おなじように国家あるいは民族は滅亡すれば消えるものです。こういう場合、その話をしている話し手は滅亡する国家あるいは民族の外側にいてそれを語っている。しかし世界全部が滅亡するという話をする場合、それを語る話し手は世界の中にいる。その話し手は世界が滅亡しても消えることはできない。世界が滅亡するという話をする話し手は世界に含まれている。世界が滅亡するという話が言語として成り立つためには、話し手の身体が生きて動いていなければなりません。つまり世界が滅亡するという話を語っている話し手は世界とともに滅んでいなくなると同時に生きて動いている。
これも存在の理論が含む矛盾ですね。
拝読ブログ:こどのも国inプーパパ一家!
拝読ブログ:世界滅亡の予言は大外れ