goo blog サービス終了のお知らせ 

哲学はなぜ間違うのか

why philosophy fails?

ルビン・ヴェース

2011年05月08日 | xx5存在は理論なのか

またたとえば、子供向けの本などによく載っているダマシ絵を見てみましょう。左右対称の壺の絵があります。ルビンの壺というダマシ絵です。よく見ると左右から向き合った二人の左右対称な横顔になっています。壺とみると人の横顔は見えなくなる。横顔とみると壺は見えなくなります。

壺が存在すると横顔は存在しない。横顔が存在すると壺は存在しない。壺と横顔が同時に存在することはありません。同じ絵なのに存在する物事は違う。壺が必要なときは壺が存在する。横顔が必要なときは横顔が存在する、といえます。つまり、私たちの身体がそのときどちらに反応するか?それでどちらが存在するかが決まる。どちらに身体が反応するか?それは、そのときの私たちの身体が求めている物事がどちらかで決まります。壺を求めていれば壺になる。横顔を求めていれば横顔になる。

拝読ブログ:思想の発想学「インスピレーション編」~ひらめきの脳科学~

拝読ブログ:メモを取らないと人は忘れる

コメント (1)

新聞紙は存在する

2011年05月07日 | xx5存在は理論なのか

Klimt__allegorie_der_skulptur さてそもそも、ある時点に存在した物事はなぜ別の時点には存在しなくなるのでしょうか? この世界にある物事は(拙稿の見解によれば)それが私たちの生活のために必要である場合に、それを利用しやすいように私たちの身体を変化させることで、それが存在するようになる。拙稿のこの見解を採用すれば、物事に対する私たちの身体の反応を見ればどのような物事がどう存在しているのかが分かるはずです。

同じ物事でも、私たちはある場合はそれをこう利用するけれども、また別の場合は違うふうに利用する、ということがあります。そういう物事は、その時その時に必要な別々の物事として、それは存在することになります。

新聞紙などは、防寒用下着の代わりになる。爪を切って捨てるときに使う。折りたたんで入れ物にもなるようです。兜も折れる。また当然ですが新聞を読む場合に使えます。それぞれの場合、そういうものとして存在しています。

拝読ブログ:新聞紙でカトー折りのどんぶり(食器)が出来ました! 使えます!

拝読ブログ:GW感想

コメント

リンゴを形成する素粒子群

2011年05月06日 | xx5存在は理論なのか

リンゴが破壊されても植物細胞は残る。細胞が破壊されてもDNA分子は残る。分子が破壊されても原子は残る。原子が破壊されても素粒子は残る。素粒子が消滅してもエネルギーは保存される。しかしリンゴはもうない、というべきでしょう(二〇〇五年 クロフォード・エルダー本当の自然とよくある物体たち』既出

拝読ブログ:深夜の震度5

拝読ブログ: 2011 3月以降の記録 旅行編

コメント

亡くなるといなくなる

2011年05月05日 | xx5存在は理論なのか

Klimt_350_2 こうして、物事は存在しなくなる。物事が存在しなくなる場合はいつもこうです。逆に言えば、存在しなくなるということはこのようなことを言っている。

破壊されると存在しなくなる。死ぬと存在しなくなる。破壊、死、なくなること。たとえば死ぬことを亡くなる、という。このように言葉を言い換えることができる、といえます。

そうであるとすれば、世界がなくなるということは、世界が破壊されること、世界が世界でなくなること、と言い換えることができるはずです。実際、直感でこの感じは分かりますね。

拝読ブログ:日本と単独で戦い勝った国はない

拝読ブログ:4号機の壁大きく破壊原子力委専門委員が撮影

コメント

存在と消滅

2011年05月04日 | xx5存在は理論なのか

今私にはゴミは見えるけれどもリンゴは見えない。リンゴは粉砕され、ほかの物質と混じって分からなくなった。こうしてリンゴはなくなった。リンゴがリンゴでなくなりました。存在しなくなりました。

私が死んでしまうと私はいなくなる。私の身体が骸骨になってしまう。その骸骨もいずれ塵になってしまう。私の身体であった物質は塵や灰になってしまう。私は私ではなくなる。私がいなくなってしまう。私は存在しなくなる。災害で町は破壊されてなくなってしまった。町だった場所が一面瓦礫の山に覆われてしまった。町が町でなくなってしまった。町は存在しなくなった。数十億年後には太陽は燃え尽きて膨張し地球も巻き込まれる。地球は地球でなくなる。地上の世界は消えてしまう。

拝読ブログ:都心の土壌汚染 新宿区がなんと福島よりも高い ヤスの備忘録

拝読ブログ:テロリズムはなくなるのか・・・フランスからのメッセージ

コメント