私がクラゲの刺身になってしまった後、私の仲間のクラゲが二匹ほど水槽に残っていたとしましょう。
「あれ、あいつがいないよ」
「ああ、あいつね。さっき網ですくわれたから、今頃刺身になっていると思うよ」
「あ、そうなんだ。あいつがいなくなった分、世界が広くなったけど、ちょっとさびしいね」
二匹のクラゲは、こんな会話をするかもしれません。私というクラゲが一匹いてもいなくても関係なく、この二匹にとっては当然、この水槽世界は存在し続けていますね。つまりクラゲ集団にとっては、世界は永久に存在し続けている、といえます。このことは、人類集団にとって(拙稿の見解では)、ある人がいてもいなくても、この三次元宇宙空間が存在し続けているのと同じことです。
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