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てらまち・ねっと



 「トリクルダウン」という言葉を聞く。昨夕もニュースで特集していた。いまのタイミングでは、当然ながら、安倍政権の政策の問題として指摘されている。そこで、少しインターネットを見てみた。

 「トリクルダウン」の基本は、
 ★《「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる(トリクルダウン)する」とする経済理論または経済思想。しかし・・裏付ける有力な研究は存在しない。トリクルダウン理論は、新自由主義の代表的な主張の一つであり、この学説を忠実に実行したアメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガンの経済政策、いわゆるレーガノミクス(Reaganomics)について、その批判者と支持者がともに用いた言葉でもある》(ウィキペディア)

 次に、安倍政治と「トリクルダウン」との関係。
 ★《シャンパンタワーは最近、結婚式の演出に使われることもあるようですが、上のグラスからシャンパンが下へと伝わっていく動き、これがまさにアベノミクスの考え方なんです。「富裕層が豊かになれば富が滴り落ち、全体が豊かになる」というもので、「トリクルダウンの理論」》(TBS News)

 ★《安倍晋三首相が信じる「トリクルダウン」―富める者がさらに富めば、貧しい者にもいずれ富がしたたり落ちる、との理論の破綻は明白である。》(愛媛新聞)

 ★《安倍晋三首相は衆院解散を表明した18日の記者会見で・・・「企業の収益が増え、雇用が拡大し、賃金が上昇し、消費が拡大していく。経済の好循環が生まれようとしている」と力説。言いたかったのは、富める者が富めば、貧しい者にも自然に富がしたたり落ちるとする経済の「トリクルダウン理論」である。》(沖縄タイムス)

 ということで、安倍路線はかつてのアメリカのレーガン路線、ということか。
 状況を理解しやすそう。

 なお、これらと視点の違う表現も、妙に分かりやすかった。
 ★《「トリクルダウン」。たしか経済用語のはずだが、すらすら説明はできないな。野村証券のサイトに、こうあった。<・・経済成長にはさほど有効ではなく、むしろ社会格差の拡大を招くだけという批判的見方もある。> そうだった。アベノミクス批判の文脈でトリクルダウン理論は幻想だとする言説が、朝に日経新聞、晩に「ワールドビジネスサテライト」をチェックするのは普通でしょ、というような層の間では話題になったのだった。》(ガジェット通信)

 日経等を見るのは、ネット上でたまに関連記事があった時だけの私も、なっとく。
 上から注いだ分が下まで届くのに時間がかかる・・・、その間に上から注がれる分が途絶えたり、途中でストップしたら・・・、上のグラスがガバガバ飲み続けたら下にあふれる分はないし・・・

 もちろん、「トリクルダウン」を使わなくても、問題の認識はできるわけだけど。

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●大企業に滴る円安の「恩恵」、“トリクルダウン”起こるか?
          TBS News(08日17:58)
 シャンパンタワーは最近、結婚式の演出に使われることもあるようですが、上のグラスからシャンパンが下へと伝わっていく動き、これがまさにアベノミクスの考え方なんです。「富裕層が豊かになれば富が滴り落ち、全体が豊かになる」というもので、「トリクルダウンの理論」ともいわれています。
    
 この「トリクルダウン」が日本経済に起こるのか?今回の選挙でも大きな争点となっています。動画でご覧下さい。(08日17:58)

●トリクルダウン理論
         トリクルダウン理論 ウィキペディア

トリクルダウン理論(トリクルダウンりろん、trickle-down effect)とは、「富める者が富めば、貧しい者にも自然に富が滴り落ちる(トリクルダウン)する」とする経済理論または経済思想である[1]。サプライサイド経済学における中心的な思想となっている。しかし、実証性の観点からは、富裕層をさらに富ませれば貧困層の経済状況が改善することを裏付ける有力な研究は存在しないとされている。

 トリクルダウン理論は、新自由主義の代表的な主張の一つであり、この学説を忠実に実行したアメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガンの経済政策、いわゆるレーガノミクス(Reaganomics)について、その批判者と支持者がともに用いた言葉でもある。
・・・

●【衆院選2014】経済の行方 数字より「成長の価値観」問う
        愛媛 2014年12月06日
 安倍政権の経済政策の是非が、衆院選の「最大の争点」という。しかし、真に与野党に問い、選択すべきは、他の政策にも通底する「目指すべき社会像」「経済や成長への価値観」なのかもしれない。

 政権発足から2年。大規模な金融緩和と財政出動で、急激に円安、株高が進み、輸出産業を中心に大企業の収益は改善した。一方で、燃料や原料の価格は高騰し、消費税増税と物価上昇で生活のコストはかさむばかり。企業が収益を上げても、4割を占める非正規労働者には反映されにくく、実質賃金は16カ月連続で下落している。景気回復の実感は、あまりに乏しい。

 結局、恩恵は富裕層や大企業に偏り、地方や中小企業、個人には届かない。安倍晋三首相が信じる「トリクルダウン」―富める者がさらに富めば、貧しい者にもいずれ富がしたたり落ちる、との理論の破綻は明白である。

 「第3の矢」である成長戦略の不発も、具体性や新味の乏しさだけが問題ではない。そもそも個人を安価な労働力として都合よく使い捨て、大企業と市場のためだけの「成長」を追求する旧態依然の政治姿勢や価値観そのものが、時代の要請に合致していないことに気づかねばなるまい。
 生活保護は過去最多の161万世帯に達し、低年金・無年金の高齢者も増えている。子どもの6人に1人が貧困に苦しみ、貯蓄ゼロの世帯も3割超。半面、金融資産1億円以上の富裕層は、昨年初めて100万世帯を突破した。

 こうした極端な富の偏在や格差を拡大させ、強者が勝ちさえすればいい社会を目指すのであれば政治は要らない。今急ぎ求められるのは「所得の再分配」による格差の縮小と、政策の副作用が直撃する弱者への救済策であろう。

 首相は「雇用が増えた。株は上がった。倒産は減った」と、数字を並べ「実績」を強調。自民、公明両党も共通公約で、現状政策の強力な推進をうたう。急きょ、地方や中小企業向け対策も盛り込んだが、成長や競争一辺倒の姿勢は変わらない。次世代の党と新党改革も支持する。

 他の野党は反対を表明。民主党は「人への投資」を打ち出し、子育て支援などによる家計収入増や、燃料高対策の補助金交付を企図する。維新はさらなる規制緩和やガソリン税の減税、生活は地域の雇用拡大や貧困家庭の子の重点支援を掲げる。共産は、消費税の10%への増税や社会保障の連続削減の中止、社民は家計や中小企業支援策の強化と労働法制改悪阻止を訴える。

 マクロの数字より重要なのは暮らしの質。個々の幸福や安心に結びつかない成長では社会は善くならない。何のための、誰のための経済成長かを、あらためて考えたい。

●社説[非正規雇用]暮らしの未来描けるか
        沖縄タイムス 2014年11月29日
 「大学生の多くが公務員になりたいという。でも彼らが目にしている役所の窓口の職員の多くは非正規なんです」

 今夏、那覇市で開かれた非正規労働を考えるシンポジウムで、那覇市役所に勤める非常勤職員の女性が報告した。

 市の臨時・非常勤職員は全体の4割に上っているという。雇用期間の制限から将来設計が描けない、低賃金で生活の維持が困難であることなどの問題が示された。

 別の元非常勤職員は、「3月が近づくと胃が痛んだ」と話し、契約更新のたびに不安に見舞われる不安定雇用のつらさに触れた。

 安倍晋三首相は衆院解散を表明した18日の記者会見で「政権発足以来、雇用は100万人以上増えた」と経済政策アベノミクスの成果を強調した。

 続けて「企業の収益が増え、雇用が拡大し、賃金が上昇し、消費が拡大していく。経済の好循環が生まれようとしている」と力説。言いたかったのは、富める者が富めば、貧しい者にも自然に富がしたたり落ちるとする経済の「トリクルダウン理論」である。
 

 現実はどうだろう。第2次安倍内閣発足前の2012年7~9月期と直近の14年7~9月期の労働力調査を比較する。増えているのは非正社員の方で123万人増、正社員は22万人の減である。

 アベノミクスによる景気回復の恩恵が家計にしたたり落ちているとの実感は、中小企業が多い地方へ行けば行くほど、非正規など不安定な雇用にあればあるほど薄い。

    ■    ■
 「児童手当の増額があっても、親世代の雇用の悪化や負担の増大がそれを打ち消している」

 ひとり親世帯の貧困率が54・6%に上り、子どもの貧困率が16・3%と過去最悪を更新したことが判明した直後、シングルマザーの全国団体が声明を発表した。

 ひとり親家庭の8割以上が働いているにもかかわらず、貧困化に歯止めがかからないのだ。

 13年度県ひとり親世帯等実態調査からも厳しい現実が見えてくる。

 働くシングルマザーの半数が非正規雇用で、平均年収は155万円と低い。経済的な不安を口にする人は多く、「子どもを塾に通わせたいが、通わせていない」と4割が回答するなど切実さが伝わった。

 トリクルダウンどころか、貧困の連鎖につながりかねない極めて深刻な事態である。

    ■    ■
 衆院選公示が来月2日に迫る中、主要政党の公約が出そろった。与野党ともに、安倍政権が看板政策とするアベノミクスを重要な争点に設定している。

 自民党は経済の好循環が動き始めているとし「この道しかない」と政策推進を主張。「中間層を厚く、豊かに」(民主党)など、野党は格差が拡大したと批判を強めている。

 もとより経済政策に求められるのは、庶民の生活をよくしていくという視点である。

 暮らしの足元からアベノミクスを問いたい。
●円安バンザイは終わった? 好循環おきない理由
      dot.ドット 朝日新聞出版 2014/10/22
 円安が日本経済を救う時代は終わった。今や喜ぶのはグローバル企業だけ。庶民や地方の暮らしを直撃する円安が、安倍政権の前に立ちはだかる。

 第2次安倍政権が発足した2012年12月26日、為替相場は1ドル=85円前後だった。約1年9カ月がたち、10月1日には一時110円まで円安が進んだ。

 海外で100万ドルの利益を稼ぐ企業を考えてみよう。政権発足時に円換算で8500万円ほどだった利益が、1億1千万円に膨らんだことになる。努力なしに約3割の増益だ。トヨタ自動車は1ドルが1円安くなれば、年間の営業利益が400億円膨らむという。

 企業が儲かれば、株価が上がる。第2次安倍政権が発足した日、日経平均株価の終値は1万0230円36銭だった。今や1万5000円台で、約5割の上昇だ。株価はアベノミクスの成功を示す象徴になった。

「企業に利益が出るようにならなければ、国民経済は回復しません」

 安倍首相は国会で繰り返し、そう答弁している。円安になれば、次のような「景気の好循環」が期待されていた。

<円安→輸出が拡大→設備投資→増産→下請けへの発注が増加→雇用が増える→所得が増える→消費が活発になる→好景気>

 輸出企業が儲かると、上流から下流へと利益が浸み出る。「トリクルダウン」と呼ばれる波及効果だ。国内の景気が悪くても、円安になれば海外に活路が開ける。設備投資が刺激され、やがて景気は底を打つ。昭和の日本では絵に描いたような「トリクルダウン」が起きていた。


 ところが、今回の円安では「景気の好循環」が起きていない。原因は、産業の空洞化だ。 昭和天皇が亡くなった1989年は、バブル景気のピークであると同時に、円高が急速に進んだ。先進5カ国がドル安を決めた85年のプラザ合意を起点に、輸出を牽引してきた自動車や電機産業は、下請け企業を引き連れて海外へ出て行った。

 空洞化は<円安→輸出拡大>という方程式を崩す。企業利益の<拡大→設備投資>はあっても、「海外で儲けたカネは、海外に投資」がグローバル企業の鉄則。工場や雇用は海外で拡大するので、トリクルダウンは起きない。そんな事情をようやく理解したのか、このところ安倍首相のトーンが変わってきた。

「円安にはプラスもマイナスもある。地方経済や中小企業に与える影響をしっかり注視したい」
※AERA 2014年10月20日号より抜粋

●新語・流行語大賞候補50語から「社会的老化度」を測ってみた
            ガジェット通信-2014/11/30 2014.12.01 NEWSポストセブン
 新語・流行語大賞の「候補語」が発表された。あなたはいくつ知っているだろうか。振り返れば「今年」が見えてくる。コラムニストのオバタカズユキが解説する。

 * * *
 忙しなく時間の流れが早い。週明けはもう師走で、12月1日(月)には年末恒例のユーキャン新語・流行語大賞の発表がある。

「候補語50語」はすでに発表済みで、その中から「大賞」と「トップテン」が選ばれる。今年の候補語は以下だ。ざっとお目通しいただきたい。

 輝く女性/STAP細胞はあります/バックビルディング/まさ土/トリクルダウン/デング熱/ダメよ~ダメダメ/2025年問題/危険ドラッグ/アイス・バケツ・チャレンジ/家事ハラ/マタハラ/ありのままで/レリゴー/こぴっと/ごきげんよう/リトル本田/J婚/ゴーストライター/タモロス/マイルドヤンキー/リベンジポルノ/JKビジネス/絶景/レジェンド/ゆづ/妖怪ウォッチ/塩対応/マウンティング(女子)/こじらせ女子/女装子/号泣会見/セクハラやじ/集団的自衛権/限定容認/積極的平和主義/勝てない相手はもういない/カープ女子/ワンオペ/ハーフハーフ/消滅可能性都市/壁ドン/ミドリムシ/壊憲記念日/イスラム国/雨傘革命/昼顔/塩レモン/ビットコイン/エボラ出血熱

 いくつピンと来ただろうか。おおよその意味を説明できる1語あたり2点、100点満点で何点取れたか。もう一度50語をチェックして数えてみよう。

 私は初っ端の「輝く女性」で躓いた。「なんだっけ?」と検索したら、そういえばこの春に首相官邸が「輝く女性応援会議」なるものを作っていたのだった。アベノミクス3本目の矢である「成長戦略」の1つとして、女性が輝く日本をつくるために掲げられた「待機児童の解消」「職場復帰・再就職の支援」「女性役員・管理職の増加」といった諸政策。その結果、日本の女性が前より輝いたとはまるで思えないけど、たしかにやたらギラギラしたビジネスウーマンたちが安倍首相を囲んでイエイみたいな写真を一時期よく見かけた。

 他はどうか。「バックビルディング」。これも知識として自信がないので検索すると、直線的にそびえ立つビル群のような積乱雲の連なりが発生することを「バックビルディング現象」と呼ぶ。今年は広島他各地で大災害がよく起き、この気象現象が引き起こした「集中豪雨」のニュースをよく見た。なぜより身近な「集中豪雨」を候補語にしなかったのかは不明だが、おかげで「バックビルディング」、今頭に入れたぞ。

 しかし、やばい。次の「まさ土」もよく分からない。検索すると、ああ、そうだった。これも広島の集中豪雨のときに解説されていた用語だ。風化した花崗岩からなる土壌のことで水を含むともろくて崩れやすい、という話。関西以西の山などに広く分布しているのだった。

 で、「トリクルダウン」。たしか経済用語のはずだが、すらすら説明はできないな。野村証券のサイトに、こうあった。

<トリクルダウン(trickle down)は浸透を意味する英語。トリクルダウン理論とは「富裕者がさらに富裕になると、経済活動が活発化することで低所得の貧困者にも富が浸透し、利益が再分配される」と主張する経済理論。この理論は開発途上国が経済発展する過程では効果があっても、先進国では中間層を中心とした一般大衆の消費による経済市場規模が大きいので、経済成長にはさほど有効ではなく、むしろ社会格差の拡大を招くだけという批判的見方もある。>

 そうだった。アベノミクス批判の文脈でトリクルダウン理論は幻想だとする言説が、朝に日経新聞、晩に「ワールドビジネスサテライト」をチェックするのは普通でしょ、というような層の間では話題になったのだった。


「家事ハラ」、「マタハラ」は具体的に何があったんだっけ。前者については、<本サイトでは「男女の家事シェアを促進する」という趣旨で、意欲はあるものの夫の家事がうまくできていない現状を顕在化させる広告表現として‘家事に対する何気ないダメ出し’のことを「家事ハラ」とネーミングして使用しております。>とへーベルハウスの特設サイト「妻の家事ハラ白書」にある。そうだ、この大手住宅メーカーがネットCMで「家事ハラ」を使ったところ、岩波新書の『家事労働ハラスメント-生きづらさの根にあるもの』と逆の意味で使っていてけしからん!とネット炎上したのだった。

 後者の「マタハラ」は、「マタニティー・ハラスメント」の略だ。弁護士ドットコムは、<妊娠や出産をきっかけとして働く女性が職場で嫌がらせを受ける「マタニティ・ハラスメント(マタハラ)」について、最高裁判所が画期的な判決を出した。広島県の病院で働いていた理学療法士の女性が「妊娠後に降格させられたのは、男女雇用機会均等法に反する」として、病院側に損害賠償を求めた裁判で、最高裁は10月23日、「妊娠や出産を理由とした降格は、原則として違法」とする初めての判断を示したのだ。>という記事を流している。うん、そう言われれば薄ら記憶がある。

 ここまで書いてしまったら、いかに自分のニュースアンテナが錆びているかもうバレバレなので、開き直って続けてみよう。「その意味は?」との問いに自分が即答できなかった残りの候補語を全部挙げると、以下の通りだ。

「レリゴー」(映画『アナと雪の女王』の主題歌「Let It Go~ありのままで~」でリフレインするサビ部分の歌い方)、「こぴっと」(朝ドラ「花子とアン」で頻繁に使用された甲州弁で「しっかり」「きちんと」ぐらいの意)、「ごきげんよう」(朝ドラ「花子とアン」で美輪明宏が担当したナレーションの締めの言葉)、「J婚」(自衛官と結婚すること)、「リベンジポルノ」(元交際相手のわいせつな画像などをネット上に流すこと。11月に罰則を設けた法律成立)。

 まだあやふやな候補語が続く。「JKビジネス」(女子高生の性的サービスビジネス)、「ゆづ」(人気加速中の羽生結弦選手)、「塩対応」(AKB48の握手会などでアイドルがファンに愛想のない態度を取ること)、「女装子」(じょそこ。女装する男)、「カープ女子」(神宮球場や東京ドームで増えているという女性広島カープファン)、「ハーフハーフ」(浅田真央が引退か現役続行か質問されたときの返答)、「塩レモン」(NHKの「あさイチ」で紹介されブームとなったモロッコの保存食兼調味料)……以上。

 一通りチェックしていくと、自分の知識の偏りがわかる。もちろん、候補語のほうが偏っている可能性もあるし(女性ネタとNHKネタが多すぎやしないか、など)、知らなくたって生活に支障のないものがほとんどだが、就活に突入した大学生なら「一般常識」としておさえておくべきだろう。

 また、おじさんおばさんの場合は、「いつの間にか流行なんてどうでもよくなっている」度の自己診断になる。いうなれば社会的老化の度合いを測るのに、50の候補語は使えるのだ。1語あたり2点で計算、私は64点だった。雑文書きとしては80点が合否ラインだと思う。追試だな。


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