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社会の位相化でとりあえず、考えたこと(2)

アナロジーの使い方

 今回の組織とか超国家との関係も、ロジックの中にアナロジーを持っています。それは個人の中でも、大きな国の中でも一緒です。アナロジーがどこまで、貫徹できるのか。

 その時に、アナロジーに全てを折り込むことはできない。差別化する部分を見つけて、特異点として、抽出して、それ自体で別空間を作って、組み合わせるだけの力が必要です。だから、思考は全て、狼火する。考えるフィールドは全て、未唯空間および未唯宇宙です。

 アナロジーが使えるのは、空間として見ているからです。座標として見ていない。

ゆっくりした革命

 やり方はゆっくりした革命、いつの間の変わってきた革命。それぞれの部分はう和えからの指示ではなく、自律的に動いていく。上から見て、少しだけ、方向を認識させるカタチです。

 その時には、効果を優先します。なにしろ、従来の成功体験を変えないといけない。そのために、グループの単位を小さくしたのです。そこでの新しい成功体験をそれぞれの大きさで適用させます。

 だから、道具としては、プレゼンの資料と典型的なモノ。この二つを持ってきて、それをどういう関係にするのかを決めていきます。道具として難しいのは、キーワードのチェーンです。最小単位でどこまで持ってくるのか。これはヘッドロジックそのものです。

 個人と同様に、最小単位というのは、ありえないです。個人も分解していきます。同じように最小単位も分解していきます。

プロセスの見える化

 作られたものは、ある人には、見たこともないようなモノになります。フランス革命を同じようなカタチになったのでしょう。動いている自分たちが分からないうちに、革命が出てきます。

 明治維新というのは、単なる中央集権です。その時点で、答えが見えていた、あとは勢力争いです。

 アメリカ合衆国ができるときに、それこそ、自分たちが戦うことを知らなかった連中が、最強のイギリス軍と戦って、勝って、変わった世界。

 そこまで、出てきた、最後のカタチを見せるのではなく、プロセスを見せるようにしていくことで、自分たちの意味を知らせて、知恵を出せるようにしていく。

存在の力と多数決

 意味を知るために、重要なのは、何のために生まれてきたのかの存在の力です。なぜ、多数決になるのか。それは集合ありきで考えるからです。目的ありきで考えたら、多数決はありえない。

 県とか、職場とか、同じところに居るから、一緒だと思うから間違うのです。物理的な場所とバーチャルな場所を分かることができるようにできます。

 ベースを個人(点)から始めて、近傍を作って、それをつなげていく。それによって、どこまでカバーリングできるのか。それを一つの空間とみなす。この考え方を社会の中で、どのように現実のものにしていくのか。デバイスもネットワークもコンセプトも揃っています。

 個人を分化すれば、いくつにも分かれます。組織に縛られます。分化したところから、拡大すればいいのです。個人が中心の、人格中心の世界になっていきます。
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