新・遊歩道

日常の中で気づいたこと、感じたこと、心を打ったこと、旅の記録などを写真入りで書く日記です。

補聴器顛末記

2023年10月28日 | 健康・病気
夫が耳鼻咽喉科の紹介で補聴器センターの補聴器の試聴を始めたのが9月21日。それから1週間に1度ほど調整に出かけて、5回目の今日、やっと自分の補聴器をつけることになりました。

試聴の流れは、最初は左耳のみ装着。レーダーチャートを見ながら機能を絞っていき、6段階の中から効率的な価格のものを選びました。
装着2日目でかなりの不快な違和感があり脳によくないのでは・・・とかかりつけの脳神経外科に相談しましたが、問題なしと聞いてやっと前向きになれました。

2回目の調整で、キッチンの食器の音が響くという不具合を調整してもらい、3回目で音の方向性を正しくするために両耳につけることにしました。

言語聴覚士の資格を持つ担当の方が夫の言うことを全て受け入れて説明されるので、調整には毎回2時間ほどかかりました。その技術と丁寧さにも信頼をもったようです。

難聴が軽度だったこともあり比較的速く補聴器に慣れたようです。
1日10時間、ひと月試聴して納得がいってから、同型の補聴器購入の手続きをしました。

店側が押し付けもせず、焦らせず、本人の意思を尊重して、パソコンで細かく調整しながら納得いくまで対応してくれ、その姿勢も購入を決めるきっかけになりました。

耳かけチューブタイプの目立たない補聴器です。
性能が維持できるのは5年間ですが、手入れにより少しは引き伸ばせるそうです。

これで終わりではありません。今は70%のデシベルを少しずつ上げて80%にしていきます。
これはチャンネルを設定してもらったので自分で上げていけるようです。

補聴器は努力と根気が必要です。補聴器を購入した知人5人のうち、3人が途中で放棄し継続は2人でした。
店舗にいるとき、今のが古くなったからと新しい補聴器を求めて数人が来店していました。再購入の言葉を聞くと、夫の決断が間違ってはいなかったと安心します。

今後の補聴器調整もお掃除も全て無料となっています。
小さなボタン電池が必要で、その購入と補聴器の掃除を兼ねて出向くので、お店とはずっとつながっていきます。










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