スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。
習志野きらっとスプリントトライアルの昨晩の第5回川崎スパーキングスプリント 。ティアラフォーカスは御神本騎手から矢野騎手に変更。
逃げ争いを演じたのはリノディスティーノ,カプリフレイバー,エンテレケイア,ティアラフォーカスの4頭。5番手にボヌールバローズで6番手にパレスレガシーとプライルード。2馬身差でキモンアップルとレベルフォー。4馬身差で発馬直後は取り残されていたシンヨモギネスとマッドシェリーとサンダーゼウス。ハイペースでした。
前の4頭からエンテレケイアとティアラフォーカスが抜け出し,3コーナーで3番手との差が3馬身くらいに。コーナーは2頭が並んで回って直線へ。ここからエンテレケイアがティアラフォーカスを引き離していき,鋭く逃げ切って優勝。ティアラフォーカスが1馬身半差で2着。中団から追い込んできたプライルードが2馬身差で3着。
優勝したエンテレケイア は船橋記念 以来の勝利で南関東重賞4勝目。もう少し距離があってよいタイプと思いますが,スピード能力は卓越したものがあり,ここはそれを生かしきりました。ハイペースでもとにかく逃げて直線で粘り込むというレースが最も適しているようです。父はアジアエクスプレス 。Entelecheiaは哲学の用語で完成された現実性。
騎乗した金沢の吉原寛人騎手 はしらさぎ賞 以来の南関東重賞42勝目。川崎スパーキングスプリントは初勝利。管理している浦和の小久保智調教師は南関東重賞72勝目。川崎スパーキングスプリントは初勝利。
聖書の中に,テクストを確定することができない部分があると仮定します。そのテクストを確定させるようとするとき,ふたつの説があると仮定しましょう。このときにそのふたつのテクストが両方とも,神 Deusを愛せという教えと隣人を愛せという教えに反しないのであれば,オリジナルのテクストがどちらであるかを確定させる必要はないというのがスピノザの考え方です。しかしどちらか一方が,その教えのどちらかあるいは両方に反するようなテクストであるなら,そのテクストは誤りであって,どちらにも反していないもう一方のテクストが原テクストであるとスピノザは判断します。
このことはさらに,テクストの原本にも関係します。もしも聖書の原本とされるテクストの中に,この教えに反するような一文あるいは一節が含まれているとすれば,それは原本のテクストの中に何らかの書き間違いがあるのであって,それをこの教えに反しないように書き改めなければなりません。すなわちどのような場合であっても,優先されるのは聖書のオリジナルなふたつの教説なのであって,もしもその教説に反しないのであれば,それはどのようなテクストであろうと構わないし,テクストをどのように解釈しても構わないのです。しかしもしもその教説に反するようなことが含まれるのなら,それがテクストそのものに含まれている場合はテクストそのものが誤っているとみなければならないし,確定できないテクストの部分であればその書き直したものが誤っているとみなければならないのです。
このことから理解できるのは,スピノザは聖書の根本的な教説,すなわちオリジナルな啓示の内容に関心をもっているということです。したがって,聖書そのものの研究をする場合も,また聖書の解読を研究する場合にも,スピノザが示したような理解の根底を崩すような異読は存在しないという結論を出すことが,スピノザにとっては最も重要であったということになります。そして実際にそのような結論を出すことができる以上は,聖書のオリジナルな原本がどのようなものであるか,つまり原本のオリジナル性に関わるような研究は不要なのです。それがスピノザの歴史批判の中心です。
昨晩の第71回東京ダービー 。
一旦はスマイルマンボが前に出ましたが,すぐ外からナチュラルライズが掛かり気味に追い抜き,向正面に入るあたりでは5馬身くらいの差をつけての逃げ。控えたスマイルマンボが2番手。3番手にはナイトオブファイアとシーソーゲーム。2馬身差でクレーキング。2馬身差でウィルオレオールとカナルビーグル。3馬身差でアメージング。3馬身差でフレンドローマ。以下はプレミアムハンド,ミーヴァトン,ケンシレインボー,テディージュエリー,プローラーティオーの順となり,4馬身差でカセノタイガー。8馬身差の最後尾にスキャロップ。前半の1000mは62秒7のスローペース。
3コーナーを回るとスマイルマンボの外からシーソーゲームが追い上げてきて2番手が入れ替わり,インからナイトオブファイアが3番手に。直線に入るとナイトオブファイアは逃げたナチュラルライズとシーソーゲームの間に進路を取りにいきました。逃げたナチュラルライズは詰まっていた差をそこからまた広げていき,鮮やかに逃げ切って優勝。競り合うナイトオブファイアとシーソーゲームの外から伸びたクレーキングが2馬身半差で2着。シーソーゲームが2馬身半差の3着でナイトオブファイアが2馬身差の4着。大外を追い込んだカナルビーグルがクビ差で5着。
優勝したナチュラルライズ は羽田盃 に続き大レース2勝目。このレースは羽田盃の上位馬とユニコーンステークスの上位馬の対決。引っ掛かって先頭に立ったときは心配しましたが,さほどペースが速かったわけではなく,展開的にはむしろ有利でした。前半の走りをみると本質的にはもう少し短い距離の方が向くのではないかという気もするのですが,それで逃げ切っているわけですから,上積みはまだある馬だと思います。相手云々よりも自分との戦いが重要となる馬かもしれません。レース全体としては見た目は大味でもスローペースだったため,位置取りが結果に大きな影響を与えたように思います。父はキズナ 。
騎乗した横山武史騎手は羽田盃以来の大レース9勝目。東京ダービーは初勝利。管理している伊藤圭三調教師は羽田盃以来の大レース2勝目となりました。
前もっていっておいたように,ここで僕が着目するのは外形的事実だけですから,これらのこと,というか久保の論文はここで示したことよりもかなり多くの事柄が含まれていますので,それらも含めてのことですが,それを久保がどのように評価しているかということの判断はここでは控えます。一方,『スピノザーナ9号 』の久保の論文に対しては,上野修のアンサーがありますが,このアンサーは思想内容の観点から久保の論文を評価しています。グレフィウス Johann Georg Graevius,上野はフラーヴィウスと表記していますが,これもグレフィウスのことなので当ブログではグレフィウスといいますが,グレフィウスはフェルトホイゼン Lambert van Velthuysenと同じようにデカルト主義者なので,スピノザと関係があったとしても,それをホイエル Jacobus Goyerとスピノザの関係に直結させることに疑問を呈しているのです。よってこのアンサーも,外形的な事実以上の内容に踏み込んでいますから,僕は判断を控えます。
書簡四十九 の内容は,スピノザがシモン・ド・フリース Simon Josten de Vriesから借りた文書をグレフィウスに又貸しし,その又貸しした文書の返却を督促する内容です。したがって上野が指摘しているように,グレフィウスとスピノザは思想面では相容れるところがなく,実際にグレフィウスはライプニッツ Gottfried Wilhelm Leibnizに宛てた書簡の中で,『神学・政治論 Tractatus Theologico-Politicus 』のことを最も有害な書物といっているのですが,それでも大事な文書を貸し借りするような間柄ではあったのであり,それは双方が相手のことを人間的には信頼していたということの裏返しだと僕には思えます。僕が示そうとする外形的事実にとって重要なのは,思想的にどのような関係であったのかということよりは,どのような信頼関係があったのかということの方です。
スピノザはイエレス arig Jellesに送った書簡四十四 の中で,教授が訪ねてきて,『神学・政治論』のオランダ語版を出そうそしている人物がいると告げられたので,それを阻止するように協力を求めています。上野はこのときにスピノザを訪ねた教授というのがグレフィウスであったかもしれないというメインスマの説を援用しています。それは上野がその説にある種の信憑性を感じていることの証拠だと僕には思えます。
昨晩の第5回若潮スプリント 。矢野騎手が個人的な事情で騎乗することができなくなったため,アナザーメイトは本橋騎手に変更。
ピーエムナナは発馬で立ち上がり2馬身の不利。アステローペも立ち上がって3馬身の不利。パンクビート,ハセノブライアン,ベアバッキューンの3頭が並んで逃げるようなレース。2馬身差でリヴェルベロとアッカーマンとカンノンミカヅキ。4馬身差でエイシンマジョリカとアステローペ。1馬身差でライトスリーとフィエレッツァ。2馬身差でピーエムナナ。アナザーメイトは8馬身ほど離されました。前半の600mは34秒8のハイペース。
3コーナーを回るとパンクビートの外からハセノブライアンが前に出て先頭。ベアバッキューンもその外を必死についていき,カンノンミカヅキが単独の4番手に進出。ここで4番手と5番手以下の差が開きました。直線に入るとパンクビートも一杯。単独の先頭から粘り込みを図るパンクビートの外から追ったベアバッキューンが競り落とすと抜け出して快勝。ハセノブライアインが3馬身差で2着。カンノンミカヅキが1馬身半差で3着。
優勝したベアバッキューン はここが鎌倉記念 以来のレース。デビューからの連勝を5まで伸ばして南関東重賞3勝目。鎌倉記念の後で骨折してしまい,ここは復帰戦。相手関係は楽でしたので,能力を発揮できれば勝てるだろうと思っていました。この開催は降雨の影響があり,先行馬が有利で馬場の内側はやや走りにくい馬場状態になっていましたので,外目の枠から先行できたのも有利でした。3コーナーからの走りをみるとこの距離は本質的には短いと感じますが,しかしそれは久々のレースの影響だったのかもしれません。スピード能力はなかなかのものですので,適性が明らかになるのはこれからでしょう。父はモズアスコット 。母の父はネオユニヴァース 。
騎乗した川崎の町田直希騎手は東京プリンセス賞 以来の南関東重賞18勝目。若潮スプリントは初勝利。管理している川崎の鈴木義久調教師は南関東重賞3勝目。若潮スプリントは初勝利。
ホイエル Jacobus Goyerの蔵書の競売にブールマンが関わったことにより,特別の価値があるとみなされた蔵書のいくつかは,ユトレヒトUtrecht市が買い取った上で,ユトレヒト大学に寄贈したという記録が残っています。つまりホイエルの蔵書の中には,そのまま大学の図書館に寄贈することができるような価値があるものが含まれていたということです。その中にギリシャ語大辞典という一冊があり,これは蔵書というより,ホイエル自身が筆写したものであったと久保は報告しています。
肝心の『ホメロス全集』ですが,これはブールマン自身が買い取ったという記録が残っています。『ホメロス全集』は1517年に発刊されたもので,おそらくすでにユトレヒト大学にあったので,ユトレヒト市で買い取らなければならないようなものではなかったのだろうと思います。また仮にそうでなくとも,この本にはホイエル自身による注釈がたくさん書き込まれていたわけですから,大学に寄贈するような性質のものではなかったのかもしれません。ブールマンはその価値,『ホメロス全集』の価値ではなく,ホイエルが書き込んだ注釈の価値が分かっていましたから,自身で買い取ったということでしょう。
久保はブールマンは後に古典学者として名を馳せたといっていますが,この人がどういう人かは僕には分かりません。ただ名を馳せたとされるそのブールマンが,ホイエルについて何も言及しなかったのは学者としての誠実さに欠けると思う人がいるかもしれませんが,僕は必ずしもそのようには思いません。ホイエルは葬儀の例から分かるように,当時の人にはそれなりに知られていました。それは学者としての優秀性が知られていたといっていいでしょう。なので同時代を生きたブールマンが,ホイエルに関してとくに言及しなくても,ましてホイエルの人となりについて詳しい記述を後世に残さなかったとしても,それはそれで自然なことであるように僕には思えるからです。ブールマンはホイエルの注釈に価値があるということは分かっていたと思いますが,それを自分自身の研究の資料として参照するために入手しただけで,ホイエルのことを研究しようとする気はなかったでしょう。
さきたま杯トライアルの第8回プラチナカップ 。
鞭を入れてシーサーベントがハナに立ち,楽な感じでティントレットが2番手を追走。2馬身差でツーシャドーとワンダーランド。2馬身差でロードグラディオ。6番手にギャルダル。7番手にサヨノグローリー。3馬身差でイグザルト。9番手にルコルセール。2馬身差でギガース。カールスパートとオメガレインボーが最後尾を併走。最初の600mは35秒4のハイペース。
3コーナーを回ってティントレットがシーサーベントに並びかけていき,この2頭が後続に2馬身ほどの差をつけました。ほどなく外のティントレットが先頭に立つとシーサーベントは一杯。先頭で直線に入ったティントレットがそのままフィニッシュまで粘って優勝。ティントレットの外からワンダーランドが一旦は2番手に上がりましたが,その外から伸びたギャルダルが1馬身半差で2着。大外を猛然と追い込んだイグザルトがアタマ差の3着でワンダーランドは4分の3馬身差で4着。
優勝したティントレット は前走の条件戦から連勝。南関東重賞は優駿スプリント 以来の2勝目。その後の北海道スプリントカップでも3着に入った馬で,スピード能力はここでも上位。古馬と対戦するようになってからは苦戦をしていましたが,条件戦とはいえ前走で勝利。1400mよりも1200mがよさそうな点は不安だったのですが,このレースはスピード能力の方が求められる内容になりました。そういうレースになればこれからの活躍も見込めると思います。父はホッコータルマエ 。母の父はゼンノロブロイ 。母は2011年に東京プリンセス賞 を勝ったマニエリスム 。Tintorettoはルネサンス期のイタリア人画家。
騎乗した大井の矢野貴之騎手はネクストスター東日本 以来の南関東重賞46勝目。第4回 以来となる4年ぶりのプラチナカップ2勝目。管理している大井の荒山勝徳調教師は南関東重賞30勝目。プラチナカップは初勝利。
第五部定理二八証明 の冒頭でスピノザは,この定理Propositioはそれ自体で明らかだといっています。つまり第三種の認識cognitio tertii generisでものを認識するcognoscereことへ向かう欲望cupiditasが,第一種の認識cognitio primi generisからは生じ得ず,第二種の認識cognitio secundi generisからは生じ得るということは,スピノザにとって自明なのです。なぜかといえば,僕たちが何かを十全に認識するとすれば,そのもの自体によって認識するか,そうでなければそれ自体で明らかになっているほかのことによって認識されるかのどちらかでなければなりません。しかるに第一種の認識は混乱した認識ですから,ものを十全に認識することへの欲望を生起させるような認識ではありません。しかし第二種の認識は十全な認識ですから,ものを十全に認識する欲望を生起させます。そして第三種の認識も十全な認識なので,第二種の認識は第三種の認識へと向かう欲望を生起させるけれども,第一種の認識からは第三種の認識へと向かう欲望は生じ得ないのです。
したがって,第五部定理二五 からして,スピノザが第三種の認識が現実的に存在する人間にとっての最高の徳summaque virtusであると考えていることは間違いないと思いますが,第二種の認識というのはその最高の徳へと向かう欲望を生じさせる認識ですから,第二種の認識をスピノザが軽んじているということはありません。むしろ『麻雀 理論と直感力の使い方 』を題材として探究したときに示したように,第三種の認識というのは第二種の認識の蓄積から生じるような認識なのであって,ある意味では第二種の認識なしにあり得ないような認識なのです。基本的にスピノザが第二種の認識よりも第三種の認識の方を高く評価するのは,第二種の認識が一般的あるいは普遍的な認識であるのに対し,第三種の認識は個別的認識であるという点にある,つまりスピノザが事物は個別的に認識される方がより明瞭判然と認識されると考えていることと関連しているのだと僕は思いますが,個別の十全な認識は一般的で普遍的な認識の蓄積から生じるのであるとすれば,それが十全adaequatumである限り,一般的で普遍的な認識もまた評価されることになるといえるでしょう。理性的認識もまたスピノザの哲学の中では,とても重要な認識なのです。
昨晩の第70回大井記念 。
オピニオンリーダーも行こうとしましたが,最内枠のライトウォーリアがそのままハナに立っての逃げ。オピニオンリーダーが2番手となり,3番手にはカイルとヒーローコール。5番手にリベイクフルシティで6番手にハデスキーパーとマンダリンヒーローとジョエル。9番手にキングストンボーイとノースザワールド。11番手以下はグランデマーレ,キリンジ,ミヤギザオウ,ヴィアメント,キタノヴィジョンの順で発馬後の正面を通過。向正面でキングストンボーイが徐々に位置を上げていきました。前半の1000mは61秒9のハイペース。
3コーナーではライトウォーリア,オピニオンリーダー,ヒーローコール,キングストンボーイの4頭で雁行。すぐにヒーローコールは脱落。さらに直線に入る前にオピニオンリーダーも脱落し,逃げた内のライトウォーリアと大外を捲ったキングストンボーイの争い。直線はそのまま内と外に離れたままの競り合い。キングストンボーイが迫ってからまたライトウォーリアが引き離し,鋭く逃げ切ったライトウォーリアの優勝。キングストンボーイが4分の3馬身差で2着。直線を前に脱落したオピニオンリーダーが4馬身差の3着で後方から大外を追い込んだヴィアメントが半馬身差で4着。
優勝したライトウォーリア は昨年の川崎記念 以来の勝利。南関東重賞はその前の報知オールスターカップ 以来となる4勝目。能力の減退は感じさせていなかったのですが,最近は発馬が悪く,逃げることができなくて負けるというパターンが続いていました。ここは互角の発馬を決め,そのまま逃げられましたので能力を発揮。今後の活躍も発馬次第ということになりそうです。母の父はディープインパクト 。従弟に2020年の京都2歳ステークスと2021年の青葉賞を勝ったワンダフルタウン 。
騎乗したのは大井の免許で騎乗しているライアン・クアトロ騎手で南関東重賞初制覇。管理している川崎の内田勝義調教師は南関東重賞27勝目。大井記念は初勝利。
第一部定理一一第三の証明 は,存在し得ることは力 potentiaで,存在し得ないことは無力 impotentiaであるという前提から,存在する力をより多く有するものは存在せず,存在する力をより少なく有するものは存在するということは不条理であるということを導き出し,存在する力を最も多く有するのは絶対に無限な実体substantia,すなわち第一部定義六 によって神Deumであるから,神が存在すると主張するか,何も存在しないと主張するかのどちらかでなければ不条理になると指摘します。しかし何も存在しないというのは僕たちが存在していることからそれ自体で不条理なので,神は存在すると結論されなければならないのです。
このことのうちに,存在する力という尺度から,絶対に無限な実体と,僕たちのような有限finitumである人間が比較されているのは疑い得ません。このことはむしろ逆向きに考える方が容易に理解できます。有限であることは存在existentiaに限りがあるということを意味するのであって,そういう有限である存在が無限infinitumである実体という原因causaに依存しつつ様態modiという結果effectusとして存在しているとすれば,力において優る無限であるものが存在しなければならないと論証されます。つまり結果から推測して原因が存在することが証明されるのです。そしてこのような証明Demonstratioは,有限の無際限性から無限を推測するというのと明確に異なっているといえます。というのはここには存在する力という統一的な尺度がはっきりと呈示されているからです。だから,有限の無際限性から無限を類推することを,この証明において拒否している,あるいは否定していると河井はみているのです。
ただし,ここで存在する力といわれているときの存在の意味が,無限である存在と有限である存在とでは異なっているのだと河井は続けます。ここで再び第二部定理八系 や第五部定理二九備考 を参照していえば,この第三の証明というのは,神の本性の必然性 から生じると考えられることと一定の時間tempusおよび場所に関係して存在すると考えられること,あるいは神の属性attributumの中に包容されている限りで存在することと持続するdurareといわれる限りにおいて存在することが,両義的にいわれているともいえるではないでしょうか。
キヨフジ記念の昨晩の第71回エンプレス杯 。
予想通りのアンデスビエントの逃げ。2番手にローリエフレイバーで3番手にオーサムリザルト。2馬身差でアンモシエラ。3馬身差でネバーモアとテンカジョウ。2馬身差でサンオークレアとアンティキティラ。2馬身差でソフィアクラウン。3馬身差でメランポジューム。3馬身差の最後尾にサンオルソーライズで発馬後の向正面を通過。アンデスビエントはそのまま飛ばしていき1周目の正面に入るところではリードが6馬身。アンモシエラ,ローリエフレイバー,オーサムリザルトが並んでの2番手となり,1コーナーにかけてアンデスビエントとの差が縮まっていきました。ハイペース。
向正面でアンモシエラが単独の2番手となり,アンデスビエントに並んでいき,2番手にオーサムリザルトとローリエフレイバー。外からテンカジョウの追い上げ。アンモシエラがアンデスビエントの前に出るとアンデスビエントは一杯となり後退。ローリエフレイバーも後退したので外のテンカジョウが2番手に上がり,内を回らざるを得なくなったオーサムリザルトは3番手に。ネバーモアも捲り上げてきました。直線は内を回ったオーサムリザルトが前をいくアンモシエラとテンカジョウの外に。ネバーモアは追いつけずに3頭の争い。そこからアンモシエラは脱落。テンカジョウとオーサムリザルトはフィニッシュまで競り合いましたが,先に前に出ていた内のテンカジョウが粘って優勝。オーサムリザルトがアタマ差で2着。アンモシエラが4馬身差で3着。
優勝したテンカジョウ は兵庫女王盃 から連勝で重賞3勝目。このレースはクイーン賞の上位3頭に牡馬相手の3勝クラスを5馬身差で勝ってきたネバーモアが食い込めるかというレース。ここまで8連勝中だったオーサムリザルトがレース中にややスムーズさを欠いたところはありましたが,それを負かし,アンモシエラには大きな差をつけましたので,力関係がクイーン賞の当時とは変じているとみてもいいのではないかと思います。いずれにしてもこれで9戦して6勝,3着が3回ですから,牝馬戦で大きく崩れることはこれからも考えにくいと思います。従姉の仔に2023年のゴールドジュニア を勝っている現役のクルマトラサン 。
騎乗した松山弘平騎手と管理している岡田稲男調教師はエンプレス杯初勝利。
第一部定理一六 は,自然 のうちにあらゆるものの原因causaが神Deusであるということを意味しなければなりません。しかるに原因は結果effectusに対して先立っているのでなければならないのですから,神は自然のうちにあらゆるものに対して先立っていることになります。しかしここで重要だと河井が指摘しているのは,この意味で原因が結果に対して先立つといわれるとき,それは時間性を意味するというわけではないということです。僕はこの関係を,本性naturaの上で先立つといういい方で示してきましたが,本性の上で先立つというのは,時間的な意味で先立つという意味ではないということを含意していますから,時間的な意味で先立つという意味ではないという点においては,僕の解釈は河井の解釈と一致しているといえます。
僕が本性の上で先立つといっていることを,河井は存在論的に先立つといういい方で示していますので,この部分の考察では僕も河合に倣って存在論的に先立つといういい方をします。持続するdurare個物res singularisに対して永遠aeternumである神が存在論的に先行し,かつ個物と神の間には因果性があるのですから,一切のものの原因としての神の活動的な本性が先行しています。なのでそこにある神と個物の間の因果律は,存在論的な意味における原因と結果との関係にほかならないというのがその部分で河井がいっていることの主旨です。よってこれは,前提と帰結の関係だから,時間上の前後関係とは同一視することができないのです。たとえばカントImmanuel Kantの因果律は,時間上の前後関係と同一視できるような関係になっているのですが,スピノザが示す因果律は,必ずしも時間上の前後関係を意味するわけではないので,それと同一視しないように注意しなければならないのです。
このことは,永遠性aeternitasが,僕たちが表象するimaginariような時間性とは切り離されているということと大いに関係しています。もしも永遠性を時間性の観点から解釈し,永遠性とは没時間性のことであると解すれば,スピノザが示しているような因果律を,例示したようなカントの因果律と混同して解釈してしまうことになるでしょう。持続duratioを永遠から捨象して解した場合に,僕たちは時間tempusを表象することになるのです。
昨晩の第39回東京湾カップ 。騎乗数の制限に関わる書式上のミスがあったようで,エスカティアは笹川騎手から野畑騎手に変更。
頭数が少なかったこともあり,隊列はわりと早めに決まり,前からエスカティア,アッカーマン,ジョートビー,ジーベンファルベン,ケンシレインボー,ジュンハーベスト,テディージュエリー,アドマイヤエアル,プレミアムハンドの順で発馬後の正面を通過。向正面ではエスカティアとアッカーマンはほぼ横並び。3馬身差でジョートビー。テディージュエリーを挟んでケンシレインボーとジーベンファルベンとジュンハーベストも横並び。5馬身差でアドマイヤエアルとプレミアムハンドが最後尾を併走。ハイペースでした。
3コーナーではまたエスカティアが単独の先頭に。2番手はアッカーマンとジョートビーとテディージュエリーの併走となりましたが,コーナーの中途からジョートビーは後退。インを回ってケンシレインボーが追い上げてきました。直線に入ると逃げたエスカティアの外に出されたケンシレインボーが単独の2番手。後方を確かめてから追い出されるとエスカティアを差して先頭に。そのままフィニッシュまで粘って優勝。3番手となったテディージュエリーの外から,捲り上げてきたプレミアムハンドが追い上げ,エスカティアを差して1馬身半差で2着。逃げたエスカティアが1馬身差で3着。
優勝したケンシレインボー は南関東重賞初制覇。このレースはクラウンカップの上位馬がそのまま好走するという傾向。今年は4着馬と5着馬が出走し,その2頭が1着と2着でしたから,その傾向通りの決着。この馬はニューイヤーカップも4着でしたからそういうレベルの馬と解すべきであり,出走馬全体のレベルがあまり高くなかったという評価でいいのではないかと思います。父は2016年のアーリントンカップと2018年の阪神大賞典,天皇賞(春) を勝ったレインボーライン でその父はステイゴールド 。母の父はJRA賞で2006年 の最優秀3歳牡馬,2007年 の特別賞を受賞したメイショウサムソン 。祖母の父がフジキセキ 。祖母の5つ上の半兄が2009年のカペラステークスと2010年の北海道スプリントカップ を勝ったミリオンディスク でひとつ下の半妹が2013年の関東オークス を勝ったアムールポエジー 。
騎乗した船橋の山中悠希騎手はデビューから13年で南関東重賞初制覇。管理している船橋の佐藤裕太調教師は南関東重賞16勝目。東京湾カップは初勝利。
持続duratioの中に永遠性aeternitasと時間性の両方が含まれているという河井の指摘が,前もっていっておいた,僕がかつて無限infinitumと有限finitumについて考察したこととリンクしています。当時の考察のすべてを振り返るわけにはいきませんが,これは重要なことですので,当時の考察の概要がどのようなものであったかをここで説明します。
第一部定義二 でいわれているように,あるものが同じ本性 naturaを有するほかのものに限定されるのであれば,そのものは有限といわれます。ここでいわれている本性は,第一部定義四 にある,実体substantiaの本性essentiamとしての属性attributumを意味します。したがって,同一属性のほかのものによって限定されるなら,そのものは有限です。『エチカ』では無限は定義されていませんが,有限であるものが無限であるということは,言明としては不条理ですから,同一属性のほかのものによって限定されないなら,そのものは無限といわれることになるでしょう。ただし第一部定義二は,自己の類において有限であるという定義ですから,この場合の無限もまた自己の類において無限といわれ,もし自己の類以外の何ものにも限定されないのであれば,そうしたものは単に自己の類において無限であるといわれるのでなく,絶対に無限 absolute infinitumといわれることになります。『エチカ』でいえば,第一部定理二一および第一部定理二二 で,無限様態modus infinitusは無限といわれますが,これは自己の類において無限という意味です。それは,各々の属性が自己の類において無限であるといわれるからです。これに対して第一部定義六 でいわれるように,神Deumは絶対に無限です。
とはいえ,無限であるものは有限ではないのですから,無限であるものは有限であるものに限定されるのではないかという指摘があり得ます。柄谷行人が実際にそのような指摘をしています。これをいうためには,限定determinatioと否定negatioとの間にどのような関係があるのかをみなければならないのですが,ここではそのことは省略します。無限であるものは有限ではないという命題は真verumであって,このゆえに無限は有限によって否定されているので,これが有限による無限の限定であるという解釈をそのまま成立するものと前提して,この仮定で考察を進めます。
昨晩の第25回名古屋グランプリ 。
まず先頭に立ったのはノットゥルノ。それをメイショウフンジンが追い掛けていき,好発だったシンメデージーが3番手。この後ろをラジカルバローズ,ハギノアレグリアス,サヨノネイチヤの3頭が併走して直後にサンライズジパング。3馬身差でフークピグマリオン。7馬身差でセラフィックコールとメルト。2馬身差でゴールドギア。エルナーニが大きく離されて発馬後の向正面を通過。外から追い上げたメイショウフンジンがノットゥルノの前に出てその後の正面を通過したのですが,1コーナーのカーブで大きく外を回ったために再び内からノットゥルノが前に出て向正面へ。ミドルペースでした。
2周目の向正面からサンライズジパングが動いていき,メイショウフンジンは後退。サンライズジパングが2番手まで上がり,シンメデージーが3番手。4番手をセラフィックコールとハギノアレグリアスが併走し,6番手にフークピグマリオンとなって3コーナーへ。このコーナーで外からサンライズジパングがノットゥルノを捲って先頭で直線に。さらに外からシンメデージーが差を詰めてきたものの届かず,サンライズジパングが優勝。シンメデージーが2馬身差で2着。変則的な逃げとなったノットゥルノが3馬身差で3着。
優勝したサンライズジパング はみやこステークス以来の勝利で重賞3勝目。このところ大レースで2着,3着ときていましたので近況は上位。差し脚を生かすタイプですが小回りコースも苦にしませんから,これからの活躍が楽しみな馬といえます。父はキズナ 。
騎乗した坂井瑠星騎手と管理している新谷功一調教師は名古屋グランプリ初勝利。
スピノザは『エチカ』の中で,延長Extensioという概念notioには定義Definitioを与えていません。ただ第二部定理二 で,延長は神 Deusの属性 attributumであるといっているだけです。河井はこのように属性として規定されている延長のうちに,あるいは延長の属性Extensionis attributumの直接無限様態である運動motusと静止quiesのうちに,ある十全性をみているわけです。ただしこれは,その中にある表象性を全面的に否定しているという意味ではありません。むしろその中に,十全性と表象性の両方の性質を見出しているというのが正確なところです。そもそも僕たちは諸々の物体corpusを表象するimaginari,現実的に存在すると知覚するpercipereので,延長を神の属性とみたところで,その表象性を全面的に否定するnegareのは困難であるといわなければなりません。
デカルト René Descartesは,スピノザが第一部定義四 でいっているような,実体substantiaの本性essentiamを構成するものとしての属性という概念を規定していません。さらに,物体的実体 substantia corporeaを神とは別の実体と規定しているのですから,延長の属性そのものにせよその直接無限様態としての運動と静止であるにせよ,それをそのままスピノザの哲学のモデルで考慮することは本来的にはできません。しかしそのことに留意した上でいえば,デカルトは延長を量と異なるようなものとは理解していないとスピノザはみているわけですから,この意味での量は,スピノザの哲学では二様の意味,すなわち十全性を帯びた意味と表象性を帯びた意味の両様の意味で解されることになります。そしてスピノザは第一部定理一五備考 において,量というのがそのように二様の仕方で考えられるということを認めています。したがってこの部分の河井の指摘は,スピノザの哲学に則したような理解であるということができるでしょう。
デカルトが物体的実体を神とは別の実体として規定しているのは,この種の十全性としての延長,実体としての量というのを考慮に入れていないからだといえます。スピノザはそのデカルトの考え方に則して『デカルトの哲学原理 Renati des Cartes principiorum philosophiae pars Ⅰ,et Ⅱ, more geometrico demonstratae 』を書いているわけですから,そこにおける延長の定義はそれを受け継いだものと解さなければなりません。一方で『エチカ』における延長は,それを受け継いでいないといわなければならないのです。
昨晩の第37回かしわ記念 。
ウィリアムバローズが逃げてシャマルが2番手。2馬身差でポタジェとロードフォンス。2馬身差でタガノビューティーとコスタノヴァ。2馬身差でキタノヴィジョン。3馬身差でギガキング。3馬身差でグランデマーレ。リュードマンは大きく離されました。前半の800mは50秒3の超スローレース。
3コーナーを回ると前の2頭から3馬身差の2番手をコスタノヴァとロードフォンスが併走しこの4頭の優勝争い。逃げ粘るウィリアムバローズを差したシャマルが優勝。ウィリアムバローズが半馬身差の2着。コスタノヴァがクビ差の3着でロードフォンスが半馬身差で4着。
優勝したシャマル は黒船賞 から連勝。昨年のかしわ記念 以来となる大レース2勝目。このレースはコスタノヴァの能力が上位でしたが,船橋の1600mに対応できるのかは分かりませんでした。それを苦にするなら昨年の覇者であるシャマルが有力という見立てをしていました。コスタノヴァは対応することはできたのですが,あまりにペースが遅かったために届きませんでした。このレースはペースが結果に結果に大きな影響を及ぼしたと考えてよいでしょう。父はスマートファルコン 。母の父はアグネスデジタル 。祖母の父はダンスインザダーク 。母の従妹に2022年のローズステークスと2023年の愛知杯を勝ったアートハウス 。Shamalはペルシャ湾岸に吹く風。
騎乗した川須栄彦騎手は昨年のかしわ記念以来の大レース2勝目。管理している松下武士調教師は昨年のかしわ記念以来の大レース3勝目。かしわ記念は連覇で2勝目。
第二部定理三備考の全体の主旨というのは,神 Deusの力 potentiaを王侯の力のようなものとして解することに対する批判です。他面からいえば,神に人間的な力を帰することへの批判です。したがってこれは,神からの人格の剝奪という,スピノザの哲学における重要なテーゼのひとつを具体的に示している部分であるといえます。ただ河井が着目しているのはその点ではありません。この備考Scholiumで次のようにいわれている部分を,河井は別の観点から解しています。
「我々は第一部定理三四において,神の能力は神の活動的本質にほかならないことを示した。したがって神が活動しないと考えることは神が存在しないと考えるのと同様に不可能である 」。
少し補足しておきますが,スピノザの哲学でいう力というのは常に現実的なものをいうのであって,可能的なもの,いわゆるやればできるというようなことについては,やっていないのであれば力としては認めません。スピノザの同時代的な解釈では,神に対しては現実的な力だけを認め,可能的な力は人間に対しては認められても神に対しては認められないという考え方が主流だったので,スピノザは単に第一部定理三四 に訴えることによってこのようにいうことができたのですが,僕たちはむしろ神に可能的な力を認めることもあるでしょうから,この説明だけでは不十分かもしれません。しかしスピノザは神に対してだけでなく,人間に対しても可能的な力というものを認めませんから,もしもあるものの力がそのものの本性 essentiaであるならば,そのものが何もしない,つまり一切の力を発揮しないということと,そのものが存在しないということは同じ意味になるのです。
これは神についていわれるのですが,神の本性は属性attributumによって構成されているわけですから,属性についても妥当するといわなければなりません。つまり属性もまた必然的にnecessario力を発揮します。これはそれ自体で明らかだといえるでしょう。したがって河井は,延長の属性Extensionis attributumというのは,あるいはその直接無限様態である運動motusと静止quiesは,力そのものあるいは力が有している十全性,これは表象性の反対の意味で僕がここで便宜的にいう十全性を帯びているといっています。
昨日の第26回兵庫チャンピオンシップ 。
わりとすぐに隊列が決まり,前から順にリリーフィールド,ハッピーマン,マテンロウコマンド,ミストレスとなりました。2馬身差でエイシンハリアーとヤマニンチェルキ,2馬身差でケイズレーヴとカナールドーロ。1馬身差でシャナオウ,1馬身差でセイノスケとタンバブショウ。エロイムエッサイムが4馬身ほど離されて発馬後の正面を通過。向正面ではハッピーマンとマテンロウコマンドの差が縮まり,その後ろもミストレスとエイシンハリアーとヤマニンチェルキの3頭に。スローペースでした。
直線の入口ではリリーフィールド,ハッピーマン,マテンロウコマンドの3頭が併走となり,ペースが遅かったこともあってこの3頭で優勝争い。外から前に出たマテンロウコマンドが優勝。真中のハッピーマンが2馬身差の2着で逃げたリリーフィールドが4分の3馬身差で3着。
優勝したマテンロウコマンド は重賞初挑戦での優勝。ここのところ未勝利,1勝クラス,オープンと3連勝していました。ここは同じように前走でオープンを勝っている3勝馬のヤマニンチェルキとの対戦。ただヤマニンチェルキは差しタイプの馬なので,ペースの関係もあって不発。先行できたマテンロウコマンドに凱歌が上がる形となりました。1400mで4連勝となりましたので,スプリンターに近いのかマイラーに近いのかはまだ分からないところがあります。母の父がキングヘイロー で祖母の父がグラスワンダー 。3代母の父がフジキセキ 。7代母がロイヤルサッシュ で母は2017年の北九州記念,2018年の阪急杯と阪神カップを勝ったダイアナヘイロー 。
騎乗した松山弘平騎手と管理している長谷川浩大調教師は兵庫チャンピオンシップ初勝利。
スピノザーナ の9号は2008年9月に発行されました。スピノザーナは各号によって分量が異なるのですが,この9号はわりと多めになっています。
巻頭言は齋藤博による「〈自己への配慮〉をめぐって」で,これはデカルト René Descartesとスピノザの比較です。なお,自己への配慮Le souci de soiはフーコー Michel Foucaultの『性の歴史L'Histoire de la sexualité 』のⅢのタイトルで,齋藤はそれを意識していると思います。
次に『スピノザ哲学論攷 』の河井徳治による「なぜ直観知は必要なのか」という論文が掲載されています。「スピノザの認識論の意義について」という副題がついています。
その次に誌上ミニシンポジウムという特集があります。この特集の大部分は,久保正彰による「17世紀人文学とスピノザ」という論文で,ヤコブス・ホイエルJacobus GoyerのホメロスὍμηροςの研究に関する言及です。ミニシンポジウムとなっているのはこれに対するレスポンスがふたつあるからで,ひとつは『スピノザの世界 』などの上野修によるもので,もうひとつは手島勲矢によるものです。異なった観点からのレスポンスです。
さらに「デカルトとスピノザ」というテーマ研究が特集として組まれているのですが,この部分に掲載されているのは村上勝三の論文のみです。中心的に扱っているのは,デカルトの『哲学原理Principia philosophiae 』とスピノザによる『デカルトの哲学原理 Renati des Cartes principiorum philosophiae pars Ⅰ,et Ⅱ, more geometrico demonstratae 』における物体corpusが実在することの証明Demonstratioの相違です。
その後に,前回の考察の対象となった『スピノザ 人間の自由の哲学 』の著者である吉田量彦の『スピノザにおける生と死』という投稿論文が掲載されています。これはスピノザ自身の生および死の研究ではなく,スピノザの哲学における生と死の探究で,第四部定理六七が対象です。
書評が4つ。工藤喜作 のものはドイツ語の著作の書評です。齋藤博の書評は『ゲーテとスピノザ主義 』を対象としたもの。森尾忠憲が渡辺義晴の『スピノザの社会思想』という著作の書評をしています。渡辺義晴は1950年に『資本主義黎明期の哲学』という本を出版したようで,これが2007年3月,ほかの論文と合わせて再販されたとのことです。最後が水嶋一憲の書評で,これは浅野俊哉の『スピノザ 共同性のポリティクス 』が対象です。
昨晩の第39回東京プリンセス賞 。
レースの序盤はリヴェルベロとホーリーグレイルが並んで逃げる形。4馬身差でゼロアワー。2馬身差でプラウドフレールとアランフェスローズ。4馬身差でゴーゴーイーグルス。1馬身差でピーエムナナ。2馬身差でエイシンマジョリカとエイシンナデシコ。1馬身差でアメストリスとドナギニー。2馬身差でハナノウタゲとベルグラシアス。2馬身差でリコーテリアとグレアネオンライト。4馬身差の最後尾にダイシンゲキと非常に縦長の隊列。最初の800mは47秒9の超ハイペース。
向正面に入ってから単独の先頭に立ったホーリーグレイルがそのまま飛ばしていき,3コーナーでは6馬身ほどのリード。プラウドフレールが2番手に上がりゼロアワーが3番手。前半は後方に待機していたベルグラシアスが外から捲り上げてきました。ベルグラシアスは直線もそのまま外を進出。逃げるホーリーグレイルを差して先頭に立つとそのまま抜け出して優勝。大外からドナギニーとグレアネオンライトが追い込み,外のグレアネオンライトが2馬身半差の2着でドナギニーがクビ差で3着。ホーリーグレイルとプラウドフレールの間を突いたエイシンナデシコが1馬身差の4着でプラウドフレールがハナ差で5着。
優勝したベルグラシアス は南関東重賞初挑戦での優勝。前走の牝馬限定のオープンを5馬身差で圧勝してこのレースに臨んでいました。このレースは能力関係はわりとはっきりとしていたのですが,有力馬が総じて外目の枠に入ったことを案じていました。その不安が的中したレースで,能力上位の1頭だったホーリーグレイルが先手を奪うのに苦労したため超ハイペースに。ほかの有力馬もそれを無視するわけにはいかないので先行したため,このペースに巻き込まれました。結果的に前半は後方にいた馬たちが直線で浮上してくるというレースに。ベルグラシアスも高い能力を有していることは間違いありませんが,ペースが結果に対して与えた影響がかなり大きな一戦だったと思います。母のひとつ上の半兄に2003年のサラブレッドチャレンジカップを勝ったタマモリッチ 。
騎乗した川崎の町田直希騎手はクラウンカップ 以来の南関東重賞17勝目。第21回 以来となる18年ぶりの東京プリンセス賞2勝目。管理している大井の市村誠調教師は南関東重賞5勝目。東京プリンセス賞は初勝利。
4月22日,月曜日。17日に予約しておいた歯科検診 の日でしたので,I歯科 に行きました。午前10時半からでした。
午後8時5分に,グループホーム の妹の担当者から電話がありました。妹はこの時点では2種類の目薬を使用していたのですが,そのうち1種類がもうすぐなくなりそうだという連絡でした。僕はО眼科で処方されていた妹の目薬に関しては,そのすべてをグループホームに届けていたので,その目薬がグループホームでなくなるということはありませんでした。ただ白内障の手術後の目薬に関しては,冷蔵庫での保管を指示されていましたので,何本か処方されるということがあっても,1本だけをグループホームにもっていかせ,残りは自宅の冷蔵庫で保管していました。このときになくなりそうだと言われた目薬に関しては,まだ冷蔵庫に在庫がありましたので,届けると伝えました。
4月23日,火曜日。前日にいわれた目薬をグループホームに届けました。なお,平日はグループホームの利用者は通所施設に通うわけですから,基本的に日中というのは職員も含めてグループホームにはだれもいません。通所施設の終業は午後3時ですから,利用者がグループホームに戻るのはそれ以降の時間になります。僕はこの日は午後3時前にグループホームに到着しましたが,もう利用者が帰ってくるわけですから,その時間には職員はグループホームにいました。ただこのときにいたのはパートの職員でしたので,僕は顔を合わせるのは初めての方でした。
4月24日,水曜日。この日に1冊の本を読み終えました。スピノザーナの9号です。この本については明日から詳しく紹介していくことにします。
4月26日,金曜日。午後7時10分に,グループホームの妹の担当者から電話がありました。23日に目薬を届けたのですが,それとは別のもう1種類の方の目薬もなくなりそうだという連絡でした。こちらの目薬も冷蔵庫での保管が指示されていたものですが,もう在庫はありませんでした。これはその時点で使用しているものが終了したらもう使用を継続しなくてもよいものだったからです。その旨を伝えましたので,目薬は間もなく1種類だけの使用になりました。
昨晩の第70回羽田盃 。
逃げたのはスマイルマンボで2番手にジャナドリア。2馬身差でナチュラルライズ。2馬身差でアメージング。2馬身差でナイトオブファイア。6番手にグランジョルノ。7番手にフレンドローマとキングオブワールド。9番手にミーヴァトン。10番手にコスタデラルス。11番手にスキャロップとペピタドーロとバブリングストーン。14番手にベクトルマッハで最後尾にカセノタイガーという隊列で発馬後の正面から最初のコーナーを通過。最初の800mは50秒0のスローペース。
3コーナーでは前3頭の差はそれぞれ1馬身。2馬身差でアメージング,2馬身差でナイトオブファイア。直線に入ると前の3頭から外のナチュラルライズが先頭に立ち,そこからは差を広げる一方となって圧勝。コーナーは内を回り直線はジャナドリアの外から追い上げたナイトオブファイアが5馬身差で2着。スマイルマンボとジャナドリアはフィニッシュまで競り合いとなり,差したジャナドリアが6馬身差で3着。スマイルマンボが4分の3馬身差の4着でアメージングがハナ差で5着。
優勝したナチュラルライズ は京浜盃 から連勝で大レース制覇。このレースは京浜盃を勝ったナチュラルライズと雲取賞を勝ったジャナドリアの対決でしたが,レース内容は京浜盃が上で,ナチュラルライズはそれを6馬身差で勝っていましたから,最有力候補だろうとみていました。そのときに3着だったナイトオブファイアとの差は詰まったのですが,概ね能力通りの結果になったとみていいのだろうと思います。今後の活躍も大いに期待できますが,現状は左回りと小回りにはやや課題が残っているといえるでしょう。父はキズナ 。
騎乗した横山武史騎手はJBCレディスクラシック 以来の大レース8勝目。羽田盃は初勝利。管理している伊藤圭三調教師は開業から27年1ヶ月で大レース初制覇。
4月12日,金曜日。妹の本牧脳神経外科 の通院がありました。この日は診察だけでした。
4月13日,土曜日。11日にピアノの先生 との電話で決定したピアノのレッスン の日でした。この日は午後5時半の開始でした。ピアノのレッスンは以前は日曜日に実施していましたが,現在は土曜日になっています。これは土曜日に実施すれば日曜日に妹をグループホームに送ることができるからです。
4月14日,日曜日。妹をグループホームに送りました。妹は手術の前日の3日に家に帰ってきました。なので今回は11日ほど家にいたことになります。グループホームに入所してから,これほど長期にわたって家に妹が滞在したのは初めてのことでした。
4月15日,月曜日。前期の三者面談のお知らせが郵送されました。
4月16日,火曜日。前日に郵送されたお知らせは,希望日を記入する必要がある書類です。記入してこの日に郵送しました。そしてこの日はガス漏れの点検がありました。事前の通知では午後1時から午後3時の間に来訪するということになっていて,その間は僕は家に滞在していなければなりませんでした。調査員が訪問してきたのは午後1時40分で,検査自体はすぐに終了しましたので,早くに外出することができました。
4月17日,水曜日。歯科検診の予約を入れました。午後は通所施設に妹を迎えに行きました。
4月18日,木曜日。妹の眼科の通院がありました。この日は午前10時から。術後の経過は相変わらず順調でした。手術後に4種類処方されていた目薬のうち,1種類はすでに処方が終焉し,妹はグループホームに戻った時点では3種類の目薬を挿してもらっていました。そのうちの1種類が今回の帰宅までの間になくなったので使用を停止していたのですが,この目薬はもう使用する必要がないとのことで,この日は処方されませんでした。よって目薬は2種類になったことになります。また,目の保護のために使っていたゴーグルに関しても,もう使用しなくてよいとの指示が出されました。薬局で目薬を処方してもらった後,昼食を摂り,そのまま妹を通所施設に送って帰りました。僕が帰宅したのは午後2時20分でした。
高知から1頭が遠征してきた第63回しらさぎ賞 。馬場入場後にマーブルマカロンが放馬して著しく体力を消耗したため競走除外となって10頭。
発馬後の加速でフェブランシェが難なくハナへ。それを追うようにカレンチャンキーが2番手。2馬身差でツーシャドー。4番手にダノンミカエルとパウオレ。2馬身差でプリンセスアリー。2馬身差でサーフズアップ。2馬身差でシトラルテミニ。9番手がアイゴールドで最後尾にメイドイットマムという隊列で向正面へ。最初の600mは34秒9のハイペース。
向正面でもフェブランシェは快調に飛ばしていき,2番手との差は5馬身くらいに。カレンチャンキーはついていかれなくなりツーシャドーが2番手に。ツーシャドーはそこからいくらか差を詰めていったのですが,再びフェブランシェが差を広げ,鮮やかに逃げ切ったフェブランシェが優勝。ツーシャドーが5馬身差で2着。3着争いは前を早めに追い上げたプリンセスアリー,直線でその内に進路を取ったサーフズアップと外から追ったメイドイットマム,大外から伸びたアイゴールドの4頭の争い。メイドイットマムが6馬身差で3着。サーフズアップが4分の3馬身差の4着でアイゴールドがハナ差で5着。プリンセスアリーが1馬身差で6着。
優勝したフェブランシェ は東京シンデレラマイル 以来の勝利で南関東重賞2勝目。距離が短縮され浦和コースになることは問題なくても,57キロで稍重馬場というのはいくらか不安だと思っていたのですが,スピードがほかとはまるで違いました。前走のクイーン賞もそれほど離されて負けているわけではありませんから,重賞でも間違いなく通用するでしょう。父はリアルスティール 。母の父はクロフネ 。4つ上の半姉が2019年の紫苑ステークスを勝ったパッシングスルー でふたつ上の半姉が2023年の中山牝馬ステークスを勝ったスルーセブンシーズ 。Fee Blancheはフランス語で白い妖精。
騎乗した金沢の吉原寛人騎手 はブリリアントカップ に続く南関東重賞41勝目。第53回 ,54回 ,56回 ,57回 に続き6年ぶりのしらさぎ賞5勝目。管理している大井の藤田輝信調教師は南関東重賞29勝目。第57回以来となる6年ぶりのしらさぎ賞2勝目。
妹はグループホーム と通所施設の両方を利用していますから,ふたつの契約 が必要です。そして契約書は先方で所持するものと僕が所持するものの2通が必要ですから,僕がサインを入れる必要がある書類は4通でした。このときは一対一ではなく,利用者の保護者がもうひとりいましたので,施設の担当者のひとりが,僕たちふたりに契約事項を説明し,ふたりがサインおよび捺印をするという順で契約が進んでいきました。もちろんもうひとりの保護者も,グループホームの利用者の保護者でしたから,4通だったわけですが契約書の内容は施設が所持するものも僕たちが所持するものも同じ内容ですから,詳しい説明があったのは2通だけです。施設の担当者は通所施設の施設長のNさんでした。説明の中で何が最も重要であったかといえば,グループホームから帰宅する際には,なるべく1泊2日で帰宅するようにとのことで,これなら帰宅する日もグループホームに戻る日も,一定の時間はグループホームに滞在することになるので,前もって説明しておいたように,補助金が支出されるようになります。ただしこれは必ずそのようにしなければならないというものではありませんから,僕は現在も2泊3日の帰宅をさせています。ただし通院やピアノのレッスン といったような,妹が帰ってこなければならない事情がない日は帰宅させていませんし,夏休みやゴールデンウィークといった連休中に帰宅させることもしていません。昨年末から今年の年始にかけては妹の希望もあったので帰宅させましたが,帰宅期間は年末年始の休みよりも短く設定ました。要は普段は1泊2日を守れないので,ほかの利用者が帰宅しているような期間は逆にグループホームに滞在させることで,グループホームの利用日数を同じくらいになるようにしているということです。
契約のすべてが終わって帰宅したのは午前11時20分。これは妹を通所施設に送っていった場合に帰宅する時間と同じです。
午後は4日に新調した眼鏡を受け取りに行きました。そして前日に妹に出されていた妹の目薬を処方してもらいました。これは手術の5日前から使用することになっていたグラビット点眼薬です。
昨晩の第8回ブリリアントカップ 。
前に行こうとしたのはヒーローコールとムエックスとリベイクフルシティの3頭。ヒーローコールの逃げとなって2番手にリベイクフルシティ,3番手にムエックスとなりました。2馬身差でダテノショウグン。5番手にグリューヴルム。2馬身差でキングストンボーイ。6番手にヴィアメント。3馬身差でマースインディとエクセスリターンが最後尾を併走で発馬後の正面を通過。向正面で前3頭と後ろの差が詰まってくるとキングストンボーイが外を上昇。4番手に上がり,5番手のダテノショウグンまで一団に。最初の800mは50秒1の超スローペース。
3コーナーではヒーローコール,リベイクフルシティ,キングストンボーイの3頭が雁行に。内を回ったムエックスが4番手。グリューヴルムが5番手に上がり,ペースアップに対応できなかったダテノショウグンは6番手に。直線に入るとヒーローコールが一杯になり一旦はリベイクフルシティが先頭に立ったものの,すぐに外からキングストンボーイが先頭に躍り出て,そのまま抜け出して快勝。リベイクフルシティが4馬身差の2着に残り,外から追ってきたグリューヴルムがクビ差で3着。
優勝したキングストンボーイ はここが報知グランプリカップ 以来の出走。これで転入後は南関東重賞3連勝となりました。ここは58キロという斤量を背負ってのレースでしたが,前走よりも差をつけて楽勝。1800mの南関東重賞で3連勝ということになりましたが,大井の2戦がとくに強い内容でしたから,このコースが得意であるか,あるいは右回りの方がよいということなのかもしれません。父はドゥラメンテ 。母は2005年のフェアリーステークスと2006年のフィリーズレビューを勝ったダイワパッション でみっつ上の半兄が2018年に皐月賞 を勝ったエポカドーロ 。
騎乗した金沢の吉原寛人騎手 は京成盃グランドマイラーズ 以来の南関東重賞40勝目。ブリリアントカップは初勝利。管理している大井の渡辺和雄調教師は南関東重賞14勝目。ブリリアントカップは初勝利。
2月28日,水曜日。午前9時50分にグループホーム の妹を担当する職員から電話がありました。三者面談を実施する日が決定したという報告でした。
3月1日,金曜日。この日が後期の三者面談でした。僕が第一希望として提出しておいた日です。
三者面談というのは施設の利用者とその担当者,そして保護者の三者での面談です。グループホームの職員はグループホームを離れるわけにいきませんので,グループホームで実施されることになっています。利用者が通所施設に通わない日には実施されませんので,必ず平日に行われます。そのためには利用者がグループホームに戻ってくる必要があります。通所施設の終業が午後3時なので,概ね午後3時半に始まります。僕はその時間までにグループホームに到着していなければなりません。なおこれはグループホームの利用者だからこうなっているのであり,通所施設だけを利用している場合は通所施設で面談が行われます。
妹の場合は両方を利用していますから,2度の面談が同じ日にグループホームで行われることになります。通所施設の担当者は通所施設からグループホームに移動してこなければなりません。担当者は当然ながら妹だけを担当するわけではありませんから,妹と一緒に移動してくることはできず,妹よりも遅れてグループホームに到着します。したがって三者面談は,まずグループホームの担当者との三者面談が行われ,それが終了してから通所施設の担当者との三者面談が行われます。前期と後期の2度で,前期は年度の目標および利用者に対する介助の内容が報告されます。後期はその目標の達成の度合が報告されるというのが主な内容です。それぞれが30分くらいですから,待ち時間なども含めれば1時間以上の時間は要します。
この日もこの順序でつつがなく面談が終了しました。そしてこの日に,通所施設の担当者から,契約更新をする実施日が決定したことを伝えられました。僕は三者面談の希望日は,妹を迎えに行く日にすることが多いのですが,この日はそうではありませんでした。なので妹はグループホームに残り,僕はひとりで帰りました。帰宅したのは午後5時でした。
昨晩の第36回東京スプリント 。
発馬後はエートラックスが前に出ていましたが,内から押していったエンテレケイアがハナを取り切っての逃げ。エートラックスが2番手でデュアリストが3番手。この後ろにイグザルト,ギガース,マックス,ラプタスの4頭。8番手にティントレットとマザオとガビーズシスター。1馬身半差でサンライズホークとグランデマーレとダノンスコーピオン。2馬身差でギャルダル。最後尾にボイラーハウスという隊列。前半の600mは34秒3のハイペース。
エンテレケイアは先頭のまま直線に。2番手で追走していたエートラックスが前に出ると外からサンライズホークの追い込み。エートラックスが追い込みを凌いで優勝。サンライズホークがクビ差で2着。エンテレケイアが半馬身差の3着に残り,内を回ってエンテレケイアの外に出たイグザルトがアタマ差で4着。やや伸びを欠いたガビーズシスターが半馬身差で5着。
優勝したエートラックス は兵庫チャンピオンシップ 以来の勝利で重賞2勝目。それ以降は勝ててはいませんでしたが,東京盃以外は好走していました。能力はガビーズシスターが上ですが,2月にサウジアラビアで走った疲れや大井コースが初めてだったことを合わせれば,絶対視はできず,ほかの馬の逆転もあるとみていました。僕が有力とみていた5頭が上位を独占しましたので,結果は順当といえる範囲内。この5頭はそれほど差がないレベルで,状況によって結果も変わるという関係にあるのではないでしょうか。逃げずに勝ったというのはひとつの収穫でしょう。母の父はシンボリクリスエス 。母の6つ下の半弟に2021年の優駿スプリント とアフター5スター賞 を勝ったワールドリング 。A Tracksはブレイクダンスの技の名前。
騎乗したジョアン・モレイラ騎手と管理している宮本博調教師は東京スプリント初勝利。
午前中に薬局 からあった電話の内容について,僕から医師の方に質問しました。それで次のようなことが分かりました。
僕が使用している超即効型のインスリンはヒューマログミリオペンというもので,これは日本イーライリリーという製薬会社の製品です。当然ながら別の製薬会社から販売されている超即効型のインスリン製剤もいくつか存在するのですが,そのうちのひとつが製造中止となったようです。そのインスリン製剤を使用していた糖尿病患者は,当然ながらその後もインスリン製剤を必要としますので,別の製剤に移行しなければなりません。このときに,ヒューマログには移行しないようにという指示が製薬会社からは出ていたようなのですが,医師とくに個人経営の医師の中には,ヒューマログを処方する人が少なからずいたようです。大病院と個人経営のクリニックでは,製薬会社との関係のあり方が異なるでしょうから,ヒューマログを処方するようになる医師が出てくるということ自体は,僕には理解できるところです。しかしこのために,ヒューマログの需要に対して供給が追い付かないという事態が発生したため,薬局で入荷ができなくなってしまったのだと思われます。ただ,以前からヒューマログを使用していた患者に対しては,優先的に出荷することになっているというのが医師の話でしたので,翌日になれば僕の分は用意できるようになったのは,たぶんそのためだったと思われます。
いずれにしてもこの日はインスリンの用意ができていないということでしたから,僕はこの日は薬局に寄らずに帰りました。帰宅したのは午後4時半でした。帰ったところ,1通の書類が郵送されていました。これはグループホーム および通所施設の契約に関するものでした。グループホームと通所施設との契約は,これまでは自動的に更新されることになっていたのですが,2024年度すなわち2024年4月以降は,単年度の契約になりました。なので新たにその契約をする必要が生じるので,その契約をする希望の日を打診する内容でした。
2月27日,火曜日。前日に郵送されていた書類に希望日を記入して送付しました。薬局にも行き,インスリンと注射針 を入手しました。