スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

農林水産大臣賞典平和賞&2019年5月の通院

2019-10-31 19:01:30 | 地方競馬
 北海道から3頭が遠征してきた昨晩の第65回平和賞
 発馬後の加速が抜群だったエメリミットが先頭に立ちましたが,すぐにペースを緩めてしまったため,内からサンオブロジータに出られ,2頭が並んで逃げるようなレースに。3番手にモリノブレイク,4番手がヴァケーションでこの4頭が先行集団。2馬身差で続いた好位集団の前列にバブルガムダンサーとレイワデジタルで後列にピアノマンとチョウライリン。ロイヤルペガサス,マンガンの順で中団を進み,後方にヴァンブルースとカネトシマックス。最後尾からコガラスマルという隊列。前半の800mは49秒7のハイペース。
 サンオブロジータは1コーナーから2コーナーにかけてもそうだったのですが,3コーナーから4コーナーにかけても外にやや膨れてしまいました。この間にその内を突いたモリノブレイクが一旦は先頭に。しかし膨れたサンオブロジータとそのあおりを喰らったエメリミットのさらに外から進出してきたヴァケーションの勢いがよく,直線の入口ではこちらが先頭に。ヴァケーションはそのまま後続を突き放していき快勝。モリノブレイクの後を追うように内から進出し,直線でやや外目に出したバブルガムダンサーと,内のモリノブレイクの間からマンガンが伸びてきて2馬身半差で2着。大外から差し込んできたチョウライリンがフィニッシュ寸前でバブルガムダンサーを差して2馬身差の3着。バブルガムダンサーがアタマ差の4着。
 優勝したヴァケーションは新馬を8馬身差で逃げ切ると2戦目の特別戦は2秒8もの大差をつけて圧勝。前走の準重賞は3着でした。ここは遠征馬のレベルがそう高くはないので,この馬と2着馬の方が優勝候補ではないかと考えていましたので,ある意味では順当な勝利といえるでしょう。内容が圧巻のものでしたから,相当な器である可能性は秘めていますが,実際に前走は負けていることと,3着馬が先週の鎌倉記念では5着だったことも踏まえると,現時点であまり過大な評価はしない方がよいかもしれません。父はエスポワールシチー。母の父はサッカーボーイ
 騎乗した金沢の吉原寛人騎手東京記念以来の南関東重賞27勝目。平和賞は初勝利。管理している川崎の高月賢一調教師は南関東重賞4勝目。平和賞は初勝利。

 この日は予約が午後2時半でしたので,1時50分に病院に着きました。到着すると保険証確認をし,診察券を機械に挿入し予約票を取り出します。この日は診察券を入れても機械が反応しませんでした。ただ,機械は何台かありますので,別の機械に挿入すると,読み取ってくれました。これはこのときだけでなく,これ以降もこのときに挿入した特定の機械だけは読み取ってくれません。そのまま設置してありますので,おそらく機械の故障ではなく,僕の診察券とは相性が悪いということなのでしょう。
 中央検査室には待っている患者がいませんでしたので,すぐに採血をし,採尿をして注射針の処理をしました。
                                       
 予約通り,2時半には診察が始まりました。HbA1cは7.0%と,4月から一気に下がっていました。これはトレシーバの注射量を増量したからでもありますが,気候の影響もあったと思います。何度もいっているように僕の血糖値は気温と明らかに因果関係があり,気温が低いほど高くなりがちです。厳寒期が過ぎていたので,それまでより血糖値が下がるようになっていたのです。傾向としては,睡眠前の血糖値が高く,昼食前の血糖値は下がりすぎでした。なので朝食前の超即効型のインスリンであるヒューマログは0.01㎎減らし,夕食前のヒューマログを0.01㎎増やすという変更がありました。
 この日はほかにふたつの異常がありました。ひとつはPHで,8.5と上限値を上回っていました。これは初めての異常でした。もうひとつは中性脂肪です。4月も同じ異常が出ていたのですが,この日は185㎎/㎗と,上限値を大幅に上回っていました。この日も主治医から何かを言われたわけではありませんが,僕としてはとても気になるところでした。というのも,以前は下限値を下回る以上が出ていたことのあるような値なのですから,僕自身の中性脂肪値という観点でいえば,ここ数ヶ月の間で一気に上昇したということになるからです。
 中性脂肪ですから,影響を与えていたのは食生活以外には考えられませんでした。確かに以前よりは揚げ物を食べる機会は増えていました。ですのでこの日以降は,食生活を改善することにしました。
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新人王戦&使用料

2019-10-30 18:51:50 | 将棋
 21日に指された第50回新人王戦決勝三番勝負第二局。
 増田康宏六段の先手で相掛かり。先手が浮飛車にしたのをみてから後手の高野智史四段も浮飛車に。中盤がとても長い将棋になりました。
                                        
 後手が飛車交換を拒否して銀を打った局面。ここで先手は☗7六角という鬼手を放ちました。しかし☖8六銀☗5四角☖8七銀不成☗同金☖5六歩という一本道の進行で,先手が芳しくなかったようです。☗3六飛と逃げても苦しかったということですが,その方が勝負は長引いたように思えます。
 先手は☗4五角と桂馬を外しましたが金のヒモが消えてしまったので☖8七飛成。そこで☗6五桂と反撃に出ました。ここから後手は☖5七歩成☗同銀☖8八龍と王手して☗6八銀打と合駒を請求。そこで☖3五角と打ちました。
                                        
 実戦はここから☗5三歩と攻め合いに出て後手が勝っています。ただ実戦の進展からすると,☗4六銀打と受ければ先手玉がすぐに寄る状況ではなかったと思います。駒を使ってしまうと攻めが細くなってしまいますが,受けて勝負を長引かせる手段はあったのではないでしょうか。
 高野四段が勝って1勝1敗。第三局は28日に指されました。

 5月17日,金曜日。妹の本牧脳神経外科への通院でした。この日は診察だけでした。夜,7時15分にピアノの先生から電話がありました。日曜日のピアノのレッスンの開始時刻についてです。
 5月19日,日曜日。妹のピアノのレッスンでした。午後4時半からでした。
 5月20日,月曜日。妹を通所施設に送りました。
 5月21日,火曜日。お寺の奥さんから電話がありました。25日の午後に来訪するとのことでした。主要案件は,完成した会堂の中にできた納骨堂の使用料についてであるとのことでした。
 5月24日,金曜日。午後2時10分にお寺の奥さんから電話がありました。翌日の来訪時刻の報知でした。午後2時半になるということでした。
 5月25日,土曜日。午前10時45分にまたお寺の奥さんから電話がありました。来訪の時刻を1時間ほど繰り上げたいということでした。僕はこの時点では外出中でしたが,午後1時半には帰っていられる状況でしたから,承諾しました。
 奥さんは予告通りに午後1時半に来訪しました。まず主要案件の納骨堂の使用料に関してです。納骨堂に入るのは,まずすでに死んでいる僕の祖父母,父の両親と,僕の両親の4人,そして僕と妹も死後はここに納骨しますから,合計で6人になります。ただし,その使用料の一部は,母が生前に支払っていましたので,僕が支払わなければならなかったのはその残額でした。ただそれでも多額でしたから,これはこのときに現金で支払ったわけではありません。この日は払い込み用紙を受け取っただけです。これ以外に,今後の回向のときのお布施についての話と,僕の家屋と土地の相続に関する相談もありました。概ね30分くらいですべてが終了しました。
 この日は妹は土曜レクリエーションでした。4月はそれがいつであるか事前には分かっていなかったため,僕の通院に合わせて妹を週末にグループホームで過ごさせたわけですが,新年度になって予定表も配布されましたので,こちらは事前,つまり5月の予定をグループホームに知らせる時点で判明していました。なのでこの週は僕は妹を迎えには行きませんでした。
 5月27日,月曜日。通院でした。
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加古川青流戦&不動産相続

2019-10-29 19:00:45 | 将棋
 20日の午後に鶴林寺で指された第9回加古川青流戦決勝三番勝負第三局。
 振駒で池永天志四段の先手となり相矢倉。後手の服部慎一郎奨励会三段が銀矢倉になっているのは腰掛銀を引かされたからで,すでにそのあたりで先手の作戦勝ちだったかもしれません。
                                        
 先手が端歩を突いた局面。後手はとにかく角を使う必要があるので☖7三角と上がったのですが,☗9五歩に☖8四角と上がり直しました。これは明らかな手損。☖7三角のところで☖8四角と上がるか,角が上がれないのなら☖9四歩と受けておくのがよかったでしょう。
 得をした先手は☗3五歩と仕掛けました。対して☖4五歩は常套手段。☗同銀☖3五歩ですがそこで☗4六角と上がっておくのがいい位置。後手は☖4四歩☗5六銀と引かせてから角筋を避けつつ6四を守るために☖6二飛と回りました。
 今度は☗8六歩と反対側から攻撃。☖同歩☗同銀に再び☖8二飛と戻りましたが☗8五歩☖5一角と角を押さえ込んで☗6五歩と突きました。
                                        
 第1図と第2図を比べれば,ほとんど先手ばかりが指したような進展です。これでは大差に近くなってしまっていると判断してよいでしょう。
 2勝1敗で池永四段が優勝。棋戦初優勝です。

 僕が産まれたとき,家屋は所有していましたが,土地は借りていました。いつだか忘れましたが,その地主が,所有する土地を売却したいということで,土地も購入しました。地主が所有していたのは僕の家が建っている土地だけでなく,付近一帯すべてでした。おそらく僕の家の近所の方々も,そのときに土地を購入したものと思います。
 家屋と土地の名義は,僕の父と母の共同になっていました。つまり,家屋も土地も両親の共有財産として登録されています。父が死んだときに,それを母単独の名義にするべきだったのでしょうが,母はその手続きをしていませんでした。そしてそのままの状態で母も死んだため,土地も家屋も現在もまだ僕の両親の名義で登録されています。不動産には固定資産税がかかりますが,その納税のための振込用紙は,両親の名義で届きます。父の死後も,もちろん母の死後もそれはそのまま支払い続けています。なので現在でも土地も家屋も両親の共有財産という形で継続しているのです。
 いずれはこれは相続しなければならないでしょう。ただ僕はこのことについて,お寺の奥さんを介して弁護士に相談したところ,今すぐに相続の手続きに入らなくても,僕のような場合は大丈夫であるという解答を得ています。その理由になっているのは主に二点あり,ひとつは,この不動産を相続するのが僕だけであって,相続に関して争いが起こる可能性がないということです。もうひとつは,僕が死んだ後はこの不動産を相続する人がいないという点です。実際のところ僕が死んだときにまだ妹が生きていたとしても,妹はグループホームで暮らすことになりますから,ほかに住居を必要とはしません。したがって僕の死後は家屋も土地も不要なものとなるのです。このふたつの条件が揃っている場合は,急いで相続の手続きを開始しなくてもよいようです。
 5月13日,月曜日。妹を通所施設に送りました。
 5月14日,火曜日。回向でした。午前11時からです。導師は大抵は時間通りに来訪するのですが,この日は10分ほど遅れました。
 5月16日,木曜日。妹を通所施設へ迎えに行きました。翌日が本牧脳神経外科の通院だったからです。
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「火の国杯争奪戦」in久留米&火災保険

2019-10-28 18:56:10 | 競輪
 久留米競輪場で行われた昨日の熊本記念の決勝。並びは柴崎‐浅井の三重,松浦‐柏野の中国,門田-小川の四国,中本-中川の熊本で松谷は単騎。
 小川がスタートを取って門田の前受け。3番手に中本,5番手に柴崎,7番手に松谷,8番手に松浦で周回。残り3周のバックから松浦が動き,残り2周のホームで門田を叩いて誘導が退避。これを柴崎が叩いてバックに入ると中本が外からかましていって打鐘。動いてきた門田はホームすぎのコーナーの入口で中川にブロックされましたが,立て直してバックに入ってからまた前に迫りました。その外を捲ってきたのが松浦。バックの半ばから中川が番手捲りを敢行。中川の後ろにいた柴崎は追うことができず,門田と松浦が競り合いながら中川を追う形に。中川はそのまま追ってきた両選手を寄せ付けずに快勝。踏み勝った松浦が4分の3車身差で2着。門田が半車身差で3着。
 優勝した熊本の中川誠一郎選手は6月の高松宮記念杯以来の優勝。記念競輪は昨年の熊本記念以来の7勝目。GⅢは8勝目。熊本記念は2016年にも優勝していて連覇で3勝目。このレースは中本か門田の先行で,中本がすんなりと駆けられれば番手の中川が有利で,激しく先行争いをするようなら松浦が有望と予想していました。門田も抵抗はしたものの中本がそれを許さないような走りになったので,中川の方が展開有利になったというところでしょう。門田は3着ではありましたが,諦めることなく踏み続けてのもので,いいレースをしたと思います。

 この保険代理店は,このときに電話を掛けてきた方の父親が経営していた店です。この時点では代替わりし,その方の息子さんが同じ資格の下に代理人としての交渉を行っていました。は父親の方と個人的に親しく,その方を介して火災保険の契約を結んでいました。この時点では火災保険だけでしたが,母が小脳出血を起こす前にまだ自動車の運転をしていた頃は,自動車保険の契約もその方を通して締結していました。ですからその方は僕の家を訪問してくることも何度かあり,僕も顔は見知っていました。というか僕はその方がまだ代理人を続けていると思い込んでいて,代替わりしているということ自体をこのときの電話で知ったのです。
 火災保険の契約者は母でした。母が生きていれば当然ながらそのまま新しい契約を締結したでしょう。先方はそのつもりで電話をかけてきました。つまり母が死んだということをまだ知らなかったのです。そこで僕はそのことを伝えました。母にはお世話になったので近いうちに訪問したいとのことでしたので,その日時だけを決めておき,保険の話などがあればそのときにすることとして,この晩はそれで電話を切りました。
 5月9日,木曜日。妹を通所施設に迎えに行きました。
 5月10日,金曜日。妹の歯科検診のため,指定歯科であるみなと赤十字病院に行きました。この検診があったため,この週は金曜ではなく木曜に迎えに行ったのです。いつものようにクリーニングをしましたが,目立った汚れはないとのことでした。その後で,噛み合わせの調整という施術がありました。どうも噛むときに上下の歯が激しくぶつかってしまうようなので,それを避けるための施術であるという説明でした。ただし具体的にどのようなことをしたのかということは,僕にはよく分かりませんでした。
 5月11日,土曜日。8日の夜に電話で話した保険代理店の方が午後3時半に来訪されました。焼香された後,火災保険の満期が6月5日であるという説明がありました。ですが新規の契約はしませんでした。というのは契約するなら僕が契約者にならなければなりませんが,家の名義変更に関してはまだ済んでいなかったからです。
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天皇陛下御即位慶祝天皇賞(秋)&三者面談

2019-10-27 18:52:31 | 中央競馬
 第160回天皇賞(秋)
 アエロリットが素早くハナへ。2番手にスティッフェリオ。3番手はサートゥルナーリアとドレッドノータス。5番手にアーモンドアイ,ダノンプレミアム,アルアインの3頭。8番手はウインブライト。9番手にスワーヴリチャードとランフォザローゼスで10頭は一団。2馬身差でゴーフォザサミットとワグネリアン。3馬身差でユーキャンスマイル。その後ろにケイアイノーテックとマカヒキ。4馬身差の最後尾にカデナと,残る6頭はばらばらの追走。前半の1000mは59秒0のスローペース。
 直線に入るところのコーナーワークでアエロリットが一旦は後ろを離す形。スティッフェリオは一杯になり,アエロリットのすぐ外にサートゥルナーリアが出てきてその外からダノンプレミアム。アーモンドアイはアエロリットの内に進路を取ると,競り合う3頭を置き去りにして抜け出し圧勝。2着争いとなった競り合いからはサートゥルナーリアが脱落。ダノンプレミアムがアエロリットを差して3馬身差で2着。逃げ粘ったアエロリットがクビ差で3着。ダノンプレミアムの外から伸びたユーキャンスマイルがクビ差の4着で,アエロリットとダノンプレミアムの間から伸びたワグネリアンがクビ差で5着。
 優勝したアーモンドアイドバイターフ以来の勝利で大レース6勝目。ここは能力は断然なので,前走のような極端な不利がない限りは勝つだろうと思っていました。いい枠を引き,いい位置でレースを進め,何の不利もなく最後も内に進路が開けたのですから,この圧勝になったのも当然でしょう。アクシデントを期待するのでない限り,この馬に逆らおうとするのは無謀ではないかと思います。父はロードカナロア。母はフサイチパンドラ。祖母はロッタレース
                                        
 騎乗したクリストフ・ルメール騎手はスプリンターズステークス以来の大レース制覇。第158回に続く連覇で天皇賞(秋)2勝目。第159回も制していて天皇賞は三連覇で3勝目。管理している国枝栄調教師はドバイターフ以来の大レース17勝目。天皇賞(秋)は初勝利。第139回以来となる10年半ぶりの天皇賞2勝目。

 妹を送った後,僕は事前の予定の通りに川崎に出掛けました。上大岡から川崎は京浜急行で行くことができ,快速特急に乗ってしまえば20分ほどです。思っていたよりも早い時間に着くことができました。
 5月6日,月曜日。僕はこの日も川崎に出掛けました。夜,7時15分に,お寺の奥さんから電話がありました。これは会堂が完成したので,母の遺骨を納骨堂に移すことができるようになったので,それをいつ頃に執り行うのかということについての打診でした。納骨のときは親戚の方々に来てもらうつもりで僕はいました。そして8月には一周忌があり,そのときにも親戚に集まってもらうつもりでした。なので僕としては,一周忌の法要のときに同時に納骨することができるなら,集まってもらう人たちの負担が減るので最もいいと思っていました。そのように答えたところ,それでいいという了解を得ることができました。
 5月7日,火曜日。午後7時半にグループホームで昨年まで妹を担当していたKさんから電話がありました。これは5月31日の午後4時から,グループホームで三者面談を行うという知らせでした。
 三者面談は昨年の2月11月に行いました。2月は担当者の,現在は地域担当支援主任になっているSさんと僕と妹,11月はKさんと僕と妹でした。これは支援計画を立てたり,その状況が報告されたりするものです。昨年度までは支援計画のすべてをグループホームの職員が作成していましたので,それでよかったのです。ですが新年度からは,通所施設での支援計画は,新施設の職員が作成することになりました。ですからその面談も必要になりました。このときの話では,通所施設の職員にもグループホームに来てもらい,同時に三者面談を行うということでした。それらは別々に行いますので,同日にふたつの三者面談を行うということです。別の日に分けてされるよりは僕にとっては手間が省けますから,それで了承しました。
 5月8日,水曜日。火災保険の会社から電話がありました。正確にいうと,電話を掛けてきたのは,個人で保険代理店を経営している方からです。これは僕の家の火災保険が6月で満期を迎えるという報告でした。
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コックスプレート&グループホーム

2019-10-26 18:46:05 | 海外競馬
 オーストラリアのムーニーバレー競馬場で行われたコックスプレートGⅠ芝2040m。
 クルーガーはすべての馬が枠入りを終えた後で暴れてしまい,いったん外に出されました。様子を確認して再びゲートに入れられてからの発馬。4番手からのレースになりました。リスグラシューは発馬後すぐに内へ。しかし最内には回れませんでした。しっかりと押さえて向正面にかけて徐々に位置取りが下がっていく形で10番手からのレースに。クルーガーはペースアップした最終コーナーでついていくことができなくなり後退。勝ち馬から約12馬身半差で13着。リスグラシューはそこで一番外から捲り上げていき,直線の入口では2番手の大外を雁行。そこからもさらに伸び,抜け出していた1頭を残り100m過ぎに差し,1馬身半の差をつけて優勝しました。
 クルーガーは春のオーストラリア遠征では健闘しましたが,力量的にはGⅠでは厳しいというクラスの馬ですから,この結果も致し方ないでしょう。リスグラシューは牡馬相手に日本で大レースを勝っていますので,オセアニアのこの距離でのレベルを考えれば,順当な優勝といっていいかと思います。2着馬は軽量の格下の馬で,いくら軽量とはいえそのレベルの馬が2着になるようなメンバー構成であれば,なおさらそのように解していいのではないでしょうか。
                                        
 日本馬は先週のコーフィールドカップに続いての海外GⅠ制覇。コックスプレートは初優勝。優勝したリスグラシュー宝塚記念からの連勝で大レース3勝目。父はハーツクライ。Lys Gracieuxはフランス語で優美なユリ。騎乗したオーストラリアのダミアン・レーン騎手はコーフィールドカップに続き日本馬に騎乗しての大レース5勝目。管理している矢作芳人調教師は宝塚記念以来の大レース11勝目。海外GⅠは2016年のドバイターフ以来の2勝目。

 5月2日に妹をグループホームに送ったのは,僕にとってはグループホームに行く5度目の機会で,妹と一緒にバスで行く機会としては初めてだったのです。通所施設へ行くのと同じように,上大岡までバスで行き,また乗り継ぐのですが,通所施設は両方とも横浜市営バスであるのに対し,上大岡とグループホームの往復は京浜急行か神奈川中央交通のバスです。妹は特別乗車券でどちらも乗れますが,僕は市営バスの定期券しか持っていません。妹の付き添いであれば割引となる療育手帳は,4月26日に通所施設に迎えに行ったときに,妹の連絡帳などが入っているバッグに一緒に入れてもらってありました。
 4月からはグループホームの職員は通所施設には来ていませんでしたから,僕が職員と会うのは3月29日に通所施設に迎えに行って以来のことでした。この日にグループホームに滞在していたのは,3月29日に通所施設に来ていたのと同じ職員でした。ですからこの職員以外の職員となると,さらに長く顔を合わせていないということになります。
 前にもいったようにグループホームは同じ建物の1階と2階で名称が異なり,1階は男性用,2階が女性用ですが,玄関は兼用です。1階のことは僕は知りません。玄関先にすぐ階段があり,その横にはエレベーターもあります。2階に上がって左は多目的ルームという共用スペースになっています。利用者の個室は右に曲がってまず何室かあり,妹の個室はこのうちのひとつです。廊下の中途で階段のあった右側が大きく広がり,ここはダイニングキッチンになっています。グループホームでの食事はここで全員で摂ることになっていますので,それなりの広さがあります。ただし食事の支度はここでするわけではなく,1階で行われます。個室は寝室のようなもので,利用者は起きている間は大概はここにいるようです。この日はここで工作をしていましたし,1月に迎えに行ったときはカラオケをしていました。ダイニングキッチンからは右側も通路ができ,その右側にも個室があります。つまりダイニングキッチンは左右の個室に挟まれた位置にあり,食堂の先,やはり左右の個室に挟まれた位置にトイレや浴室があります。なおトイレは共用で,個室にはありません。
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加古川青流戦&グループホーム訪問

2019-10-25 18:48:47 | 将棋
 20日の午前に鶴林寺で指された第9回加古川青流戦決勝三番勝負第二局。
 服部慎一郎奨励会三段が先手で矢倉を目指すと後手の池永天志四段が急戦で対抗する将棋。銀と角がそれぞれ交換になる戦いとなりました。
                                        
 後手が4一の王を寄った局面。先手はと金作りを狙って☗9六角と打ちました。
 後手は6三の地点を受けるのではなく☖5一金と引きました。先手は当然の☗6三歩成で☖8二飛と逃げました。先手は部分的には重い形なのでその解消を目指して☗6四金。後手は当たりを避けるために☖3三銀と上がり,☗5三とのときに☖7五角と打ちました。
 と金を作られるのは後手にとって大きなマイナスで,それを相殺するだけのプラスがなければいけません。それを狙ったのがこの角打ちだったのではないかと思います。
 金取りですから☗5四金はこの一手。後手は☖3九銀と反撃。☗1八飛と左に逃げ☖4八銀不成に☗同飛と取りました。
 ここで攻めが繋がらないとと金を作られた代償はカバーできないのですが,後手は☖5七角成として☗5八銀に☖7五馬と逃げました。おそらく何らかの誤算があったのでしょう。しかしこれでは☗6六歩☖同馬☗5七銀打と固められ,先手の優位がはっきりしました。
                                        
 後手は馬を逃げるほかありませんが,☗4三ととされれば駒損が確定。結果的にいえばと金を作らせてはいけなかったということになるでしょう。
 服部三段が勝って1勝1敗。第三局は同日の午後に指されました。

 僕が初めてグループホームに行ったのは,通所施設とグループホームを見学した日でした。一昨年の11月14日のことです。このときは妹と,まだ存命中だった母も一緒でした。ただこのときは妹がそのときに通っていた小港の通所施設の職員が運転する自動車に同乗させてもらい,先に通所施設に行ってから,そのままグループホームへ行きました。ですから妹と一緒だったとはいっても,家からバスを利用したわけではありません。
 2度目は妹の生活用品をグループホームに搬入するときです。一昨年の12月19日でした。この日はバスで行ったのですが,同行したのは存命中だった母と,手伝いを依頼したKさんで,妹はその間は小港の通所施設で作業をしていましたから不在でした。
 3度目が,妹がこのグループホームに入所し,現在の通所施設に通うようになってから初めての日帰り旅行の日です。昨年の3月2日でした。日帰り旅行はグループホームからバスで出発し,グループホームに帰って来るという旅程になっていましたので,グループホームに迎えに行かなければならなかったのです。これを避けるため,僕はその後は,日帰り旅行の日の週末は,妹をグループホームで過ごさせるようにしたのです。日帰り旅行は金曜日と決まっているのです。そしてこのときは迎えに行ったのですから,妹と一緒に帰ったわけですが,行くときは当然ながらひとりでした。
 4度目は今年の1月18日です。このときはグループホームの利用者の中からインフルエンザの罹患者が出たため,利用者はユニット全体でグループホームで待機になりました。だからグループホームに妹を迎えに行ったのです。このときも迎えですから,僕がひとりで行き,妹と帰ったことになります。このとき,翌週の月曜もグループホームで待機になるだろうから,グループホームに送るように言われたのですが,当日の朝に電話があり,通所施設への出勤が可能になったので,そちらに送るようにとの連絡を受けました。ですからその日は当初は妹をグループホームに送るつもりだったのですが,実際はそうはならなかったのです。
 僕がグループホームに行ったのはこのときまではこれだけでした。
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加古川青流戦&ゴールデンウィーク

2019-10-24 18:47:46 | 将棋
 19日に鶴林寺で指された第9回加古川青流戦決勝三番勝負第一局。池永天志四段と服部慎一郎奨励会三段は公式戦初対局。
 加古川市長の振駒で池永四段の先手となって相矢倉。この将棋は中盤で千日手が成立。指し直し局は先手の服部三段の急戦矢倉に。
                                        
 先手が5三に歩を垂らしたのが軽率で,ここはすでに後手の方がよくなっているとのことです。ここで後手は☖9五歩と仕掛けていきました。
 これには☗8六角が部分的な応手ですが先手は☗同歩と取りました。すぐに☖9五香は☗6四角~☗9五香があるので後手はそれを防ぐ意味も含めて☖7五歩。そこで先手は☗8八角と引きました。ただこの手順は後手が☖7五歩と突いて桂馬の頭を狙えるようになったという意味もあるので,後手の方が得をしたように僕には思えました。
 後手は☖7三桂とさらに戦力を足しにいき,☗9四歩に☖9五歩と打ちました。ここは☖9六歩と打ち☗同香ならそこで☖9五歩と打つのも有力に思えますが,実戦の手順はその一歩を渡さなかったことがプラスとなる変化に進みました。
 先手は☗2四歩と突き☖7六歩に☗6五桂という奇手を放ちました。これは☖同銀でただですが,銀を入手しやすくするという意味です。それから☗2三歩成☖同金☗2四歩☖同金☗2五歩☖同金と進め,歩切れになったので☗9三歩成☖同香☗9五香という手順で歩を入手。☖同香に☗2三歩と打ちました。
 後手はここで放置して☖9八香成と攻め合いに。
                                        
 ☗2二歩成☖同王はむしろ後手玉が逃げ出している形。よってここで攻め合いに出た判断がよく,以下は後手が押し切りました。
 池永四段が先勝。第二局は20日に指されました。

 4月16日,火曜日。O眼科眼科検診に行きました。異常はありませんでした。
 4月19日,金曜日。妹を通所施設に迎えに行きました。4月からは通所施設にも妹の担当者ができました。Wさんという方です。僕はこの日に初めて顔を合わせました。通所施設は利用者が多く,その分だけ多くの職員がいます。これまでは担当者以外の方が送り迎えのときの対応をしていたのです。
 4月22日,月曜日。妹を通所施設に送りました。
 4月23日,火曜日。午前中に根岸駅の近くにあるスーパーマーケットへ買い物に行きました。ついでに歯科検診の予約を入れてきました。
 4月24日,水曜日。前日に予約を入れておいた歯科検診でした。午前10時半からでした。よく磨けているとのことで,クリーニングの時間もいつもよりやや短かったです。
 4月26日,金曜日。妹を通所施設に迎えに行きました。
 翌27日から5月6日まで,通所施設は10連休でした。ですからこの間はずっと妹を家に置いておくことができたのですが,僕の都合で連休の前半か後半のどちらかは午後も出掛けなければならないという状況でした。妹は午前中は大概は眠っていますので,ひとりにしておいても問題はありません。実際に週末に帰宅しているときも,僕はほとんどの場合,午前中は外出しています。買い物等の都合でそうせざるを得ないのです。ですが,午後は妹も起きていますので,妹をひとりにして僕だけが外出するというわけにはいきません。週末に帰宅させるのは,妹をゆっくりと休養させることが目的ですから,必要な用事がない限り,妹を外出させるということを僕はしませんので,必然的に妹が滞在している日の午後は僕もずっと自宅にいることになります。それが週末だけであれば何の問題もないのですが,10連休ともなるとさすがにそういうわけにもいかなかったのです。13日にグループホームの前年度までの担当者から電話があったとき,この期間の妹の予定を決めておかなければならなかったので,僕は後半の方に出掛けることにしておきました。
 5月2日,木曜日。妹をグループホームに送りました。グループホームに送ったのはこの日が初めてです。
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スポーツニッポン賞鎌倉記念&担当者

2019-10-23 19:45:47 | 地方競馬
 北海道から2頭が遠征してきた昨晩の第18回鎌倉記念
                                        
 逃げていい結果を残している馬が多かったので先行争いは注目でしたが,インペリシャブルが逃げました。2番手にレイワデジタル。3番手はアベニンドリームとスティローザ。5番手がチョウライリンとミナミン。7番手にゴールドセイバーとヒイロメープル。9番手にブルームヴォーグと発馬で右によれてしまったイッキカセイ。この10頭は一団。離れた最後尾にユウユウグリュック。ハイペースでした。
 3コーナーを回るとレイワデジタルが苦しくなり,内を回ってアベニンドリームが2番手に。外からミナミンも捲り上げてきました。直線に入って逃げ込みを図るインペリシャブルに対してアベニンドリームが外からじわりじわりと迫っていったものも届かず,一杯に逃げ切ったインペリシャブルが優勝。アベニンドリームがクビ差で2着。ミナミンは3馬身差で3着。
 優勝したインペリシャブルはこれでデビューから4連勝とし南関東重賞を制覇。ただ2着馬との差は一気に詰まりました。ここまで逃げる競馬しかしていないので,控えることができるのかということは課題になるでしょう。また2着馬は北海道重賞にまだ出走してなく,出走しても有力視できるとまではいえない馬なので,少なくともそれより強い馬が存在することは間違いありません。そうした馬が転入してくることも大いに考えられますから,4連勝とはいえ,来年のクラシックに関しては克服するべき課題がさらに多いような気がします。父はエスポワールシチー。祖母の父はフジキセキ。5代母がロッタレースの祖母にあたる名門牝系。Imperishableは不滅。
 騎乗した大井の矢野貴之騎手はユングフラウ賞以来の南関東重賞19勝目。第14回以来4年ぶりの鎌倉記念2勝目。管理している川崎の高月賢一調教師は南関東産重賞3勝目で鎌倉記念初勝利。

 午後は妹を通所施設に迎えに行きました。夜9時過ぎにピアノの先生から電話が入りました。これは日曜日に予定されていたピアノのレッスンの開始時刻に関してです。
 4月13日,土曜日。午後8時前に,グループホームの妹の担当者,正確にいうと4月以降は担当者に変更がありましたので,昨年度までの担当者だったということになるのですが,Kさんから電話が入りました。これは翌週から5月第1週までの予定の打ち合わせでした。前にもいいましたように,グループホームの職員は,4月以降は通所施設には来ていません。そのために詳しい予定を決定するための連絡がまだできていなかったのです。とくに今年の5月の第1週は連休で,通所施設は全休になっていました。なので,その間の予定は早く決めておく必要があったのです。そしてこのとき,妹の新担当者であるSさんもグループホームに滞在していましたので,電話でではありますが挨拶を交わしました。
 妹の担当者が変更になったのには次のような理由があります。グループホームの支援態勢は,職員4人とパート職員によって構成されます。このうち正規職員のひとりが,3月末に退職しました。職員数は変えられませんので,4月からは新規職員がひとり入りました。それがSさんで,新たに妹の担当者になったのです。僕はSさんと話したのはこのときが初めてで,顔を合わせることになるのはもっと後のことです。ですが妹はSさんのことは前から知っていました。というのはSさんは昨年度つまり3月まではパートの職員としてこのグループホームで働いていました。パート職員は通所施設には来ませんので僕には会わないのですが,妹はたとえば週末にグループホームに滞在しているときなどに,パート職員としてSさんが来るということがありましたから,前々から知っていたのです。
 4月14日,日曜日。妹のピアノのレッスンがありました。午後2時半からでした。
 4月15日,月曜日。妹を通所施設に送りました。施設でグループホームの利用者の保護者のひとりに会うことができましたので,10日の保護者会の内容について聞くことができました。大した話はなかったようです。
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ゴールドカップレース&会堂

2019-10-22 18:59:54 | 競輪
 京王閣記念の決勝。並びは平原‐河村の埼京,根田‐中村‐和田の千葉,郡司‐萩原の南関東で山崎と村上は単騎。
 前受けは平原。3番手に郡司,5番手に山崎,6番手に根田,最後尾に村上で周回。残り2周のホームでまず動いたのが郡司。平原を叩いて誘導は退避。3番手に平原,5番手に山崎,6番手に根田,最後尾に村上という隊列に変化。バックから根田が発進。打鐘過ぎに郡司を叩いて先行。平原が村上をどかして和田の後ろに。河村が離れてしまい,平原の後ろに郡司という隊列になりました。バックから平原が発進し,郡司がそれに乗る形。ただ,平原はあまり自転車が出ていかず,牽制した中村の横まで。直線は根田と中村の間を和田が矢のように伸びて優勝。中村が1車身差の2着で千葉のワンツー。平原は半車輪差で3着。
 優勝した千葉の和田健太郎選手は前々回出走の高知のFⅠ以来の優勝。記念競輪は昨年6月の函館記念以来の2勝目。このレースは南関東勢が5人で結束はせず,別のラインで戦いましたが,郡司が根田の邪魔をするということはあり得ず,平原が先行するということもないでしょうから,わりと楽に根田が先行できそうに思えました。まず郡司が平原の前に出たのは,よい位置を取るためだったかもしれませんが,根田が先行しやすくするためだったかもしれません。番手の中村が有利には違いありませんが,差し脚は和田の方が強烈ということは最近のレースから明らかでした。それにしても鋭い伸びだったと思います。

 4月9日,火曜日。妹の通所施設の支援課長のNさんから,午後7時に電話がありました。翌日の午後2時から保護者会を開催するという旨でした。僕は決定している予定を変更することが困難な立場であるわけではありません。ですが翌日の午後は川崎に行くことになっていて,さすがに前日の夜にこれを変更するというのは無理でした。ですのでこの保護者会には僕は参加していません。3月22日に説明会があり,それには僕も参加しましたが,グループホームの利用者の保護者のすべてがそれに参加していたわけではありません。このように,保護者会というのは必ず参加しなければならないというものではないのです。
 4月11日,木曜日。回向でした。午後1時半から30分ほどです。お寺の新しい会堂,納骨堂も含まれる新しい建物ですが,その完成が間近に迫っているとのことでした。3月21日の彼岸会に参加したとき,建物はもちろん内装もほぼ完成していて,あとは必要な物品の納入を待つという段階にまで達していました。見学が可能ということでしたので,僕はその日に見学はしたのです。お寺の入口は本堂の手前にあるのですが,この会堂には会堂専用の入口があり,そこから入るとすぐ右側に受付があります。1階は食堂になっていて,食堂の横に台所があります。母の遺骨を納骨する予定の納骨堂は2階にあり,階段でも上がれますが,エレベーターもついていました。僕たちは必ずそこを利用することになりますので,この日に導師からその会堂の使用規則と,契約書を受け取りました。
 4月12日,金曜日。この日の午前中に,3月28日にフレームの交換を依頼しておいた眼鏡を,ショッピングモール内のチェーン店まで取りに行きました。3日には完成していた筈ですが,なかなか取りに行くだけの時間を作ることができなかったのです。新しいフレームはこれまでのものより小さいものです。したがって,レンズも周囲を削ったことになります。もちろんそれで見え方に問題が発生するわけではありません。レンズをフレームに合わせるのではなく,レンズに適したフレームを使用するからです。予備の眼鏡を使ったのもこの日まででした。
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菊花賞&2019年4月の通院

2019-10-21 18:44:46 | 中央競馬
 昨日の第80回菊花賞
 カウディーリョがハナへ。2番手がヴァンケドミンゴ,3番手にユニコーンライオンとなり,その後ろをナイママ,メイショウテンゲン,ヴェロックスの3頭で併走。さらにワールドプレミアとホウオウサーベルも併走。レッドジェニアルを挟んでザダルとサトノルークスが併走しここまでは集団。2馬身差でニシノデイジー,ヒシゲッコウ,タガノディアマンテの3頭。3馬身差でメロディーレーン。カリボールが続き最後尾はシフルマンとディバインフォースという隊列で1周目の正面を通過。カウディーリョは2周目の向正面にかけてリードを2馬身差くらいにまで広げていき,その差が3コーナーにかけてまた詰まっていくという形。ただし隊列に大きな変化はありませんでした。最初の1000mは62秒4のスローペース。
 3コーナーを回ると3番手をユニコーンライオン,ヴェロックス,メイショウテンゲンの3頭で併走する形。この間にホウオウサーベルも追い上げ,タガノディアマンテも大外から捲り上げてきました。手応えがよかったヴェロックスが直線の入口から前の馬の間を割って先頭に。追い縋ったのはメイショウテンゲンでさらに外からディバインフォースも追い込んできました。この外目の争いを尻目に内から2頭目に進路を取ったのがワールドプレミアで,この馬が内からヴェロックスを差し切って優勝。一呼吸おいてヴェロックスの外から差してきたサトノルークスがクビ差まで迫って2着。ヴェロックスは1馬身差で3着。
 優勝したワールドプレミアは重賞初制覇で大レース制覇。このレースは皐月賞馬とダービー馬が不在の上,東西のトライアルの勝ち馬も不在。このようなメンバー構成なら混戦は必至で,春の若葉ステークスで2着になった後,故障のために休養し,復帰戦となった神戸新聞杯が3着だったこの馬は,重賞未勝利とはいえ実績は上位だったので,優勝候補の一角とみられていました。このレースは道中の位置取りとコース取りがうまくいってのものなので,実力だけで勝ったとはいい難い面が残るのは事実ですが,確たる能力があるということだけは間違いありません。父は第66回の覇者であるディープインパクトで父仔制覇。7つ上の全兄に2012年にきさらぎ賞,2014年にマイラーズカップを勝ったワールドエース
                                        
 騎乗した武豊騎手フェブラリーステークス以来の大レース制覇。第49回,57回,61回,66回に続く14年ぶりの菊花賞5勝目。管理している友道康夫調教師はNHKマイルカップ以来の大レース13勝目。菊花賞は初勝利。

 僕は成年後見人を立てる意向がありませんので,僕の生命保険の受取人として指定する人物は存在しません。ということでこの生命保険は解約することにしました。そのための書類を送付してもらうことにしました。
 4月7日,日曜日。統一地方選挙の投票日でした。県知事選,県議選,市議選の投票でした。妹はこの日はグループホームに滞在していましたので,棄権になりました。
 4月8日,月曜日。内分泌科の通院でした。妹の新年度の予定については,3月の時点では不明でした。なのでどのタイミングで週末をグループホームで過ごさせるのが適切かも分かりませんでした。それで事前に決定していた僕の通院日に合わせ,この直前の週末をグループホームで過ごすようにしておいたのです。
 病院に到着したのは午後2時20分でした。中央検査室で検査を待っていた患者はひとりだけでした。ですから僕は最初に採血し,採尿してから注射針を処理しました。
 診察が開始になったのは午後3時35分です。HbA1cは8.1%でした。2月の通院のときには検査詳細情報をもらい忘れてしまいましたので,そのときとの比較はできません。その前の1月と比べたときには上昇していましたし,8%台になるのは2018年3月以来です。これはさすがに高すぎますので,持続効果型のトレシーバの注射量を,0.01㎎増量することになりました。それまでが0.1㎎でしたので,この日の夜からは0.11㎎になったことになります。
 この日はもうひとつ,中性脂肪が152㎎/㎗と,上限値を上回っていました。これはたとえば昨年5月のときのように,下限値を下回るという異常は出たことが何度かありますが,上限値の超過というのは初めてです。ただしこれは上限値が149㎎/㎗ですから,大幅に超過したというわけではありません。主治医に何かを言われたというわけでもありませんので,この時点では何も気にしていませんでした。
 会計は40人ほどが僕の前で待っていましたので,支払いを終えるのには時間が掛かりました。帰途に寄った薬局にはインスリンも注射針も在庫がすべてありました。帰宅したのは午後5時5分でした。
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チャンピオンステークス&成年後見人

2019-10-20 19:04:54 | 海外競馬
 日本時間の今日未明にイギリスのアスコット競馬場で行われたチャンピオンステークスGⅠ芝1マイル2ハロン。
 ディアドラは控えて内の5番手を追走。先頭からは6馬身くらいの差。わりといい手応えでの追走でしたので,進路があれば差し脚は発揮できそうだと思っていました。直線の入口ではすぐ前にいた馬の外へ。外からも上がってきた馬がいたのでなかなか進路は開かず,残り300mくらいで大外へ。抜け出していた前の2頭とは同じ脚色になってしまったため,優勝争いには加われませんでしたが,フィニッシュ寸前で勝ち馬から3馬身差の3着まで上がりました。
 このレースは優勝争いをした2頭が実力上位という下馬評で,実際に競り合っての優勝争いを演じたのですから,実力通りの結果が出たというレースだったのではないかと思います。仮に早い段階で進路が確保できていたとしても,着差が詰まってもっと楽に3着というケースはあったかもしれませんが,2着まで食い込むのは難しかったのではないでしょうか。

 誤謬errorは力potentiaとみなすことができ,認識cognitio自体が欠如すれば当然ながら誤謬に陥ることはあり得ませんが,こちらは力と反対の意味で無力impotentiaであることになります。ですから僕の妹は生命保険に関して何か誤謬を犯すということはないのですが,その観念ideaが精神mensのうちには存在しないという意味で,無力であるということになります。ですから生命保険を請求することに関しては,妹はその意志voluntasがないというよりはその能力potentiaがないというべきであって,このことはスピノザの哲学に訴えて裏付けることができるのです。
 では日記の方に戻りましょう。
 4月1日,月曜日。妹を通所施設に送りました。この日から妹の通所施設が変更になりましたので,事務所が入っている建物の玄関で,新しい通所施設の職員に妹を預けました。
 4月2日,火曜日。僕の生命保険の解約を申し込んだ保険会社から電話がありました。午後4時半ごろのことです。実際に僕が保険会社の社員とこの件について話したのはこのときでした。生命保険を請求する意志のない人は,受取人に指定できないということはすでに書いた通りです。妹の場合は意志がないといいうよりはその能力がないわけですが,この場合でも同様とのことでした。ただ,妹のような知的障害者の場合,成年後見人という制度があり,成年後見人が受取人になることは可能だといわれました。
 成年後見人については,将来的には妹にも立てなければいけないだろうと僕は考えています。というのも,妹に関連するあらゆる事務的な手続きは僕がこなしていて,もしも僕がそれをできなくなったときに妹が元気でいるのなら,それをしてもらう存在は必要になるからです。しかし,もしも現時点で妹に成年後見人を立てるのであれば,最も適切な存在は僕以外にはありません。実際に手続きをしているのは僕であり,僕以外に成年後見人を立ててしまえば,現状の手続きに関しては煩雑となるだけだからです。なので僕は現時点で妹に僕以外の成年後見人を立てる意向はありません。しかし僕を立てれば将来的には変更する必要が生じる可能性があります。保険の受取人を指定するためだけに僕以外の成年後見人を立てるのもばかげたことと思えます。よって近い将来に成年後見人を立てることはないでしょう。
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コーフィールドカップ&誤謬の力

2019-10-19 18:50:57 | 海外競馬
 オーストラリアのコーフィールド競馬場で行われたコーフィールドカップGⅠ芝2400m。
 メールドグラースは17番枠からの発馬ということもあり,無理せずに控え,後方2番手を追走。最後尾に控えた1頭を除く17頭はほぼ一団のレースで,先頭からの差は概ね12馬身くらい。最後の直線に入る前のコーナーで外から漸進。前を射程圏に入れて外から2頭目に出しました。この時点で手応えがよかったので伸びてくるだろうと思えました。その見た目通りに末脚を発揮。残り200m付近で先頭に立つと抜け出し,最後は差を詰められる形とはなったものの危なげなく2着馬に1馬身の差をつけて優勝しました。
 優勝したメールドグラースはこれが大レース初挑戦での勝利。今年に入って本格化したのか5連勝で重賞3連勝中。底をみせていませんのでここでも勝つ可能性はあるとみていました。距離への対応は不安要素でしたが,オセアニアの競馬は基本的に距離が伸びるほどレベルが下がる傾向なので,相手関係はその分だけ有利となっている筈で,そこで相殺できるかもしれないというのが僕の見立て。レース全体のレベルがいかほどのものであったのかは不明ですが,これで6連勝となったわけですから,今後の活躍も大いに楽しみです。父はルーラーシップ。母のふたつ上の半兄に2005年に福島記念を勝ったグラスボンバー。Mer de Glaceはフランス語で直訳すれば氷の海。フランス最大の氷河の名前。
 日本馬の海外での大レース制覇はナッソーステークス以来。オーストラリアでは2015年のジョージライダーステークス以来。コーフィールドカップは2014年以来。騎乗したオーストラリアのダミアン・レーン騎手は帝王賞以来となる日本馬に騎乗しての大レース4勝目。海外では初勝利。管理している清水久詞調教師は一昨年の有馬記念以来の大レース8勝目。海外重賞は初勝利。

 誤謬errorを犯していてもそれは無力impotentiaではなく力potentiaではあるということに注意を促すのは,この考察の契機となった部分に関係します。スピノザの哲学では何事かを肯定する意志作用volitioが存在しないということは,ふたつの意味,すなわち,ある観念ideaが存在してそれを肯定する意志作用がない,あるいは同じことですが,ある観念はあってそれを否定する意志作用があるという場合と,観念そのものがないというふたつの意味に解することが可能でした。これは第二部定理四九系にあるように,スピノザの哲学では意志voluntasと知性intellectus,すなわち個別の意志作用と個別の観念は同じものになっているからです。
                                   
 ですが僕たちが一般に意志がないという場合には,前者の場合のことをいうのであって,後者の場合には意志がないとはいわずに,能力potentiaがない,力がないというのです。そして僕たちがこのように使い分けることも,スピノザの哲学に照らして,不条理であるわけではないということが,この考察の中心でした。混乱した観念idea inadaequataにも十全な観念idea adaequataと同じように意志作用が備わっています。これはペガサスについての馬と翼の関係に言及している第二部定理四九備考から明白です。このとき,そのペガサスの観念が混乱した観念であると気付いていればこれは単なる虚偽falsitasで,それに気付いていない,つまりペガサスが現実的に存在していると思うなら誤謬errorですが,虚偽の場合でも誤謬の場合でも,ペガサスの観念と馬に対して翼を肯定する意志作用の関係は同一です。だからペガサスの観念がある人間の精神mens humanaのうちにあるとすれば,それはその人間のペガサスを認識するcognoscere力だと解さねばなりません。これに対して,いかなる意志作用をもってしても,ペガサスを認識することができない知性を仮定するとしたら,この知性はペガサスに関する虚偽の認識をしないがためにペガサスに関する誤謬に陥ることもないのですが,ペガサスを認識する力は欠如している,完全な意味で欠如しているとみなされなければならず,これはたとえ誤謬に陥るのであっても,虚偽を認識する力に対しては,無力なのです。
 このように,誤謬は認識の不足ではあっても欠如ではないので,無力というわけではなく力ではあります。
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竜王戦&欠如と不足

2019-10-18 19:10:38 | 将棋
 11日と12日にセルリアンタワー能楽堂で指された第32期竜王戦七番勝負第一局。対戦成績は広瀬章人竜王が8勝,豊島将之名人が7勝。
 野村ホールディングス執行役員による振駒で豊島名人が先手となり角換り相腰掛銀。封じ手後に先手の飛車が下段を行ったり来たりしたのは後手の得で,僕はそのあたりは後手の広瀬竜王の方がいいのではないかと思っていました。
                                        
 先手が2筋を狙って香車を打った局面。ここが重要な分岐だったようです。
 実戦は☖8六とと金取りに引きました。これがあまりよくなく,一旦は☖8八馬と入り,後で☖7七ととした方がよかったようです。
 実戦は☗2三歩成とし,☖7六とに☗同歩と取りました。これが先手の好手順でした。さらに☖2三金☗同香成☖8五銀のとき,7六の地点を下から支えるのではなく☗7五桂と上から受けるのがまた好手。☖7六銀とされて損のように思えるのですがそこで☗8三桂成としておくのがよい手で,☗7二歩を避ける☖7五飛に☗3二成香と入ったところで先手の攻め脚が早くなっています。
                                        
 第2図から☖8二歩☗8四成桂と進めたのも,後手にとっては損だったかもしれません。ですが第2図ではどうも先手が優位に立っているようです。
 豊島名人が先勝。第二局は23日と24日です。

 僕はここまで,虚偽falsitasが虚偽であるという認識cognitioが含まれているなら,その虚偽を肯定する意志作用volitioは,十全adaequatumなるものを十全なるものとして肯定する意志作用と同じだけの力potentiaを有し,その認識が含まれていなければそれはあたかも力とは反対の意味で無力impotentiaであるかのように説明してきました。これはここでの僕の論旨を分かりやすくするための方法なのであって,実際には虚偽が虚偽であるという認識が含まれていない場合,つまり誤謬errorを犯している場合でも,それが正確な意味で無力であると把握するのは誤りであると僕は考えています。最後に説明しておきたいことというのはこのことです。
 虚偽と誤謬の相違を,何度もいうように僕は第二部定理三五に依拠して解釈します。このとき,虚偽が虚偽であるという認識が含まれているか含まれていないかということとは関係なく,何らかの混乱した観念idea inadaequataがあるということは前提になります。そうでなければ虚偽すなわち混乱した観念を虚偽であると認識できるか否かということが問題となりようがないからです。このとき,それが虚偽であるか否かの認識の有無と関係なく,ただ単にあるものが混乱して認識されているという限りでは,この混乱した観念の形相formaは,その人間が誤謬を犯そうと犯すまいと同一です。こうした混乱した観念の形相が誤謬を犯す人間の精神mens humanaのうちに現実的に存在するということは,その人間の精神の力potentiaであると解するべきだと僕は考えます。ですから,第二部定理三五というのは,虚偽が虚偽であるという認識の欠乏privatioに関してのみ言及されているので,この場合にはこの欠乏は完全なる欠如を意味します。ですが,ある人間の精神が誤謬を犯すということをその全体でみるとするなら,そこには混乱した認識は含まれているのですから,認識の欠乏は完全なる欠如というよりはある不足を意味することになります。もちろんその不足とは,その混乱した観念が混乱した観念であるという認識の不足であり,不足していない分の認識が,混乱した観念そのものの認識です。
 つまり,誤謬というのは誤謬を犯す人間の精神の認識の全体という観点からは,無力というわけではなく,不足しているとはいえ力のひとつです。
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東京スポーツ盃マイルグランプリ&月の表象像

2019-10-17 19:02:53 | 地方競馬
 昨晩の第26回マイルグランプリ
 早い段階で前に出たワークアンドラブの逃げ。この後ろはごった返していましたが,2番手はダノングッドとロイヤルパンプの2頭となり,4番手にゴーディー,グレンツェント,ジョーストリクトリの3頭。7番手にソッサスブレイ。8番手はアンサンブルライフとリッカルドとフォーハンドレッド。11番手以降はトロヴァオ,サブノジュニア,リアライズリンクス,ノンコノユメという順になりこの14頭は一団。2馬身差でサブノクロヒョウとマインシャッツが後方を追走。前半の800mは49秒7のミドルペース。
 3コーナーを回ると逃げたワークアンドラブが2番手以下との差を広げにかかり,一時的に2馬身ほどのリード。追い上げてきたのはグレンツェントでこれが単独の2番手に。前にいって粘っていたロイヤルパンプと中団から追い上げてきたリッカルドの2頭が続きましたが,前の2頭とは手応えに差がありすぎました。グレンツェントは楽な手応えに見えたので,あっさりとワークアンドラブを差すのではないかと思ったのですが,直線に入って追い出されても意外なほど伸びがなく,むしろまた差を広げたワークアンドラブが鋭く逃げ切って優勝。後方から馬群を捌き最後は大外からノンコノユメが他とは一線を画す末脚で伸びてきたものの前半の位置が悪すぎたため届かず,グレンツェントが1馬身半差で2着。ノンコノユメがクビ差で3着。
 優勝したワークアンドラブは前走のこのレースのトライアルから連勝。南関東重賞は初制覇。JRAでデビューし北海道を経て南関東に転入してきた馬ですが,転入2戦目の2000m戦を6馬身差で勝ったこともあり,その後は長めの距離を中心に使われていました。前走が転入後は初の1600m戦で,ここも連勝なのですから,本質的にはこのくらいの距離が向くということでしょう。ただし楽なペースで逃げることができての勝利ですから,着順や着差通りの能力差があると考えるのは危険かもしれません。母のふたつ下の全妹の産駒に2015年の佐賀記念とマーチステークスを勝っている現役のマイネルクロップ
 騎乗した大井の笹川翼騎手は昨年の黒潮盃以来となる南関東重賞6勝目。マイルグランプリは初勝利。管理している大井の荒山勝徳調教師は南関東重賞22勝目。第19回以来7年ぶりのマイルグランプリ2勝目。

 なぜ月と地球との間の正確な距離を知っている場合でも,月は現にあるのよりもずっと近くに存在しているかのように表象されるのでしょうか。その理由は,ひとつは第二部定理三三にあるように,混乱した観念idea inadaequataといってもそれは積極的に虚偽falsitasの形相formaを構成しているわけではないということであり,もうひとつは第四部定理一にいわれているように,誤った観念idea falsaすなわち混乱した観念にも積極的なものが含まれているからなのです。すなわち月の表象像imagoは,僕たちと月との間にある距離を正確に表現するexprimere観念ではありませんが,月が僕たちの身体corpusを刺激するafficere限りで,あるいは同じことですが,僕たちの身体が月の光によって刺激されるaffici限りで,月の本性naturaを含んでいる観念なのです。このために僕たちは月と地球との間の正確な距離を知っているかいないかとは関係なく月を表象するimaginari,どちらの場合であっても同じように表象するのです、そしてそのゆえに,もし月の表象像が,月と地球との間の正確な距離を表現する観念ではないということを同時に知っていれば,第二部定理一七備考でいわれているように,このような仕方で月を表象することは,人間の欠点であるどころか長所であるといえるのです。
                                   
 このようにして,第二部定理三三と第二部定理三五と第四部定理一の間にはある関係があります。ですから僕たちが虚偽を虚偽として認識している限りでは,いい換えれば僕たちが誤謬errorに陥っていない限りでは,混乱した観念を肯定する意志作用volitioが,十全な観念を肯定する意志作用と同じだけの力potentiaを持つとしても,不条理ではありません。ですから第二部定理四九備考でいわれているように,意志作用というのは僕たちの思惟する力を超越するものではありません。他面からいえば,僕たちが何かを混乱して認識することがあったとしても,それは思惟する力であるといって構わないということになります。
 虚偽と誤謬の相違というのは,虚偽を虚偽であると認識しているかいないかという点にありました。よって第二部定理三五にあるように,誤謬にはある認識cognitioの欠乏privatioがあることになります。最後に,この欠乏というのが何を意味するかについて注意を加えておきます。
 
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