今朝のテレビのニュースで安倍氏の所信表明演説が流れていた。私の印象は、「強い日本」を言うことの時代錯誤、他の批判に耳を傾けない慢心、言葉だけの空疎さ、そんなところ。
これが日本のトップかとの呆れとか悔しさで、さらに気になって、ネットで報道の冒頭部を並べてみた。タイトルだけでも想像できる・・
産経のみヨイショが露骨。他は・・・幾つかを記録しておく。
なお、今朝の気温は9度。昨夕から裏山にサルの群れが出没、庭や畑に来ようとしているので、明るくなる前から「見張り」するしかない。だからウォーキングは中止。昨日10月24日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数3.592 訪問者数1,348」。
●安倍首相、所信表明演説で「強い日本」を強調/産経 2018.10.24 19:07
●首相、外国人材「即戦力を受け入れ」 所信表明 /日経 2018/10/24 14:07
●防災・減災、国土強じん化対策「年内に取りまとめ」=安倍首相/ロイター 2018年10月24日 14:17
●首相所信表明演説「美辞麗句」「気合だけ」=野党批判-自公、維新は評価/時事 2018/10/24-18:47
●「慢心だらけじゃないか」=野党、首相演説にやじ次々/時事 10月24日18時55分
●野党が批判 美辞麗句だけ/不都合な話せず/毎日 2018年10月24日 23時59分
●首相、外国人受け入れ拡大に意欲 野党は「拙速」と批判/朝日 2018年10月24日22時45分
●にじむ守勢 来年選挙控え/看板政策乏しく/毎日 2018年10月25日
●首相所信表明 空疎な言葉もういらぬ/北海道 10/25 05:00
●少子高齢化を克服する具体策が聞きたい 社説/ 日経 2018/10/25付
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●安倍首相、所信表明演説で「強い日本」を強調
産経 2018.10.24 19:07
安倍晋三首相は24日の所信表明演説で、「強い日本」をキーワードに災害対応と少子高齢化、厳しさを増す安全保障環境という荒波を乗り越えて未来への海図を描き、平和で豊かな日本を次世代に引き継ぐ決意を表明した。首相にとって臨時国会は、9月の自民党総裁選で連続3選し「最後の3年間」に向けたスタートラインともなる。
「強い日本。それを創るのは、他の誰でもない。私たち自身だ」
首相が演説冒頭、口にしたのは強い危機感だった。・・・(略)・・・
●首相、外国人材「即戦力を受け入れ」 所信表明
日経 2018/10/24 14:07
第197臨時国会が24日召集され、安倍晋三首相は午後の衆参両院本会議で所信表明演説に臨んだ。深刻な人材不足に対応するため、就労を目的とした新しい在留資格を創設し「即戦力となる外国人材を受け入れる」と強調した。憲法改正では衆参両院の憲法審査会で具体的な案を示した上で、与野党の幅広い合意を得ることに期待を示した。・・・(略)・・・
●防災・減災、国土強じん化対策「年内に取りまとめ」=安倍首相
ロイター 2018年10月24日 14:17
[東京 24日 ロイター] - 安倍晋三首相は24日、臨時国会の冒頭で所信表明演説し、記録的な豪雨など自然災害が相次いだことを踏まえ、防災・減災、国土強じん化対策を年内に取りまとめると語った。2019年10月の消費税率引き上げに向けて「あらゆる施策を総動員する」ことも重ねて表明した。
●首相所信表明演説「美辞麗句」「気合だけ」=野党批判-自公、維新は評価
時事 2018/10/24-18:47
安倍晋三首相の所信表明演説に対し、主要野党は24日、「美辞麗句だけ並べて中身が伴っていない」(枝野幸男立憲民主党代表)などと厳しく批判した。与党などからは評価する声が上がった。
枝野氏は国会内で記者団に「政治の役割は影になっている部分に光を当てて全体を明るくすることだ。光の部分だけ強調するのは政治の責任放棄だ」と演説内容を批判。「『青年の主張』なら立派だ」と皮肉った。
国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で「心に残るところがなかった。『気合だけ』という感じ」と酷評。衆院会派「無所属の会」の岡田克也代表は会見で、財政健全化への言及がなかったことを「残念だ」と述べた。
共産党の志位和夫委員長は会見で「空疎な中に危険な毒がちりばめられた演説だ」と指摘。消費税増税や日米貿易交渉に関する詳しい説明を意図的に避けたと非難した。
一方、日本維新の会の馬場伸幸幹事長は会見で、首相が教育無償化に意欲を示した点を評価。「われわれが結党以来取り組んできた。上手に安倍政権に抱きつかれた」とも述べた。
自民党の岸田文雄政調会長は会見で「首相の気力や決意を感じる演説だった」と語り、公明党の山口那津男代表は憲法改正に触れた部分について「抑制的に言及していた」との見方を記者団に示した。
●「慢心だらけじゃないか」=野党、首相演説にやじ次々
時事 10月24日18時55分
安倍晋三首相が24日の衆参両院本会議で所信表明演説を行った際、野党席から激しいやじが飛んだ。衆院での演説最終盤、首相が今後の政権運営について「長さゆえの慢心はないか、国民の懸念にしっかり向き合う」と語ると、野党議員は「慢心だらけじゃないか」と批判を浴びせた。
首相が衆院で外国人労働者の受け入れ拡大に意欲を示した場面では「移民政策じゃないか」と突っ込む声が続出。憲法改正に意欲を示したくだりでも「何言ってんだ」と非難の声が上がった。首相が参院で再び「長さゆえの慢心」に触れると、「あと3日でいい」「モリカケ(疑惑)があるぞ」「何の反省もない」などのやじで議場は騒然となった。
●野党が批判 美辞麗句だけ/不都合な話せず
毎日 2018年10月24日 23時59分
安倍晋三首相の24日の所信表明演説には、先の通常国会で批判を浴びた公文書改ざん問題や、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設に関する言及がなく、野党は批判を強めている。首相訪中後の29日から始まる論戦で、政府の姿勢を厳しく追及する構えだ。【小田中大、遠藤修平】
立憲民主党の枝野幸男代表は「美辞麗句だけ並べてまったく中身が伴っていない。いま国民から問われていることについて何も話していない」と切り捨てた。首相が「継続こそが力」と長期の政権運営に意欲を示したことには「長い短いはあまり意味のある議論とは思わない」と述べた。
首相は、外国人労働者の受け入れを拡大する入管法改正に取り組むと表明した。ただ、入管法改正案は自民党内にも慎重意見があり、党内手続きは終わっていない。国民民主党の玉木雄一郎代表は記者会見で「業種も入ってくる規模も分からない。まずそこを政府に示してもらう」と述べ、国会審議を通じて制度の問題点を明らかにする考えを示した。
首相が「長さゆえの慢心はないかという国民の懸念にしっかりと向き合う」と約束したことについて、共産党の志位和夫委員長は、学校法人「森友学園」「加計学園」問題に触れていないと指摘。「自分にとって都合の悪いことは一切説明しない。消費税の問題も一言入っているだけだ」と批判した。
衆院会派「無所属の会」の岡田克也代表は「これから3年間、国民をリードしていく意気込みはおよそ感じられない薄味の演説だった」と酷評した。
対照的に、自民党の二階俊博幹事長は「新たな3年間のスタートにふさわしい演説だった。スピードアップは国会審議でも極めて重要な意味を持っている」と述べ、2018年度補正予算案などの早期成立を目指す考えを強調した。
公明党の山口那津男代表は「(首相は)政権を奪還した初心を保ち、緊張感を持った政権運営を心がける姿勢を示した。私も同感だ」と述べ、政権に緩みが生じないよう注文をつけた。
●首相、外国人受け入れ拡大に意欲 野党は「拙速」と批判
朝日 2018年10月24日22時45分 岡村夏樹
第4次安倍改造内閣が発足して初の国会論戦となる第197回臨時国会が24日召集された。安倍晋三首相は所信表明演説で、外国人労働者の受け入れを拡大する在留資格の創設や自民党改憲案の憲法審査会への提示に意欲を示した。
野党は閣僚の資質を追及するなど対決姿勢を強めている。・・・(略)・・・
●にじむ守勢 来年選挙控え/看板政策乏しく
毎日 2018年10月25日
安倍晋三首相は24日の衆参両院本会議で、9月の自民党総裁選で3選されてから初めての所信表明演説に臨んだ。
重要政策の実現をアピールする一方、6年近い長期政権に対する国民の懸念に向き合うと表明するなど「守り」の姿勢も目立つ再始動となった。
首相は憲法改正への強い意欲も表明。来年の参院選を控え、与野党の対立が激化するのは必至だ。
●首相所信表明 空疎な言葉もういらぬ
北海道 10/25 05:00
安倍晋三首相は、きのう召集された臨時国会で所信表明演説を行い、政権運営への決意を語った。
今回も目立ったのは「新しい日本の国創り」という抽象的なスローガンや、「ピンチをチャンスに変える」の繰り返しに象徴される根拠に乏しい楽観論だ。
空疎な言葉は実態を覆い隠す。現実を見据えて課題に取り組む誠実な姿勢こそが求められる。・・・(略)・・・
●少子高齢化を克服する具体策が聞きたい
社説 日経 2018/10/25付
自民党総裁選で勝利した安倍晋三首相は、あと3年の任期でいったい何を成し遂げるのか――。24日に召集された臨時国会の最大の焦点はそこにある。
首相は衆参両院本会議の所信表明演説で「激動する世界を、そのど真ん中でリードする日本を創り上げる。次の3年間、私はその先頭に立つ決意だ」と強調した。重点政策に掲げたのは、国土強靱(きょうじん)化、地方創生、外交・安全保障の3つの柱だ。
・・・(略)・・・2日に発足した第4次安倍改造内閣では、新閣僚らの「政治とカネ」をめぐる疑惑が相次いで報じられた。野党は森友、加計両学園問題も引き続き追及していく構えだ。政府・与党は政治不信を招かないように、事実関係を国会で丁寧に説明していく責任がある。
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