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てらまち・ねっと



 昨日のブログでは、「ブラジルのトランプ」と言われた極右候補が大統領に選ばれた背景などを見た。そこでドイツのメルケル首相が辞任の意思を示したことに触れた。だから、今日はドイツの経過を見る。

 首脳会議などでトランプの我がままに毅然と対応したのはドイツのメルケル首相。それがあったから、ヨーロッパの他国やカナダもの首脳もトランプに厳しく臨めた。安倍氏のみは知らんふりを装った。(◆G7首脳会議 /下記でブログへのリンクや写真を再掲しておく)

 なお、今朝の気温は10度。ウォーキングは快適だった。昨日10月30日の私のブログへのネットのアクセス情報は「閲覧数4.738 訪問者数1,395」。

●メルケル時代幕引きへ、首相は党首再選目指さず-州議会選で引責/ブルームバーグ 2018年10月29日 19:17
●独メルケル首相、CDU党首再選目指さず 首相も現任期限り/ロイター 30日 08時33分

●「自由世界のリーダー」 メルケル独首相、与党党首を退任へ/CNN 30 10:11
●【社説】メルケル氏の退任表明、大連立の失敗 国民は連立政権に不満を抱くが出口は見つからず/ウォール・ストリート・ジャーナル  30日 14:45
●党首辞任の狙い、教授に聞く/朝日 30日05時02分

●顕在化する「ドイツリスク」 メルケル首相のCDU党首辞任でヨーロッパに激震/ニューズウィーク 30日 10時30分 木村正人
●メルケル氏後継レース加速=複数が名乗り、行方混沌-ドイツ/AFPBB 30日 22:24

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 2018年6月11日エントリー

 ⇒ ◆G7首脳会議 トランプ大統領の強硬姿勢で対立浮き彫り/難産した首脳宣言/トランプ「シンゾーの言うことに従うから、まとめてくれ」/その後、「不承認を指示した」とツイート まさかの「ちゃぶ台返し」

●メルケル時代幕引きへ、首相は党首再選目指さず-州議会選で引責
     ブルームバーグ 2018年10月29日 19:17
メルケル首相は20年近くドイツを率いてきた与党キリスト教民主同盟(CDU)の党首を退く。連立与党への支持低下の責任を取る形となる。首相としては2021年までの任期を全うする意向だ。

  首相は29日にベルリンで記者会見し、「政権が与えているイメージは受け入れられるものではない」と語った。CDUは28日のヘッセン州議会選挙で大きく議席を減らした。「連邦政府が再びうまく機能できるよう、私の役割を果たすために決断した」と説明した。

  昨年の連邦議会選挙結果を受けて、13年近くドイツを率いてきたメルケル首相の指導力に陰りが生じた。6カ月をかけて連立政権をまとめ上げたが、政権内の対立が後を絶たず、バイエルン州とヘッセン州で議席を大きく減らした。

  メルケル氏(64)が下した衝撃の決断は、独首脳として欧州や世界に影響を与えてきた時代の終わりが始まったことを意味する。2021年まで任期を全うできるかは、次期党首に左右される。

  12月の党首選で側近で現幹事長のクランプカレンバウアー氏が次期党首に選ばれれば、メルケル氏の首相続投は容易だが、かねての政敵フリードリヒ・メルツ氏であれば難しくなるかもしれない。いずれにせよ政権への支持低下は無視できないほど厳しいものだとメルケル氏は判断。ヘッセン州の選挙後に「何もなかったように平常に戻ることはできない」と述べた。

  党首選に集中するCDUが今のところ、メルケル氏の決断を支持するのはほぼ確実な見通しで、連立相手の社会民主党(SPD)にも総選挙に打って出るメリットはほとんどない。SPDのナーレス党首は連立政権が協力することには共通の利益があると述べ、メルケル氏の「並外れた業績」を称賛した。

  メルケル氏を巡っては、首相退任後に欧州連合(EU)の役職に転じる可能性があるとの臆測が流れていた。だが同氏は、退任後に別の政治的な役割を模索する計画はないと言明し、実質的に公職から退く考えであることを明らかにした。

  メルケル氏は「私はかつて、生まれながらの首相ではないと述べた。それを忘れてはいない」と語った。

●独メルケル首相、CDU党首再選目指さず 首相も現任期限り
     ロイター 2018年10月30日 08時33分
10月29日、ドイツのキリスト教民主同盟(CDU)のある関係者によると、メルケル首相は党幹部に12月の党大会で党首としての再選を目指さない意向を示した。23日撮影(2018年 ロイター/Ralph Orlowski)

ドイツのメルケル首相(64)は29日、12月に開催されるキリスト教民主同盟(CDU)の党大会で党首としての再選を目指さず、首相も4期目の現任期限りとする意向を示した。メルケル首相は2000年からCDU党首を、2005年から首相を務めている。

首相の決断の背景には、今月14日のバイエルン州、28日のヘッセン州の州議会選挙で与党が議席を大きく減らしたことがある。

メルケル首相は会見で、ヘッセン州議会選挙でのCDUの結果は失望させられるものだったと総括。バイエルン州、ヘッセン州両州の選挙は連立政権にとって転換点となったと述べ、昨年の連邦選挙以降に起こったことに対し責任をとると表明した。

メルケル首相は「まず12月にハンブルクで開催されるCDU党大会で党首に立候補するつもりはない」とし、「2番目に、首相としても今の4年の任期が最後である。2021年の連邦選挙で首相候補としても連邦議会の議員にも立候補しない」と述べた。

2005年の首相就任以来、メルケル氏はユーロ圏危機や難民・移民問題など、欧州のさまざまな難局への対応で主導的な役割を果たしてきた。

ただ、コンサルティング会社テネオのカルステン・ニッケル氏は、メルケル氏は2015年の難民受け入れ決定で判断を誤って以来、政治力を徐々に失ってきたと指摘。今回のメルケル氏の発表について「指導者不在の現状が続くだけ」と語った。

国内では、メルケル氏に対し、大連立を組むドイツ社会民主党(SPD)から政策の成果を求める圧力が強まっている。

メルケル氏の影響力は、CDU党首を退くことで一段と低下する。メルケル氏は以前、党首と首相は同一人物が務めるべきとの考えを示している。

メルケル氏の党首退任後、CDUの新党首は2021年の国政選挙を前に党の立て直しを図ることになる。

CDU関係筋によると、アンネグレート・クランプカレンバウアー幹事長、連邦議会の党代表を務めたフリードリヒ・メルツ氏、スパーン保健相が次期党首に名乗りを上げている。

ドイツ最大のノルトライン・ウェストファーレン州で州首相を務めるCDUのアルミン・ラシェット氏も有力候補で、次期党首を務める可能性を排除していない。

●「自由世界のリーダー」 メルケル独首相、与党党首を退任へ
       CNN 2018.10.30 10:11
米国がドナルド・トランプ大統領の時代にあって内向き指向を強める中で、ドイツのアンゲラ・メルケル首相は自由世界のリーダーとみなされてきた。

欧州最大の経済大国ドイツを13年にわたって率いてきたメルケル首相が29日、中道右派の与党キリスト教民主同盟(CDU)党首を退く意向を表明した。

メルケル首相は「次の連邦党大会では党首選に出馬しない。首相には立候補せず、その他の公職にも出馬しない」と言明した。

首相としての任期はあと3年残っている。しかしCDUでも連立を組む社会民主党(SPD)でも右派と左派が対立を強める中、CDUの後継争いと相まって、ただでさえ不安定だった連立政権の動揺が一層深まるのは必至だ。

元科学者のメルケル首相は、旧ソ連の影響下にあった東ドイツ出身で、ベルリンの壁が崩壊した後、35歳で政界入り。1990年に議員に選出され、2002年にCDU党首となって、05年には女性として初めて首相に就任した。

当初は決断力や発言力に欠けると批判する声もあったが、ドイツの経済成長に伴ってメルケル首相の人気も上昇。トランプ氏が「(ドイツは)ロシアに完全コントロールされている」と言い放った際は、共産党政権下で育った経験をバネに、そうした発言をはねつけた。

2015年にはシリアなどからの難民100万人以上の受け入れを表明し、批判に対しては「対応できる」と応じていた。
メルケル首相の辞任表明は、欧州のもう一人の女性指導者である英国のメイ首相や、人気がかげりつつあるフランスのマクロン大統領にとっても打撃を与えそうだ。

オーストリアやブラジルなど世界各国で極右が台頭する中で、ドイツで再び自由社会のリーダーが首相に就任するかどうかに注目が集まっている。

●【社説】メルケル氏の退任表明、大連立の失敗 国民は連立政権に不満を抱くが出口は見つからず
        ウォール・ストリート・ジャーナル 2018 年 10 月 30 日 14:45
・・・(略)・・・問題は独連立政権が選挙で新たな大敗を喫したにもかかわらず、新たな首相候補が誰1人として浮上してきていないことだ。

style="background:#ffffcc">有権者が現状の連立以上のものを望んでいることを主流派政党が認識しない限り、非主流派政党は支持を伸ばすだろう。

●党首辞任の狙い、教授に聞く
        朝日 2018年10月30日05時02分

●顕在化する「ドイツリスク」 メルケル首相のCDU党首辞任でヨーロッパに激震
     ニューズウィーク 2018年10月30日(火)10時30分 木村正人 欧州インサイドReport
大量難民受け入れが命取りに ・・・(略)・・・100万人を超える難民を受け入れた。皮肉にもそれが「人間メルケル」の命取りになった。・・・(略)・・・

「ドイツ第一政策」が台頭か
・・・(略)・・・しかし、ドイツの政治が安定を取り戻したとしてもEUの根幹をなす仏独関係が揺らぎ、欧州の不安定化は避けられなくなる。

一国に留まるには強力過ぎ、欧州を支配するほどには大きくないため、第一次大戦と第二次大戦で興亡を繰り返してきた「ドイツリスク」がいよいよ頭をもたげてきた。

●メルケル氏後継レース加速=複数が名乗り、行方混沌-ドイツ
        AFPBB 2018年10月30日 22:24
 発信地:ドイツ 【10月30日 時事通信社】ドイツのメルケル首相(64)が29日に与党・キリスト教民主同盟(CDU)党首辞任と、今期限りでの政界引退を表明し、後継レースが加速している。12月の党首選には複数の議員らが名乗りを上げたが、メルケル氏の在任期間が長かっただけに、明確な最有力候補はおらず、行方は混沌(こんとん)としている。

 辞意表明当日に手を挙げた一人は、アンネグレット・クランプカレンバウアー党幹事長(56)。人口100万人の小州ザールラント州首相から、メルケル氏直々に今年2月に幹事長に大抜てきされた。女性幹事長という経歴の重なりや、理性的な言動から「ミニ・メルケル」とも呼ばれ、就任当初から後継候補として取り沙汰されてきた。ただし全国的な知名度は低く、党員への浸透を図っている段階だ。

 同様に29日に出馬を決めたイェンス・シュパーン保健相(38)は、幹事長と対照的にメルケル氏への批判勢力として、若手の中で頭角を現した。移民への強硬姿勢で知られ、イスラム教徒を念頭にした「すべての異文化が(国を)豊かにするわけではない」などの発言が物議を醸すことも多い。

 また、元連邦議会(下院)院内総務で弁護士のフリードリヒ・メルツ氏(62)も30日、「党の刷新が必要」と出馬を表明。メルケル氏が党首と院内総務の兼務を望んだため、02年に同ポストを降りた因縁がある。09年に政界を引退したが、党内保守派や財界の求めに応じて復帰を決めた形で、有力候補の一人とみられている。

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