しかしながらこの思想(因果論・自然主義)は歴史的に古いといっても(拙稿の見解では)たかだか一万数千年くらいの(農耕牧畜から始まる)人類文明の歴史の中で本格化した考え方でしかないと思われます。言語の発生は(拙稿の見解では)少なくともその十数万年も前に起こっています。したがって、人類の認知する世界像は、もともと目的論・意図的行動による世界の描写(反自然主義)が土台になっていて、後から因果論あるいは場の理論による世界の描写(自然主義)が、自然の物質現象を観察する実務家(ハンター・航海者・農業手工業生産者・軍人・医者など)あるいは理論家(哲学者・宗教家・天文学者・科学者)によって普及されたのではないか、と(拙稿の見解では)推測できます。
拝読ブログ:ホットスポット第2回「セラード」への疑問
拝読ブログ:言語は毛ずくろい