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メルカ移転 施設整備費を過大に積算か? 疑問だらけの市の対応

2016年02月10日 | 玉野市政
 

3回目の総務文教委員会が2月8日に開催され、副市長も出席し図書館等のメルカ移転整備費問題について協議した。

その協議資料によると、前回のプログで記載したように、設計積算額 6億3千8百万円(1月18日委員会提出時)が、

今回、2月8日に示された額は、5億8千9百50万円となり、4千8百50万円減額されている。

その減額理由は、資料によると1月18日委員会提出時で積算していた受変電設備(増設)2千700万円はゼロ円に減額。

ギャラリー可動壁 1千800万円は1千300万円減額されて、500万円に修正。

既設空調機器撤去等の工事費 1千500百万円は、8百50万円減額されて 6百50万円に修正され、

さらに、什器備品 2千4百80万円は1千4百万円減額されて、1千80万円となり、

合計で当初設計積算額より大幅に4千8百50万円も安くなったことになる。

えー、 これて、どうゆうこと ?

厚生委員である私は、当日、所要のため傍聴していなかったので議論の詳細はわからないが━。

議会に提出する際に、市負担を最小限にするため、教育委員会や政策部などで

十分精査し、設計積算額を提示するはずである。

地方自治法第2条にある「最小の経費で最大の効果をあげる」ことが求められている。

ところが、議会にその詳細資料を示さず、議会・委員会から、

さらなる検討・精査を求められたら、4千8百万円も安くできるなど、

いったい、設計事業者との間で、どういう対応をされていたのか ?

まさに、市立図書館と中央公民館の管理運営と設計業務を含めて

すべてを指定管理者とした TRC・(株)図書館流通センターと(株)三上建築事務所の

共同企業体「TRC玉野」におまかせ、丸投げの状況が、こうした不透明な事態を生み出しているのではないか。

もともと、メルカ・ハッピータウン2階へ移転整備すること自体が、最大のムダづかい。

十分に使える文化センターの大ホールを潰す、など、財政健全化に逆行するものと言わなければならない。

ともかくも、この施設整備費の不透明さ、疑問点を徹底的に明らかにし、

市民に説明責任が果たせるようにすることが、

議会の責務と思うが・・・。





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