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個人化社会

存在の力への戦い

 存在の力への戦いは、もしかすると、アパルトヘイトに対する戦い以上のものになる。だから、マンデラに学ぶことも多い。存在の力の抵抗へのシンボルがない。アパルトヘイトでは黒人であることがシンボルであった。どこで存在の力の人間であるかを分けるか。

 マンデラのM計画はすべての意図を束ねた。私は誰からも承認されないことで、存在を示す。分かるはずはないんだから。

個人化社会

 個人化社会では「逃げちゃダメ」。エヴァにおいても、自己決定を責められる。自己を追求した作品である。放り込まれた現実の世界で、周りから自己決定を迫られ、時にめざし、時には戦いながら、目の前の現実と折り合いをつけていく。

 現代の社会でいくには、色々な制度に頼らなければならない。全うできない。制度に頼るということは、制度に従属することである。個人化社会においては、自分自身が一人ひとりの人間の行動の拠点になる。個人という存在が決定的な重要なポイントとして、社会の中で高められる。
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