スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

北海道スプリントカップ&糖尿病共生記①

2010-06-19 18:45:43 | 地方競馬
 施行条件の変更が多い北海道スプリントカップ。今年は門別競馬場の1200mで17日に争われました。
 笠松のラブミーチャンと高知のポートジェネラル。どちらが速いのかにも個人的な興味がありましたが,逃げたのはラブミーチャンの方。ポートジェネラルとダイワディライトがこれを追い,インにミリオンディスク。ガブリンとヴァンクルタテヤマも差なく続きました。前半の600mは34秒1で,ミドルペースといってもいいくらい。
 直線に入ったところでラブミーチャンを追走していた2頭が苦しくなり,一旦はラブミーチャンが後ろを引き離しました。しかし外に出されたミリオンディスクが追われると楽にこれを差し,悠々と抜け出して4馬身差の快勝。差してきたガブリンが2着になり,ラブミーチャンは3着。
 優勝したミリオンディスクは昨年12月のカペラステークス以来となる重賞2勝目。いつも安定して自身の能力は発揮するタイプで,それ以上の力を有する馬と一緒だとどうしても勝てないのですが,ここは相手関係が少し楽になっていました。これくらいのレベルのレースが行われていなかったので,レコードは鵜呑みにできないかもしれませんが,距離は1400より1200の方がよいようです。
 騎乗した蛯名正義騎手,管理している荒川義之調教師ともに北海道スプリントカップは初制覇です。

 まず最初に,これからのこのブログのスタイルといいますか,テーマの扱い方についての説明をしておきます。
 このブログのメーンは,あくまでもスピノザの哲学,なかんずく『エチカ』に関して考えていくということにあります。しかし一昨年の暮れに,僕がⅠ型糖尿病を発症したということもあり,スピノザの哲学から離れ,長らくその闘病記を連載し続けました。ブログ読者の中には,むしろそちらの方に興味があるという方もいらっしゃると思います。実際にこのブログの読者数は,偶然なのかもしれませんが,闘病記を著しはじめてから少しずつ増えていきました。また,僕としても,糖尿病というのが不治の病である以上,その後の経過についても記すことは意義あることと思いますし,また僕自身のうちにも,それについても書いておきたいという気持ちがあります。
 そこで今後は,『エチカ』の考察と,糖尿病に関する手記のようなものを,交互に書き連ねていくということにします。つまり,『エチカ』について何らかの考察をして,それが終了したら,今度はその間の僕自身の出来事,これは必ずしも糖尿病にのみ関係するというわけではないかもしれませんが,糖尿病患者の生活の一端を,広く明らかにし,また自分自身の記録のためにも,書いていくということにします。今回の標題に①とつけたのはそういうわけで,この①が終了したらまた『エチカ』の何らかの考察を開始しますが,それに一区切りがついたら,今度は②を書き,以後はそのように続けていくという僕の意志の表れであるというように理解してください。もっとも,これは前回の闘病記のときにも書いたことと同じですが,僕自身はあくまでもスピノザ主義者であろうとする人間ですから,たとえ糖尿病に関して記述するといっても,完全にスピノザの哲学から離れてしまうということはないだろうと思います。純粋に糖尿病に関してのみ興味があるという方は,そういう点ではむしろ読みにくく,また場合によっては理解しがたくなってしまうのかもしれませんが,その点に関しては事前にご了承ください。というよりも,完全にスピノザの哲学から離れてしまうということは,僕にはできないことなのだというようにご理解いただければありがたいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする