スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

今後の方針

2009-03-07 19:12:07 | Weblog
 病気のこともありまして,今後は少しブログのやり方を変えていこうかと思っています。ちょうどテーマの考察のまとめが終ってきりのいいところでもありますので,新しい本論は明日からということにし,今日は今後の方針についてお話しておくことにします。

 簡単にいえば,スタイルで説明していることに若干の変更を加えていくということです。したがってそれに沿って説明していくことにしましょう。

 まず上段と下段との関係ですが,これについては変更はありません。

 続いて各カテゴリー。
 哲学については変更点はありません。
 中央競馬については,扱うレースには変更点はありません。ただし,レース前日の簡単な予想というのは今後はしません。回顧記事のみになるということです。
 地方競馬も記事として取り上げるレースはこれまでと同じです。ただしこちらも今後は回顧記事のみで,前日の予想はしません。
 海外競馬については,日本調教馬が出走する海外のグレードレースの回顧記事のみになります。したがって展望の記事は今後はなくなりますし,レース前日の簡単な紹介というのもしません。
 これ以外の競馬関係の記事,すなわち名馬,血統,競馬トピックに関しては,不定期のものですので変更点はありません。なお,2011年をもって競馬トピックのカテゴリーは廃止しました。それ以前のこのカテゴリーの記事は,中央競馬,地方競馬,海外競馬のいずれかに分散させました。
 将棋に関しても,記事にする将棋の基準はこれまでと同じです。ただしこれも前日の紹介や,2日制の将棋の1日目終了時点での紹介はなくなります。
 将棋トピックおよびポカと妙手は不定期掲載ですので変更点はありません。
 競輪についてですが,これはグレードレースの決勝の回顧記事のみになり,その他のレースに関しては扱いません。また,前日の展望,グレードレース開催の紹介もなくなります。ただし競輪の場合,並びは回顧にどうしても必要ですので,これは回顧記事の中に挿入されることになります。また,表彰選手の紹介は年に1度ですので扱います。
 NOAHの記事は断腸の思いもありますが,今後は一切の投稿がなくなるものと考えてください。今までの記事がありますので,カテゴリー自体は残しておきます。
 歌・小説とWeblogに関しては変更点はありません。

 更新の頻度ですが,これまでは原則的に毎日となっていましたが,今後は予告なくお休みすることがあるかと思います。ただし,中央競馬,地方競馬,海外競馬,将棋,競輪の各カテゴリー記事に関しては,現状と同じように更新されるとお考え頂いて構いません。

 ブックマークからブログを外し,僕が高い頻度で利用している個人運営のサイトのみにしました。僕がチェックしているブログに関してはいくつか紹介していますし,また今後も機会があれば記事として紹介していくことになるでしょう。
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更新記録 3月3日現在

2009-03-03 09:03:47 | Weblog
 しばらくの間は過去に遡って投稿します。その間のエントリーについてはこの記録で随時お知らせします。投稿の日時が現実の日時に追い付きましたらこの記事は削除しますので,このページにはコメント,トラックバックはなるべくお控えください。

 1月21日 12月30日分を更新しました。
 1月22日 12月31日分を更新しました。
 1月23日 1月1日分を更新しました。
 1月24日 1月2日分を更新しました。
 1月25日 1月3日分を更新しました。
 1月26日 1月4日分を更新しました。
 1月27日 1月5日分を更新しました.
 1月28日 1月6日分を更新しました。
 1月29日 1月7日分を更新しました。
 1月30日 1月8日分を更新しました。
 1月31日 1月9日分を更新しました。
 2月1日 1月10日分を更新しました。
 2月2日 1月11日分を更新しました。
       1月12・13日はお休みです。
 2月3日 1月14日分を更新しました。
 2月4日 1月15日分を更新しました。
 2月5日 1月16日分を更新しました。
       1月17日はお休みです。
 2月6日 1月18日分を更新しました。
       1月19日はお休みです。
       1月20日は退院してきた日です。
 2月7日 1月21日分を更新しました。
       1月22~24日はお休みです。
 2月8日 1月25日分を更新しました。
 2月9日 1月26日分を更新しました。
       1月27日はお休みです。
 2月10日 1月28日分を更新しました。
 2月11日 1月29日分を更新しました。
       1月30・31日はお休みです。
 2月12日 2月1日分を更新しました。
       2月2日はお休みです。
 2月13日 2月3日分を更新しました。
 2月14日 2月4日分を更新しました。
       2月5~7日はお休みです。
 2月15日 2月8日分を更新しました。
 2月16日 2月9日分を更新しました。
       2月10日はお休みです。
 2月17日 2月11日分を更新しました。
 2月18日 2月12日分を更新しました。
 2月19日 2月13日分を更新しました。
 2月20日 2月14日分を更新しました。
 2月21日 2月15日分を更新しました。
       2月16・17日はお休みです。
 2月22日 2月18日分を更新しました。
 2月23日 2月19日分を更新しました。
 2月24日 2月20日分を更新しました。
 2月25日 2月21日分を更新しました。
 2月26日 2月22日分を更新しました。
       2月23日はお休みです。
 2月27日 2月24日分を更新しました。
 2月28日 2月25日分を更新しました。
 3月1日 2月26日分を更新しました。
 3月2日 2月27日分を更新しました。
 3月3日 2月28日分を更新しました。

 3月1日~3月3日はお休みします。よって3月4日付の記事から,投稿日時と現実の日時が一致します。したがいましこの更新記録は今日付けが最後です。当初は削除の予定でしたが,コメントがつきましたので,記事として残しておくことにします。
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ご報告

2009-01-20 11:31:45 | Weblog
 記事は12月29日付けまでエントリーしていましたが,体調が芳しくなく,27日以降はほとんど寝たきりに近いような生活を送っていました。パソコンがベッドの横にあるので投稿しましたが,今から考えればよくできたものだと思います。
 30日にはその気力も萎え,年が明けて元旦にはどうにもならなくなってしまい救急車で病院へ。そのまま入院となりました。詳しい検査の結果は1型糖尿病。今後は1日に4度のインスリン注射が欠かせぬ身体となりましたが,体調は回復し,今日,無事に退院してきました。
 第二部定理一七がまだ途中ですので,とりあえずはそれを終わらせて,その後に,今回の病気について詳しく書いていこうと思っています。なお,記事は過去に遡ってエントリーしていきますので,新たなエントリーに関しては更新記録でお知らせします。
 年末年始の忙しい時期に何もできませんでしたので,やらねばならないことがたくさんあります。本格的な記事の投稿は,可能ならば明日からということにし,今日はとりあえずのご報告まで。
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スタイル

2008-04-05 19:58:14 | Weblog
 以前にこのブログのスタイルを紹介しました。しかしあれから1年半以上が経ち,不適当な部分もあります。先日ブログ名を改題したということもあり,いい機会と思いますので,改めて紹介し直すことにします。

 まず,このブログは上段と下段の2部構成になっています。上段は趣味にあたる部分。これは1日で完結します。下段は,スピノザの『エチカ』についてあるテーマを設定し,それについて考えていくもので,連載形式になっています。

 記事の右上のカテゴリーは上段の記事に該当します。日によって話題が変わるのは上段のみですので,当然です。各カテゴリーの内容を紹介します。
 哲学。これは文字通りに哲学関係です。書評の類もありますし,僕自身の考えの表明もあります。
 中央競馬。これはJRAのレース回顧です。扱うレースはJRA主催のレース表記上の大レース。また,障害のGⅠレースです。これはレース前日に簡単な予想がしてあります。予想をお読みになりたい場合は,左上のカレンダーから進んでください。記事の前日ではなく,レースの前日ですのでご注意ください。
 地方競馬。これは地方競馬のレース回顧です。扱うレースは地方競馬主催の重賞レースと,南関東重賞です。これもレース前日に予想がしてあります。
 海外競馬。これは日本調教馬が出走する海外でのレースの回顧と展望です。これもレースの前日には,予想ではありませんが簡単な紹介があります。
 名馬。これは過去の日本の競馬で活躍した馬の紹介です。
 血統。これは競走馬の牝系の紹介です。
 競馬トピック。これは,上記のいずれにも該当しない競馬の話題になります。もちろん中央競馬であるか地方競馬であるかは問いません。
 将棋。これはプロの実戦です。扱う基準ですが,まず主催社がネット上に,何の登録もなしに無料で閲覧できる,動く盤面を公開しているものというのが現在の前提です。この条件を満たすタイトル戦,タイトル戦の挑戦者決定戦,公式戦の決勝戦は原則的に扱います。そのほか,前提条件を満たしていて,かつ面白そうな対戦の場合,また,同様に前提条件を満たした僕が面白いと感じた将棋も扱います。事前に扱うことが決定している将棋では,対局前日に何らかの紹介があります。また,それが2日制の将棋であれば,1日目の終了時点にも少し触れています。
 将棋トピック。これは上記に該当しない将棋の話題です。つまり個別の棋譜以外の将棋の話題はこちらのカテゴリーになります。
 ポカと妙手。これは文字通りに,プロの焦眉におけるポカと妙手を紹介するもの。このカテゴリーは2008年9月2日に,将棋トピックから独立してカテゴリー化されました。
 競輪。これは主に競輪のレース回顧です。必ず扱うのはグレードレースの決勝。また,中央競馬,地方競馬,将棋のカテゴリーで当日に扱う記事がなく,その日に競輪のグレードレースが行われていて,かつその日のメーンレースが1レースであるという場合,そのレースを扱うこともあります。これらの記事は,レース前日に並びの展望がしてあります。ただし,現在は印を打つ予想はしていません。また,グレードレース開催初日の前日にも,簡単な紹介があります。それから,競輪はトピックが少ないので,レース回顧以外の競輪の記事もこのカテゴリーに含まれています。
 NOAH。これはプロレスリングNOAHに関係する記事です。
 歌・小説。これは歌と小説のレビューです。
 Weblog。これは以上のどのカテゴリーにも該当しないものです。今後はおそらく今日のようなお知らせの記事だけがこのカテゴリーに入ってくるものと思います。

 先述したように下段は連載という形式になっています。したがって,上段の記事には興味がないが,下段の記事だけを読むという場合には,ある程度まとめてお読みになるのが効率的かと思います。特別な事情がない限り,このブログは毎日更新されることになっていますので,あまりたまってしまってはまた大変かもしれません。週に1回か2回は閲覧して頂けますと,僕としてはありがたいです。

 ひとつの記事に関するコメントの集中状況は改善しません。記事自体を削除すれば解決するのかもしれませんが,せっかく書いた記事を削除するのもどうかと思いますので,このままいきます。くれぐれもご注意ください。トラックバックは試験的に事前承認なしにしてみます。ただ,以前のような状況に戻るようなら,予告なく事前承認制に戻すこともありますのでご了承ください。

 明日は川崎記念の2日目優秀のダイヤモンドレースです。並びは山崎-佐藤-伏見の北日本に渡辺,平原-神山-飯嶋の関東,手島は番手戦も視野に入れ,この後ろに米沢。
北日本でしょうか。
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改題

2008-03-24 19:19:21 | Weblog
 今日からこのブログのタイトルと,その説明文を改めました。これについていくつか説明しておきます。この関係で,今日は観念論の考察の方はお休みです。
 このブログは開設から3年目に突入したあたりです。今まではスピノザの『エチカ』について考えるブログというタイトルで,タイトル通りに,スピノザの『エチカ』について,論理的になるべく分かりやすく考えてみるブログです,という説明文が付されていました。
 左下にもブックマークしてあるスタイルをお読みいただければお分かりになると思いますが,現在,このブログは上下の二本立てになっています。しかしこれは僕がブログを始めた当時の意図というか予測とはまったく違っています。僕は上段の記事に関しては,こんなに力を入れることになるとは思ってもいませんでした。
 しかし,いざブログを始めてみますと,トラックバックやコメントの関係で,上段の記事に関してそれを楽しみにしている方が意外と多いということに気付かされました。そこで上段の記事にも下段の記事と同等の力を入れるようにした結果,現在のような形となったわけです。
 そう考えますと,今までのブログタイトルというのは偏っていたといわざるを得ません。題名だけでこのブログにアクセスしてきた方は,当然ながらスピノザの哲学に興味があると思われ,しかしそうした方々は,このブログのこうしたスタイルに,哲学に対して不真面目であるという類の不満を抱かれるという面があったかもしれません。またそれだけでなく,スピノザの哲学には興味はないけれども,上段の記事は読むという方に対しても,不誠実で失礼であったかもしれません。どちらの点に関しても,そのことで不満を抱かれるのは僕の本意ではありません。これが今回の改題の最大の理由です。
 一方,説明文についてです。僕がそこで論理的に分かりやすく,といったのは理由がないことではありません。僕自身は,最も分かりやすいことは論理的な事柄であると考えているからです。たとえば,数学は純粋な論理学であるといえますが,数学ほど分かりやすい学問はないだろうと,僕は本気で考えているのです。また,哲学についても,スピノザは数学の公理系を模して『エチカ』の体系を形作ったといえますが,もしもすべての哲学がこのように書かれていれば,それはもっと分かりやすかったと僕は思っているのです。
 しかし一般的には,『エチカ』はこのような体系であるから理解が困難であるという考え方も多いようです。また数学についていえば,それは論理的であるがゆえに分かりやすいのですが,では僕が数学が得意であるかといえばそんなことはありません。高校時代には1度だけ赤点を取ったことがありますが,それは数学Ⅰでした。
 先日もコメントを頂きましたが,これは以前にも似たようなことがありました。スピノザの哲学についていっても,僕は十分に理解できているわけではありませんから,いかに論理的なことが最も分かりやすいからといって,論理というものは無条件で把握できるというわけではなく,このことについて分かりやすくということばを用いたことが,評判が悪いというのも頷ける話です。こういった点に考慮しまして,説明文の方も,新タイトルにそぐうような内容に改めた次第です。
 改題しましたが,これは現時点でやっていることの内容に,そのタイトルおよび説明を改めたということです。したがいまして,やっていくことに関しては,当分の間は変わらないと思います。これからもよろしくお願い致します。
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調子

2007-01-10 21:52:24 | Weblog
 どうもパソコンの調子が悪く,少しお休みするかもしれません。
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体調が…

2006-12-12 23:53:02 | Weblog
 体調が優れないので今日はお休みします。
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スタイル&定義六の性質

2006-09-05 23:38:39 | Weblog
 昨日の予告通り,このブログの形式を説明します。一見して分かるように,このブログは上下の二本立てになっています。上段が趣味について,下段がスピノザのエチカについての記事です。各ブログの上部(日付の左)及び左側下方のカテゴリーは,上段の記事にのみ対応します。あるカテゴリーだけをまとめて読みたい場合はその部分をクリックしてください(PCのみ有効です)。競馬と競輪のレースの記事の場合,ごく初期を除くと前日に予想がしてあります。それを読みたい場合はご面倒ですが左上のカレンダーから調べてください。なお,記事はレース当日とは限りません。予想はレースの前日ですので,その点にはご注意を。将棋の対局の記事についても,前日(2日制の場合は初日にも)若干の紹介が付されている場合があります。この部分の記事は原則的には1日で完結しています。何らかの意味で継続する場合は,後の記事が前の記事にリンクしてありますのでそれを辿っていってください。一方,本編ともいうべき下段の方は,エチカについてあるテーマを設定し,それについて少しずつ進んでいく形態です。ですので,この部分についてはある程度(できればそのテーマの始まった日から)通読しないと,僕のいわんとすることは理解できないと思います。ですので,こちらの記事にのみ関心があるという方は,たとえば週に1度か2度,まとめて読んだ方がよいと思います。エチカに興味をもって新規にこのブログにいらっしゃった方は,ご面倒ですが時間に余裕のあるときにまとめてお読みになってください。なお,これはあくまでも僕の理解ですので,正しいとお考えになられては困るのはもちろん,むしろ僕の理解におかしいと思われる部分があればその都度ご指摘ください。このブログの最大の目的はそこにあります。
 今後もこのブログはこの形式で進めていくつもりですが,もし何かこうしてほしいというご要望がある場合にはお聞かせください。
 明日はオールスター競輪がいよいよ決勝を迎えます。タイトルホルダー(GⅠ優勝者)がふたりだけで混戦模様。ラインは武田-手島-諸橋の関東,市田-佐々木,井上-高木の混成ラインがふたつの3分戦で,佐藤と白戸は自在戦。難しいですがオリオン賞でああ書いた手前,市田選手◎からいきます。もちろん先行一車といえる武田選手○も有力。あとはタイトルホルダーに敬意を表して佐藤選手▲と高木選手△。

 定義六の残る問題はこの定義の性質,すなわちこれは実在的な定義なのか名目的な定義なのかということですが,たぶんこれはどちらとも解釈することが可能で,エチカを専門的に研究しているような学者の間でも意見は分かれるのではないかと思います。僕自身の考えについていえば,確かに神の存在はこの定義のみから発生するのであって,この意味で,この定義は実在的であると考えているのですが,後に採り上げますが定理一一で神の存在をスピノザが証明するとき,スピノザは単にこの定義のみには訴えないような証明も示していて,この点では名目的であると考える余地もあると思います。ただ,どちらであるかということについては,ここでのテーマにはあまり関連しませんので,これはとりあえず問題として残しておいたまま,この定義そのものの正当性の方をみていくことにします。
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Hな響き&思惟の様態

2006-05-25 22:24:32 | Weblog
 もうずいぶん前になりますが,ブログを始めたことを何人かの友人たちに知らせました。そのうちひとりの返信にちょっと変わった内容のものがありました。彼はスピノザを知らなかったのですが,彼には「スピノザ」ということばが卑猥に響くようで,何だかHなことばみたいなのだそうです。僕はそんなふうに感じたことはなかったし,こんなふうにいわれたことも初めてでした。人の感覚というのはなかなか不思議で理解しがたいものです。でも,実は僕にもひとつ,彼にとっての「スピノザ」があります。神奈川に真鶴という町があるのですが,この「まなづる」という響きが僕にはどうにも猥褻に感じられるのです。そういえば昔,カキノマナズルという名前の馬がいました。「マナズル」+「カキノ」というのは,僕にはなおさら卑猥に感じられました。

 すべての形相的事物にその観念があって,その両者は同一の個体であり合一しているということから,次のことが結論として得られます。すなわち,どんなものでも,それが実在するとなると,思惟の属性以外の何らかの属性(その事物が形相的に実在するときの属性。物体の場合は延長の属性)の様態として存在すると同時に,思惟の様態(その観念)としても実在するのです。すなわち,自然のうちには,思惟の様態として実在しないものは何もなく,しかし,思惟の様態として単独に実在するものも何もないのです。まあ,我々人間が知覚し得るのは思惟の様態を除外すれば物体だけですから(第二部公理五),分かりやすくするために物体だけで考えますが,人間も馬も蜘蛛も雑草も石鹸も三角形も,延長の様態(物体)であると同時に,実は思惟の様態でもあるのです。
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木村カエラ&第二部定理一九

2006-03-30 20:39:19 | Weblog
 明日のsakusakuが,木村カエラが番組MCとして出演する最終回となります。僕が番組をコンスタントに見るようになったのは,再放送が夜の12時過ぎになってからですが,見始めた頃には彼女はほとんど無名だったといっていいでしょう。それが今では超有名人ですからね。これだけの人が地方ローカル局の番組で毎日MCやっていたことの方が,不自然といえば不自然だったのかもしれません。

 次に,第二部定理一九に注目してみます。「人間精神は身体が受ける刺激〔変状〕の観念にとってのみ人間身体自身を認識し,またそれの存在することを知る」。これもいささか難しい言い回しですが,要するに僕たち人間は,僕たちの身体が何かの刺激を受けることによって,ここでいう刺激とは,いわゆる肉体的接触だけでなく,光による刺激(視覚)や空気の振動による刺激(聴覚)なども含むわけですが,そうした刺激によって,自分の身体を知覚する,つまり,自分の身体の観念をもつということです。さらに定理の本文中の「のみ」に注意すれば,僕たち人間は,この方法以外では自分の身体を知覚し得ないということになるのです。
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お知らせ&真の観念と誤った観念

2006-03-23 22:26:05 | Weblog
 お気付きの方もいると思いますが,ブックマークが追加されています。ちょっとここでご紹介。
 まず『進歩向上』。同じときにブログを始めたことがきっかけでwan♪というハンドルネームコメントしてもらってる方のブログです。ハンドルネームのため,ブログを探すのに手間取ってしまったのですが,先日,僕のことを記事にしてもらったの検索でヒットできました。こういうことで『エチカ』を読んでみようという方がいきなり出てきて,僕もブログを始めたかいがあったというものです。一度ご覧になってください。ハンドルネームの由来も分かりますよ。
 もうひとつは『Mondoの一発予想』。20日の記事にトラックバックしてもらいました。競馬の予想をされていますので,競馬,なかんずく馬券に興味のある方はご一読を。

 観念について説明します。
 『エチカ』では観念はふたつの方法から四種類に分類されます。まず,観念を観念の対象(観念されたもの)と比較する方法。このとき,観念がその対象に一致する場合,つまり,観念とその観念の対象の本性が同一であるなら,この観念は真の観念であるといわれます(第一部公理六)。そして逆に,観念が観念されたものと一致しない場合,つまり,観念の本性がその観念の本性以外の何かを含む場合、この観念は誤った観念であるといわれるのです(ただし,誤った観念を有するということと,誤っているということは異なります。これについては第二部定理三三や定理三五とその備考を参照してください)。
 これがこの方法による観念の分類。この意味で,真の観念と誤った観念は対義語であるということになります。
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最初に

2006-03-08 22:49:16 | Weblog
今日からブログを始めることにしました。
趣味である競馬・競輪・将棋のことを書くこともあると思いますが,ほとんどはスピノザの『エチカ』についてのことになるでしょう。まあ,世間的にみればおそろしく関心度の低いブログになるのではないかと思っていますが,もしもスピノザの哲学に興味のある方がこのページを閲覧して,ご意見を頂けたなら幸いです。
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