内部

2011年06月16日 | xx5存在は理論なのか

Almatadema_a_hearty_welcomehuge 拙稿の見解による世界の捉え方はこうです。

人間が仲間と協調して身体を動かすためには、互いの身体と互いの身体が接する周りの物事を、互いに共有する運動の環境として認知し、それぞれの運動を協調的にコントロールするシステムを、それぞれの身体の内部に持っていなければならない。

このリンゴをあなたと私が分け合うためには、まず私はあなたがこのリンゴを動かすときの身体の動きを予測しなければならない。私の身体がリンゴに対してこう動き、あなたの身体はリンゴに対してああ動くことが分かる。それで互いに協力してリンゴを分け合うことができる。そういう運動の予測をするシステムを私とあなたの双方がそれぞれの身体の内部に持っている必要があります。

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協力に必要だから存在する

2011年06月15日 | xx5存在は理論なのか

この世界をこのように感じ取るということを私たちが何に利用しているかを考えれば、その必要性は明らかでしょう。私たちはこの世界をこのように感じ取ることで、仲間と協力して行動し、言語を使用し、文化を共有することができます。事実、私たちはこのように家族を作り友達を作り部族を作り国家を作っています。つまり(拙稿の見解では)人類が仲間と協力して生きていくために必要だからこの世界がこのように存在している、といえます。

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現実は人類のためにある

2011年06月14日 | xx5存在は理論なのか

Almatadema_a_favourite_custom_190_2 そして私たちの身体が捉えることで存在するこの世界は、もともと、人類が生き抜けるように存在しているはずです。なぜならば世界をこう捉えることで生き抜いてきた人類の身体は、そう捉えた世界を利用して生き抜くように進化しているはずだからです。そうであるとすれば、私たちの身体がこう感じ取っているこの現実世界は、こう感じ取られることが私たちの生存のために必要であるからこう感じ取られるように存在している、といえます。

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拝読ブログ:ゲームと人間・016、雑記編・016、戦争を引き起こした原動力と、其の展開の一般的ゲーム化、について。

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物事の存在を捉えていく

2011年06月13日 | xx5存在は理論なのか

人間の身体は世界の物事をこう捉えてこう動く(たとえば、そのリンゴはおいしそうだから食べる、とか)。それは、逆に言えば、こう動くためにこう捉えている(たとえば、食べるために、おいしそうなリンゴがあると思う、とか)といえる。

幼児は自分の身体を動かすことで物事を捉えていきます(一九九八年 ウィルコックスベイラジオン幼児期における物体の個別認識・隠蔽実験に関する判断における特徴情報の利用』既出、二〇〇九年 ルネ・ベイラジョン、ディ・ウー、シルヴィア・ユアン、ジエ・リー、ユアン・ルオ『若年幼児の自動駆動物体に関する予期』)。私たちの身体が動きながら、動くことで物事の存在を捉えていくその仕組みは、人類が生活環境の中で仲間と協力して生き抜いていくために必要であったから現在の私たちの身体に備わっている機能でしょう。

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