日本共産党 前玉野市議会議員 松田たつおのブログ ニュース

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市政の主人公は市民─市民の声を大切にする市政へ

2016年09月10日 | 玉野市政
昨日9月6日(火)から始まった玉野市議会9月議会の一般質問。

昨日の9日(金)、3日目最初の質問者として一般質問に立った。

質問項目は、①市民病院の民営化問題。

②図書館・中央公民館の商業施設・メルカへの新設移転と民営化問題

③介護保険の改悪問題について、市政の問題点をただした。

市長は、「玉野地域に中核病院を残す必要がある」と繰り返し発言するが、

公立・自治体病院を残すと言わないのはなぜか、とその姿勢をただした。

結局、はじめから民間に投げ出す、公立・自治体病院つぶしの道に突き進む

市長の姿勢がより鮮明となった。

公立自治体病院だからこそ、できる災害対応や不採算医療、小児科、周産期医療、

さらに、国保とタイアップした人間ドックなど、市民の保健・福祉施策など・・・。

民営化バラ色論、民間運営万能の立場に立つなら、なぜ、

一旦決定した指定管理者が撤退したのか、

なぜ、公募による指定管理者導入は破たんしたのか。

さらに、大手自動車会社や大手家電メーカーの不正問題など、次々と問題がでるのか。

公設公営で働く職員を信頼しきれない。

だから「職員の心情に配慮」することができない、身勝手な思い込み市政となるのでは。

共に市民のためにより良い仕事をしようと、

公務員労働者に呼びかけ、共に成長し、市民のためにより良い仕事をしていく、

という立場に立ち切れない、民間優位という考えに大きな弱点があることも確かである。


また、商業施設・メルカの耐震診断を求めた質問に対して、

「耐震診断か、耐震性に問題がないとする建築士の証明を得るようにする」

という主旨の答弁があった。

この一般質問の内容は、またブログで報告掲載する予定である。


 今議会には築港にある文化会館・バウハウスの廃止条例議案が上程されている。

利用者や地域住民団体から廃止に反対し、存続を求める陳情がだされている。

このところ、市政は、住民が主役というより、

トップダウンで市長が主役の市政に変貌してきている感がある。

公共施設の再編整備は必要だが、住民との、十分な話し合いのもと、

理解と合意が得られるものでなければならない。

市民病院の民営化問題でも性急で拙速、

市民の声を十分に聞かない市政へ変貌してきたことは確かだ。

「公設公営の市民病院を維持して」この声が過半数を超していることは

以前のアンケート調査でも明らかである。

議会議員の多数派の賛成さえ得ればと、民意を無視して

暴走する市政を転換させなければならない。



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