ようするに、拙稿の見解では、世界も私自身も、それらがこのように存在していると私たちが思うことが私たちが生きていくために実用的だから私たちはこういう世界が現実に存在しているのだと感じとっている(拙稿23章「人類最大の謎」)。私たちはそう感じとるような身体としてできあがっている。人類がこの世界で生活を続けて子孫を増やしていくために人間の身体はこの世界と自分自身をこう感じとっている、といえます。つまり短く言えば、私たちのこの身体がこの現実の世界と現実の私を作っている、といってよいでしょう。
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