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てらまち・ねっと



 旅行社はツァーを中止するところもあるし、
連休だからとメキシコに予定変更せずに行く人はあまりいないだろう。

 でも、25日のテレビでは、日本の空港に着いた人が
「なにこれ。向こうでは何も騒がれていなかった」と答えていた。

 新聞によれば、メキシコ政府は4月16日に警戒態勢に入ったけれどは、正式に確認できた23日まで公表しなかったという。
 他方、「メキシコ市でのインフルエンザ流行が報じられたのは22日」で、政府の公表があるまで、「国民は『季節はずれの流行』と考えていた」という。

 WHOの情報では「3月18日から4月23日に・・」というから、今から見れば1ヶ月前には患った人がいたわけだ。

 今朝の民放では、世界各国の患者数を地図に表示していたけど、もう世界中に広がったようだ。

 テレビは「鳥インフルエンザは、過去に人間が経験していない型なのでヒトには免疫が無い、豚インフルエンザは『Aソ連型』の系統なのでヒトが免疫を持つ『可能性がある』」との趣旨を流していた。

今朝の民放


 ある「とんかつ」専門のチェーン店は豚肉の大部分がメキシコ産、・・・なんて書く今朝の新聞記事もある。

 ともかく、連休だからといって、出歩くのは遠慮した方が良いかもしれない(・・と書くのは、外出予定の無い者のひがみかも)。

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(参考) 4月28日のブログ
  ⇒ ◆警戒レベルを「フェーズ4」に/もはや封じ込め出来ず/封鎖や渡航制限しても広がる/豚インフルエンザ/

●メキシコ及び米国におけるインフルエンザ様疾患の発生状況について
        厚労省公式ページ
 今般、メキシコにおいて、インフルエンザ様の症状を示す比較的重い呼吸器疾患が流行しているとの情報、また、米国においては、ヒトの間で豚インフルエンザウイルス(H1N1亜型)によるインフルエンザが発生しているとの情報があったことから、別紙 別紙(PDF:435KB)
のとおり対応することといたしましたので、情報提供いたします。
国民の皆様には、正しい情報に基づいた冷静な対応をお願いします

●WHO事務局長、豚インフル「極めて深刻な状況」 
    2009年4月25日23時20分 読売新聞
 メキシコや米国で多数の感染者が出ている豚インフルエンザについて、「事態は急速に進んでおり、極めて深刻な状況」との認識を示した。
 世界的大流行への懸念については「潜在的可能性はある」としながらも、「(メキシコと米国以外の)他地域への感染拡大は見られない。まだ十分な検証がなされていない」として断定を避けた。チャン氏は「あと数日かけないと、全体像は把握できないだろう」と述べた。

・・・・
チャン氏は、今回のインフルエンザが、〈1〉通常の流行時期ではない4月に発生している〈2〉インフルエンザに弱い若年層や高齢者ではなく、青年・壮年層に感染者が出ている――の2点に、特に強い懸念を示した。

・・航空会社に運航自粛を要請するほか、在外公館ではビザ発給の基準を厳格化し、入国を制限する。外務省によると、米国とメキシコにはそれぞれ約37万5000人、約5800人の邦人がいる。政府は邦人の早期帰国に向けた政府専用機の使用も検討する方針だ。

●豚インフル:成田空港で検疫強化…サーモグラフィー実施 
     毎日新聞 2009年4月26日 東京朝刊
 メキシコ市発の日本航空11便で到着した乗客を検疫官がサーモグラフィーで検査した=成田空港で2009年4月25日午後5時47分、長谷川直亮撮影

 厚生労働省は25日、国際空港などにある検疫所に対し、豚インフルエンザによる多数の死者が出ているメキシコからの入国者について、発熱を感知するサーモグラフィー検査など検疫を強化するよう要請。メキシコと米国への出国者に対しても、マスク着用や手洗い、うがいなど注意喚起を求めたチラシの配布を始めた。
 成田空港検疫所では、サーモグラフィー検査をメキシコ便の乗客に限り、降機直後に実施した。赤外線で体表面の温度を測るもので、25日夕、日本航空機が到着すると、検疫官が真剣な表情で画面をチェックした。【山田泰正】

●豚インフル:タミフル備蓄倍増へ 
      毎日新聞 2009年4月25日 
 厚生労働省は「国内で急に感染する可能性はない」としている。メキシコなど発生国から帰国した場合でも、インフルエンザは感染から通常数日以内で発症するため、10日間ほど高熱などの症状がなければ医療機関で受診する必要はない。
 国内で発生した場合は、予防策として(1)感染者の2メートル以内に近寄らない(2)せきやくしゃみに直接かからない(3)手洗いを十分にする--としており、マスクは布を化学加工した不織布(ふしょくふ)製が防御効果が高いという。
 一方、感染した際の重症化を防ぐとされるタミフルは、昨年度までに2800万人分を備蓄。今後5460万人分にまで倍増する予定
だ。【清水健二】

●米国の感染拡大、3州に…カンザスで患者2人確認  
     2009年4月26日08時38分 読売新聞
 【ロサンゼルス支局】AP通信によると、米中西部カンザス州の保健当局者は25日、州内の2人が豚インフルエンザに感染したことを確認したと発表した。
 すでに患者が確認されているカリフォルニア、テキサス両州に次ぎ、米国内での感染が拡大した形だ。

●豚インフルエンザ:公表は1週間後 メキシコ政府の対応混乱 
     
毎日新聞 2009年4月26日

 豚インフルエンザとみられる感染で68人の死者が出たメキシコや、遺伝子構造が同じウイルスでの感染者が出た米国では、どう感染が発覚し、行政はどう対応したのか。メキシコのコルドバ保健相は24日、今月16日には警戒態勢に入っていたことを明らかにした。しかし、政府が国民に発表したのはウイルスの型がほぼ確定した23日になってからで、どの時点で国民に公表すべきかという問題を浮き上がらせた。

 メキシコ市でのインフルエンザ流行が報じられたのは22日。国民は「季節はずれの流行」と考えていた。
政府が、豚インフルエンザ発生を緊急発表したのは23日午後11時ごろ。翌朝まで知らない国民も少なくなかった。

・・政府はインフルエンザ感染予防として、あいさつで握手やキスはしない▽食べ物や食器を他人と共有しない▽マスクをする▽人込みを避ける--ことを呼び掛けた。メキシコ国際空港では、チェックイン時に問診票を乗客に書かせ、感染の疑いのある乗客の搭乗を防ぐ措置をとっている。陸軍は市民にマスクを配った。

・・・保健相は23日夜の緊急発表で「現在のところコントロール可能」とし、24日の会見では「パンデミック(大流行)ではない」と強調した。【

◇米も同時期に感染 加州2郡、メキシコと隣接
 米疾病対策センター(CDC)によると、せきや発熱、嘔吐(おうと)などの症状が出たカリフォルニア州サンディエゴ郡の少年(10)が、4月14日、今回の一連の感染で初めて豚インフルエンザと断定された。少年は3月30日に発症していた。

 感染者の出たカリフォルニア州の2郡はメキシコと国境を接しており、テキサス州の郡も中南米系移民が3割を超える。豚と接触した患者はいない。患者同士が接触したケースは一部で、感染経路は今のところ不明だ。
 米政府は、メキシコへの旅行規制はしていない。

●豚インフル感染の疑い1320人に メキシコ政府発表、死者81人 
    日経 4月26日
 【サンパウロ=檀上誠】メキシコ政府は25日夕(日本時間26日朝)、豚インフルエンザが原因と見られる死者が81人にのぼったと発表した。前日の発表では68人だった。感染が疑われるのは300人余り増えて1320人となった。死者のうち豚インフルエンザのウイルスが確認されたのは20人と前日から変わり無かった。

 一方、感染が広がっているメキシコ市と2つの州については学校の休校を5月6日まで継続することを決めた。政府はマスクの使用を呼びかけているほか、企業には従業員の休業に柔軟に対応するように求めている。(10:49)

●豚インフル、想定外の感染拡大 
     2009年4月26日 読売新聞
 感染が拡大して、世界的な大流行に発展することが懸念されている豚インフルエンザ。アジアの高病原性鳥インフルエンザを警戒していた各国政府にとっては、想定外の事態だ。メキシコ政府はなぜ、感染拡大を防げなかったのか。そもそも豚インフルエンザとは、どんな病原体なのか。(リオデジャネイロ 小寺以作、科学部 高田真之)

・・◆日本上陸?
 今回の豚インフルエンザは、メキシコで犠牲者が広がる一方、米国では感染者の症状が軽症にとどまっている。米国のように症状が軽い場合、流行しても季節性のインフルエンザとして医療機関で扱われている可能性がある。

 メキシコでは過去数週間にわたって流行が続いている可能性があり、「人間の往来が激しい現代では、日本にもすでに上陸している可能性がある」と指摘する専門家もいる。メキシコと米国で確認された豚インフルエンザは、ともにH1N1型だった。人間の間で毎年流行するAソ連型と同じタイプだが、日本政府が新型用に準備しているワクチンはH5N1型ウイルスを基にしているため、H1N1型には効果がない可能性が高い。

●警告レベルの格上げは先送り 豚インフルでWHO 
     朝日 2009年4月26日6時6分
 【ジュネーブ=国末憲人】メキシコと米国で感染が確認された豚インフルエンザについて、世界保健機関(WHO)は25日夜、同日開催した緊急委員会の概要を公表した。委員会は現状について「国際的な懸念を招くべき公衆衛生上の緊急性がある」との点で一致。チャン事務局長はこれを受けて各国に警戒を呼びかけた。一方で、新型インフルエンザの6段階の警告レベルを引き上げる決定は先送りした。

 現在の警告レベルは下から3番目のフェーズ3。これを、小集団で人から人への感染が広がるフェーズ4に引き上げるかどうかが注目されていた。WHOは引き上げについて「さらに情報が必要だ」と述べ、決定を保留した。

●【豚インフル】広がる衝撃、でも冷静に 過熱で食用可能 タミフルなど効果  
      産経 2009.4.26 00:15
■変異繰り返すウイルス
 人に影響を与える新型インフルエンザは、鳥が持つウイルスが変容することで発生する可能性が高いとみられていた。近年、東南アジアなどで、鳥ウイルスが人に感染したという報告が相次いでいたからだ。

 しかし、インフルエンザウイルスは鳥以外にも多く存在し、次々と変異を繰り返している。いつ、どのウイルスが人への感染力を獲得するか分からない。今回は豚が持つウイルスで変異が起きた可能性が高い。

 国立感染症研究所の岡部信彦感染症情報センター長は「鳥インフルエンザ以外から起こる可能性も忘れてはいけない。危機意識を持って注意深く情報収集することが必要だ」と話す。

■豚肉は加熱すれば安全
 豚インフルエンザウイルスは本来、人間に感染しない。しかし、CDCには2005年12月から今年2月にかけて12人の人への感染が報告されている。76年には米ニュージャージー州で、少なくとも4人の兵士にウイルス性肺炎が確認され、1人が死亡した「集団発生」例も発生。生きた豚に触ったことが原因のようだ。

 ただ、豚インフルエンザウイルスは中心温度71度での調理で死滅する。このため調理した豚肉や加工品を食べて感染することはまずない。

●“見えぬ恐怖”じわり 豚インフル 厚労省 電話相談400件超す  
    東京 2009年4月26日
 メキシコと米国で感染が拡大する豚インフルエンザ。「新型インフルエンザの出現なのか」。成田空港では検査が強化され、厚生労働省には旅行客などから問い合わせが殺到した。豚肉を扱うスーパーからは買い控えを懸念する声も。大型連休が始まった二十五日、“見えない恐怖”への不安がじわりと広がった。

・・・・◆肉、食べても感染せず
 米疾病対策センター(CDC)が公表している資料をもとに、豚インフルエンザに関するQ&Aをまとめた。

 -豚インフルエンザとは。
 A型インフルエンザウイルスの中のウイルス感染で通常、豚にインフルエンザ感染を起こすが、豚での死亡率は低い。

 -人に感染するか。
 通常はしないが、豚に直接接触した場合に散発的に感染する場合がある。米国では二〇〇五年十二月から〇九年二月に、十二人の感染例が報告された。

 -パンデミック(大流行)を起こすようなインフルエンザウイルスに変異する可能性は。
 豚は、鳥や人のインフルエンザウイルスにも感染する。豚の体内で豚インフルエンザウイルスと人のインフルエンザウイルスの遺伝子が集合し、人にとって新たなインフルエンザウイルスに変異する可能性が指摘されている。

 -豚を食べると感染するか。
 豚や豚肉の加工品を食べることで感染することはない。

 -豚インフルエンザに効くワクチンは。
 現在、人用のワクチンはない。

 -感染を防ぐために気を付けることは。
 CDCは、せきやくしゃみをする際はティッシュで鼻と口を覆うことや頻繁にせっけん水で手を洗うこと、具合が悪くなったら仕事や学校を休み、外出を避けるよう推奨している。


 -メキシコや米国に渡航時の注意は。
 せきやくしゃみによる感染を防ぐため、マスクを着用する。積極的に手洗いやうがいをし、発熱やせきなどインフルエンザのような症状がみられたときは現地の医療機関を受診する。

●オバマ大統領も豚インフルエンザ感染憂慮 
    日刊スポーツ・共同 2009年4月27日
 バレリー・ジャレット米大統領上級顧問は26日放映のCNNテレビの番組で、メキシコ、米両国で発生した豚インフルエンザの人への大量感染を受け、「(週末休暇中の)オバマ大統領も状況を憂慮しており、逐一、担当者から状況の説明を受けている」と述べた。

 ホワイトハウスは26日、ナポリターノ国土安全保障長官が東部時間同日午後、現在の感染状況や今後の対応について緊急記者会見を行うと発表した。

 広がる不安を鎮静させるとともに、政権の危機管理対応力を内外に示す狙いとみられる。

●国立感染症研究所 感染症情報センター  <インフルエンザパンデミック>
主な機能
1997年4月国立予防衛生研究所は「国立感染症研究所」と名称変更になった。それに伴って、感染症情報センターが発足した。
主な機能は、1)感染症サーベイランスデータの集計、感染症情報の収集、解析、その情報の国民への提供、2)外国の感染症機関との情報交換、3)感染症集団発生の疫学調査、およびそれを実行する専門家の養成、4)感染症予防制圧戦略の研究、および提言等である。

●パンデミック  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 パンデミック(pandemic)とは、ある感染症や伝染病が世界的に流行することを表す用語である。日本語に訳すと感染爆発や汎発流行にあたる。 感染症がコミュニティ内で流行することをエピデミック(epidemic)と呼ぶが、それが規模が大きくなり世界各地で散発的に起こるようになった状態をいう。

概説 [編集]
歴史的なパンデミックとしては、14世紀にヨーロッパで流行した黒死病(ペスト)、19世紀から20世紀にかけて地域を変えながら7回の大流行を起こしたコレラ、1918年から1919年にかけて全世界で2500万人(4000~5000万人という説もあり)が死亡したスペインかぜ(インフルエンザ)などがある。

現在の世界は、航空機などの輸送機関の発達によりパンデミックが起こりやすい状況になっているため、検疫を行うなどして感染症の流入を防ぐ対策がとられている。

近年東南アジア諸国で発生している高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1型によるトリインフルエンザにより、現在でもパンデミックが起こる恐れ26ys
があり、世界保健機関が途上国を中心に対策を立てている。日本では、厚生労働省を中心に地方自治体が対策をとっているが、患者が急増した際の医療機関の混乱や、交通機関のまひ、食料の供給不足などを懸念する専門家の指摘もある。

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