私たちがする明日の予測は自分が予測するというよりも仲間のだれの目で見てもその通りになるだろうと思える明日の状況を予測して、そのときの自分の気持ちを想像することです。その予測をすると同時に、いま何をしたらよいのかが直感で分かります。逆にいえば、今日の現実は明日の予測、つまり、いま何をしたらよいかということが明日の予測だ、ということができます。そして、今自分がすることは明日の自分にとってどうなのか、現在していることと明日の自分の状況とはどういう関係なのか、私たちはいつも分かって行動しています。
時には、分かっていないと自覚しながら行動する場合もありますが、そういう場合でも、不安だけれどもこうしてみようと思ってしているわけですから明日の自分の状況は心配だという予測をしているといえます。