スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

サンケイスポーツ盃船橋記念&不当な要求

2019-01-16 19:45:05 | 地方競馬
 第63回船橋記念
 発馬後はクルセイズスピリツ,アピア,ドラゴンゲートの3頭が並ぶ形。アポロリュウセイ,ビヨンドボーダーズの順で前の3頭を追い,ここまで一団。前に行かれずに下がったウェイトアンドシーとラッキープリンスが並んでその後ろにユアマイラブ。ここからまた差が開いてジョーオリオン,ユメノヒト。また離れて最後尾にアメリカントップと,この距離にしては縦長の隊列。最初の400mは22秒8のハイペース。
 3コーナーを回ってから単独で先頭になったアピアが,後ろを離していき,事実上ここでレースに決着をつける形。クルセイズスピリツは何とか追っていきましたが,ドラゴンゲートは一杯に。直線でもアピアはさらに差を広げて圧勝。追ったクルセイズスピリツは苦しくなり,馬場の中ほどから差し込んだビヨンドボーダーズが3馬身差で2着。大外を追いこんだユアマイラブが1馬身半差の3着。クルセイズスピリツはクビ差で4着。
 優勝したアピアは前走のオープンから連勝。南関東重賞は昨年の習志野きらっとスプリント以来の4勝目。船橋記念は第62回からの連覇で2勝目。今日はメンバー構成から負けることはほぼないだろうと思っていましたが,予想以上の圧勝になりました。ただ,時計はさほど早くないので,ほかの馬が走らな過ぎたという面もあったのではないかと思います。母の父はアグネスタキオンビューチフルドリーマーオーマツカゼの分枝。
 騎乗した大井の御神本訓史騎手は東京シンデレラマイル以来の南関東重賞32勝目。船橋記念は連覇で2勝目。管理している大井の藤田輝信調教師は南関東重賞11勝目。船橋記念は連覇で2勝目。
 船橋競馬は騎手の防寒対策のためアンダーウェアを着用。このために斤量が一律に加算されています。500gのこととはいえ,競走馬に負担を強いて競馬を開催することには僕は反対します。

 第四部序言から分かるように,僕たちは排泄を完全に統御することができる,あるいは管理することができる人間を想定し,そういう人間について,排泄を完全に統御しまた管理できる人間であると判断します。この意味において,排泄を完全に統御しまた管理できる人間は現実的に存在しません。このことは僕も肯定します。ですがより多く排泄を管理しまた統御できる人間はより完全で,より少なくしか管理し統御することができない人間はより不完全であるということは否定するのです。それは謬見でありまた偏見であるからです。これは単により少なくしかできない人間に対する偏見であるというわけではなく,より多くできる人間に対しても偏見であると僕は考えます。ただ,もし偏見というのが否定的ニュアンスだけを伴うのだというなら,それは少なくしかできない人に対してのみ偏見であるといういい方にも僕は異を唱えません。
                                
 ある人間の現実的本性actualis essentiaと別の人間の現実的本性は異なるのですから,よく統御できる人間とあまり統御できない人間が現実的に存在することは何ら不思議なことではありません。このとき,あまり統御することができない人間に対して,よりよくできる人間のようになれと要求するのは,ある与えられた現実的本性から別の現実的本性になれと要求していることになり,これは不当な要求です。本性という点でいえば,猫に対して馬になれといっているのと同じ要求であり,人間に対して神Deusになれといっているのと変わるところがない要求であるからです。ですから実はトイレトレーニングによって獲得される,あるいは獲得し得るレベルには,予め個体差があると考えておくべきです。したがってすべての人間に対して同じレベルの要求をするトイレトレーニングがあるとすれば,それは人間の現実的本性を無視した不当なトレーニングを課していることだと僕は考えます。そしてこの考えは,トレーニングすなわち訓練一般について考えてみればよく理解できるでしょう。たとえばサッカーの技術を万人に同程度に要求することとか,将棋を指す能力を万人に同じだけ要求するのは,無茶な要求であると判断されるのではないでしょうか。
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ニューイヤーカップ&管理のための要求

2019-01-09 19:17:33 | 地方競馬
 第62回ニューイヤーカップ
 マムティキングは立ち上がり3馬身の不利。アギトはダッシュがつかず5馬身の不利。内目の枠に入ったヒカリオーソが逃げると予想していましたが,まず先頭に立ったのはトーセンボルガ。正面に入って外からこれを追い抜いたレベルフォーの逃げに。向正面に入ったところでリードは3馬身。2番手にトーセンボルガ。4馬身差で3番手がヒカリオーソ。アイアスがその外。4馬身差の5番手にトーセンガーネット。5馬身差でマイコート。6馬身差でカネトシテッキンとレオズソーダライト。3馬身差でスズブルースカイとマムティキング。3馬身差の最後尾にアギトというとても縦に長い隊列。前半の800mが47秒9という猛烈なハイペース。
 レベルフォーの逃げは向正面まで。どうやら心房細動を発症したようで競走中止。トーセンボルガが先頭に立ち,アイアスが2番手。内にヒカリオーソで外からトーセンガーネット。さらにマイコートが追ってくるという形でコーナーを通過。アイアスは一杯になり,トーセンガーネットがトーセンボルガに並び掛けて直線の入口へ。ここでトーセンボルガも一杯。トーセンガーネットがやや外に膨れたので,その外を回っていたマイコートはトーセンガーネットの内に進路を取り,ずっと内を回ってきたヒカリオーソと並んで追い上げようとしましたが,直線ではトーセンガーネットが差を広げる形になり優勝。内目を何とか捌いてきたヒカリオーソが1馬身半差で2着。マイコートはクビ差の3着。
 優勝したトーセンガーネットはこれが2勝目で南関東重賞初制覇。平和賞ではヒカリオーソの2着でしたが,今日はヒカリオーソがスムーズさを欠いた分,逆転したという形。ですからこの2頭は実力の差はさほどないとみてよいようです。となると牡馬のクラシック路線ではやや厳しいという気がするのですが,この馬は牝馬ですから,同じ条件の桜花賞では可能性があるとみておいた方がいいでしょう。父はアグネスデジタル。母の父はクロフネ。祖母のひとつ下の全弟に2004年にデイリー杯2歳ステークス,2005年にシンザン記念に勝ったペールギュント
 騎乗した浦和の短期免許を獲得中の五十嵐冬樹騎手は2001年2月に報知グランプリカップを勝って以来の南関東重賞2勝目。同年の12月には全日本2歳優駿も勝っています。管理している浦和の小久保智調教師第57回,58回に続く4年ぶりのニューイヤーカップ3勝目。南関東重賞は33勝目。

 原理に例外はあるのですが,食とか睡眠,排泄に関わる観念ideaは,基本的には第二部定理一二が原理となって現実的に存在する人間の精神mens humanaのうちに発生ます。これが原理となっているということが重要なのは,この定理Propositioは続く第二部定理一三,すなわち僕たちの精神は僕たちの身体の観念であることを導くための鍵となっている点なのです。とりわけ僕たちは食欲の赴くままに食べるとか,睡眠欲に従属するがままに眠ることについては,排泄の場合のようなトレーニングすなわち学習を課せられることがありません。食を管理するとか統御するとかいうのは一般的には食べ過ぎないように注意するという意味をもつのであって,これは節制temperantiaに属します。節制は精神の力potentiaなのであって,僕たちがそれについて学習して習得する技術とは異なります。睡眠を管理するとか統御するというのは,寝不足に注意するか,そうでなければ寝坊とか寝過ごしをしないようにすることを意味するのであって,これは睡眠そのものというより自分にとっての時間tempusを管理したり統御したりすることを正確には意味するのであり,睡眠をそれ自体で統御したり管理することを意味はしません。というか,眠っている間に何かを統御したり管理したりすることは僕たちには不可能なので,これは当然といえば当然といえるでしょう。
                                
 ところが,僕たちが習得を求められるトイレトレーニングの場合には,排泄をそれ自体で統御したり管理したりすることを要求されます。そして統御するとか管理するということの意味は,適切な場所で適切な仕方で排泄するということなのです。なので,ある場合には排泄に関する欲望cupiditasに従ってはいけないけれども,ある場合には従ってもよいということを意味することとなり,従ってよい場合にはむしろ積極的に従うということを求められ,そうでない場合は従わないことを求められるのです。よってそうした欲望があるということが意識されているということが第一歩の段階で必要になるのです。このために,精神が身体の観念であるということが,食や睡眠の場合よりもずっと重要になります。というか,そのことも知っているということを実際には要求されているのです。
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報知オールスターカップ&学習

2019-01-03 18:51:38 | 地方競馬
 金沢から1頭,兵庫から1頭が遠征してきた川崎記念トライアルの第55回報知オールスターカップ。瀧川騎手が疾病のためガリバルディは町田騎手に変更。
                                     
 好発はジャーニーマン。内から追ってきたナガラオリオンよりは前に出たのですが外からトキノパイレーツが上昇し,2頭で競り合いながら逃げる形に。3馬身差でタービランスが単独の3番手。3馬身差でナガラオリオン,2馬身差でタガノゴールドとディアドムス。1馬身差でゴールドパテックとヤマノファイト。4馬身差でユーロビート。2馬身差でハセノパイロ。2馬身差でガリバルディ。大きく離れてキャッスルクラウンが最後尾を追走というとても縦に長い隊列。
 3コーナーを回ると徐々に差を詰めていたタービランスが2番手に上がり,直線の入口ではジャーニーマンにも並び掛けました。向正面から長く脚を使って追い上げてきたユーロビートも大外に回りこの3頭は一団で直線に。ヤマノファイトはユーロビートの後から追う形になり,タービランスとユーロビートの間に。直線では逃げたジャーニーマン,早目に脚を使ったユーロビートの順で一杯になり,優勝争いは2頭。競り合いはフィニッシュまで続きましたが,タービランスに追いつくところで少し前に出ていたヤマノファイトが,再び差を詰められるという形にはなりましたが差し返しは許さずに優勝。タービランスがハナ差の2着。最内からタガノゴールド,その外からディアドムスが伸び,ディアドムスはユーロビートに迫ったのですが,最後にまたユーロビートが踏ん張りをみせ3馬身差で3着。ディアドムスがアタマ差の4着でタガノゴールドは1馬身半差の5着。
 優勝したヤマノファイトは昨年の羽田盃以来の勝利で南関東重賞4勝目。その後,東京ダービーは発馬直後に不利があって競馬にならず。復帰戦に選んだ埼玉新聞栄冠賞で古馬相手の2着に入り,重賞の浦和記念でも離されたとはいえ5着と一応の格好はつけていましたので,ここは有力候補の1頭。2着馬も南関東重賞で実績を残し,能力の衰えは感じさせてない馬ですので,接戦になったのは仕方がないところでしょう。今日はペースも速かったのですが,差す形で結果を出したのは収穫だったのではないかと思います。父はエスポワールシチー
 騎乗した船橋の本橋孝太騎手は羽田盃以来の南関東重賞16勝目。報知オールスターカップは初勝利。管理している船橋の矢野義幸調教師も報知オールスターカップは初勝利。南関東重賞は18勝目。

 トイレトレーニングは哲学との関連で興味深い事柄がふたつあります。先にそれがどういった関連であるかということを示しておきましょう。
 現代思想の1987年の9月号に,田島正樹の「スピノザ的スピノザ」という論考が掲載されています。僕はかつてこの論考に,母が小脳出血を起こした後の後遺症やリハビリとの関連で,身体の可塑性という観点から言及しました。トイレトレーニングはその身体corpusの可塑性と関連するのです。というより,田島の論文の当該部分の主旨からすれば,こちらの方がより大きな関連性を有していると思われます。
 トイレトレーニングは文字通りのトレーニングすなわち訓練であって,これは学習の一種であると僕はみなします。そして僕たちは大抵の場合,学習というのを大まかに二種類に分類します。ひとつは身体的技能の習得で,もうひとつは知的作業です。たとえば楽器の演奏とか道具の使用といった事柄は,僕たちは確かに何らかの学習によって習得するのですが,その場合の学習は身体的技能に属するとみなされます。対してスピノザの書籍を読んで知識を向上させるとか,棋書を読んで将棋の実力を向上させるといったことも僕たちは明らかに学習の結果による習得とみなしますが,それは身体的技能の習得とはみなされず,知的作業の一種とみなされるのです。田島の論文の当該部分の主旨というのは,これらは同じ意味で学習といわれるべきであって,たとえばある運動能力を習得することとある知的能力を習得することは同じであり,それらはどちらも身体の知覚能力あるいは行為能力に平行してなされるという点にあります。
 僕は基本的に田島のこの主張には賛成します。つまり知識に,いい換えれば思惟作用に限定されるような学習というのはあり得ないと考えます。ただしそれとは逆に,身体的技能の習得,すなわち延長作用に限定されるような学習というのもあり得ないと考えます。後者の点に関しては田島がどう判断しているのかは定かではありません。
 トイレトレーニングという学習は,身体的技能の習得とみなされるのかもしれませんが,それに限定できないことも明らかだと僕には思えます。
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東京2歳優駿牝馬&虚偽への従属

2018-12-31 19:12:27 | 地方競馬
 北海道から3頭が遠征してきた第42回東京2歳優駿牝馬
 ゲートの中で立ち上がるなどして落ち着きがなかったシャリライモンが発馬でも2馬身の不利。逃げたのはスティールティアラ。2番手にブレイクフリーで3番手にシェリーアモール。4番手を併走したアークヴィグラスとエムティアンの5頭は集団。6番手のミッドサマーナイトと7番手のグレイアンジェラも差がなく続きました。2馬身差でサブノダンサーとケンガイア。その後ろのマルパソの3頭が一団。3馬身差でラブミーピンクとミコマイ。2馬身差でダバイダバイ,ボルドーシエル,シャリライモン,セイシャレードの順となりこの4頭が後方集団という縦長の隊列。前半の800mは50秒1のハイペース。
 3コーナーを回ってスティールティアラの外に並び掛けていったのがブレイクフリー。アークヴィグラスは楽な手応えで内を追走しその直後がミッドサマーナイト。4コーナーを回りきるところで逃げたスティールティアラが外に膨らんだため,労せずして進路ができたアークヴィグラスがスティールティアラの内から進出。そのまま先頭に立つと楽に抜け出して快勝。最内を回って追い込んだラブミーピンクが2馬身差の2着。大外から追い込んだマルパソが2馬身差の3着。
 優勝したアークヴィグラスローレル賞に続いて南関東重賞連勝。この馬はその前に重賞を勝っていますが,ここはそのときの3着馬,4着馬,5着馬も出走し,ローレル賞で半馬身差の2着に食い込んだ馬も出走していましたので,混戦になると予想していました。ところがそうした馬たちを寄せ付けずに快勝という結果になったのは,この馬の成長力が最も大きかったということでしょう。このためにほかの有力馬が苦しくなり,伏兵の2頭が差して2着,3着という結果になったと説明することができます。この内容であれば少なくとも桜花賞まではこの馬が最有力候補という評価でいいかもしれません。父はサウスヴィグラス。母の父はフジキセキファンシミンファンシーダイナの分枝で3代母が1986年に京成杯と牝馬東京タイムス杯,1987年にエプソムカップと新潟記念とオールカマーに勝ったダイナフェアリー
 騎乗した川崎の瀧川寿希也騎手はローレル賞以来の南関東重賞4勝目。東京2歳優駿牝馬は初勝利。前走はローレル賞に出走する資格を得るための川崎への転入で,当初の予定通りにその後に移籍して管理することになった大井の嶋田幸晴調教師は南関東重賞2勝目で東京2歳優駿牝馬は初勝利。

 母の様態が急変したとき,妹が家にいました。ですから僕は緩和病棟から連絡を受けた後,自分の身支度だけを整えてすぐに出発するというわけにはいかず,妹を起こして妹も着替えさせなければなりませんでした。
 これは事前にいっておきましたが,こういう事態になったとき,つまり母が死ぬときといってもいいですが,そのときに妹を同室させるか否かということ,いい換えれば妹を母の死に目に立ち会わせるか否かということは,僕は自分では判断しませんでした。連絡を受けたときに妹が家にいれば連れて行きますし,妹がグループホームに滞在中であれば黙っておくつもりでした。あとは母がいつその状態になるかということだけであり,本当はそんなことはないことも僕は心得ていますが,もし母が妹にも見てもらいたいなら妹が家にいるときに危篤になるだろうし,妹には見せたくないと思えばそうでないときに危篤になるだろうというような認識cognitioの仕方をしていました。妹が家にいるときに血圧が低下したのは,やはり妹にも自分の死に際に立ち会ってほしいという母の思いがあったのだと僕は今でも認識します。ただし繰り返しますが,僕はそれを母の意志voluntasに委ねて認識しているわけですが,それが十全な認識ではないということは理解しています。本当は母の意志などなかったけれど,それはあったというような誤った認識に意図的に従属しているということです。虚偽と誤謬の違いによって説明すれば,僕は誤謬errorには陥ってはいない,虚偽falsitasを虚偽と知ってはいるのですが,意図的にその虚偽を有し続けているということです。
 妹を連れて行かなければならなくなったことは,僕がひとりで行く場合に比べれば大変でした。しかし,もし妹が不在のときに母の死を迎えていれば,その後で時間を見繕って妹をグループホームなり通所施設なりに迎えに行かなければなりません。死に際に会わないのはともかく,通夜や葬儀に妹を出席させないわけにはいかないからです。するともしかしたらそちらの方がより大変であったという可能性が残ります。ですから僕はこの点に関しても,妹が家にいる間に血圧の低下があり,よかったのだと思うようにしています。
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東京シンデレラマイル&感情の事後処理

2018-12-30 19:06:03 | 地方競馬
 第12回東京シンデレラマイル
 エヌティボタンは発馬後に挟まれ1馬身の不利。内からエターナルモール,外からワカチナが出ていき,コーナーワークでエターナルモールの逃げに。2番手はニシノラピートとワカチナで併走。4番手もラーゴブルーとクロスウィンドで併走。6番手もステップオブダンスとブルージェットで併走となり,8番手のエイシンルジーナ,9番手のコパノビジンまでは一団。ここから3馬身差でファイトユアソング,シェアハッピー,ジュエルクイーンと続き,その後ろにアッキーとエヌティボタン。15番手がガーデンズキュー,最後尾にスプリングキャロルと後方は7頭が一団の隊列。前半の800mは49秒8のハイペース。
 3コーナーを回ると外からラーゴブルーが動いていき,コーナーの途中でエターナルモールに並び掛けると直線の入口では先頭に。内を回っていたニシノラピートが直線では外に切り返し,直線の半ばからフィニッシュにかけて抜け出したラーゴブルーとの差を詰めていきましたが届かず,優勝はラーゴブルー。ニシノラピートがアタマ差の2着。直線で逃げたエターナルモールと外に切り返したニシノラピートの間に進路を取ることができたコパノビジンが2馬身差で3着。
 優勝したラーゴブルーは前走のこのレースのトライアルから連勝。南関東重賞は4月のしらさぎ賞以来の2勝目。しらさぎ賞は52キロで4分の3馬身差の優勝だったのですが,前走は58キロを背負って同じ相手に3馬身差で勝っていて,春から秋の期間で明らかに強くなっていると思われました。2着馬とは勝ったり負けたりという戦績でしたから絶対視はできなかったのですが,有力とみていた1頭。今日も2着馬とは接戦になったように,今後も勝ったり負けたりになるのかもしれません。レースの内容からは距離が伸びるのはマイナスで,もっと短くてもいいのかもしれないという印象を抱きます。父はハーツクライ。母の父はキングカメハメハ。4つ上の半姉に2013年にフローラステークスとローズステークスに勝ったデニムアンドルビー。Lago Bluはイタリア語で青い湖。
 騎乗した大井の御神本訓史騎手は鎌倉記念以来の南関東重賞31勝目。第8回以来4年ぶりの東京シンデレラマイル2勝目。管理している川崎の内田勝義調教師は南関東重賞15勝目で東京シンデレラマイルは初勝利。

 8月20日,月曜日。妹を通所施設まで送りました。妹が家に帰ったのは8月9日の木曜日。妹にとってその日以来の通勤となりました。僕にとってはこの日からが,母が不在となっての通常の日常の開始であったといっていいでしょう。
 僕は両親の長男として誕生し,39歳で父を亡くし,47歳で母を亡くすことになりました。もっとも僕の生年月日は1970年12月7日ですから,実際には40歳になる年,48歳になる年です。これは世間的にみれば早いかもしれません。ただ,こういったことに関してはそれを覆すことができませんから,起きてしまったことに関しては僕はなるべくいいように,楽観的に把握するように努めます。前にもいいましたが,人間は悲しみtristitiaを感じたときは,実際に起きていることについては悲観的になり,起こらなかったことについては楽観的になりがちです。ですが実際には起こらなかったことが起きていた場合の方がより強力な悲しみに襲われたかもしれませんから,このような把握は物事に対する十全な把握であるといえません。むしろこのような把握は,実際に起きたことを起こした原因causaとみられる人,あるいは実際には起こらなかったことを起こさなかった原因であるとみられる人に対して憎しみodiumを産出するだけなので,きわめて非生産的に感情affectusの事後処理をしていることになります。このような負のスパイラルに陥ることは避けるべきであるというのが僕の考え方ですから,僕は逆のベクトルで感情の事後処理を行うように努めるのです。
 母の事案については僕は現時点では次のように認識します。
 まず僕が9日に妹を迎えに行った後,10日の早朝に母の様態が急変し,僕たちは病院に駆けつけました。この日はちょうど妹の歯科の通院にあたっていましたが,母はその時間帯は小康状態を保ってくれましたので,その検診は済ませることができました。もし検診ができなければ,改めて予約を入れ,また妹を連れて行かなければならなかったのですから,僕にとっては手間が省けたわけです。ですからこの点について,僕は母に対して感謝をする要因が生じます。これは憎しみの反対感情である愛amorを産出するのです。
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農林水産大臣賞典東京大賞典&導師の来訪

2018-12-29 19:46:29 | 地方競馬
 第64回東京大賞典
 ゴールドドリームは発馬後の加速が鈍く1馬身の不利。内からスーパーステションがハナへいき,ヤマミダンスが2番手でしたが,大外のアポロケンタッキーがあまり内に進路を取らずに追い上げる形。スーパーステションは引かなかったのでアポロケンタッキーが競り掛ける形の2番手。5馬身差でヤマミダンスとリーゼントロック。3馬身差でケイティブレイブ。1馬身差でエイコーンとクリソライト。1馬身差でモジアナフレイバーとゴールドドリーム。3馬身差でワークアンドラブ。1馬身差でグルームアイランドとオメガパフューム。以下,サウンドトゥルー,マイネルリボーン,フレアリングダイヤと続き,大きく離れてコスモプラシデスという縦に長い隊列。前半の1000mは61秒2の超ハイペース。
 3コーナーを回って苦しくなったのは2番手のアポロケンタッキーの方で,外からリーゼンとロックが接近。ケイティブレイブがさらにその外を追撃。直線に入ると内を回ってきたエイコーンが逃げるスーパーステションのすぐ外に進路を取り,一旦は前に出ましたがケイティブレイブが外からまた抜き去って先頭。これらの外からゴールドドリームとオメガパフュームが併せ馬の形で追い上げ,外のオメガパフュームが差し切って優勝。ゴールドドリームが4分の3馬身差で2着。ケイティブレイブが1馬身半差で3着。
 優勝したオメガパフュームは9月のシリウスステークス以来の勝利。重賞2勝目で大レースは初制覇。このレースは3着までに入った3頭の能力が明らかに上位なので,その3頭の争いになるのが濃厚と考えていました。北海道のスーパーステションは門別でも早いペースで先行して後ろを突き放すという競馬をしていた馬なので,ラップはさほど落ちないだろうと思っていたのですが,今日はアポロケンタッキーが競り掛ける形になり,予想以上のハイラップに。上位3頭の着順にはそのラップと道中の位置取りが大きく影響したものと思います。ただ3頭のうち最も若い馬が勝ちましたので,この馬がルヴァンスレーヴを追うグループの中ではトップに位置すると考えてよいかもしれません。母の父は第48回の覇者のゴールドアリュール。母の3つ上の半姉の仔に今年の愛知杯を勝っている現役のエテルナミノル
                                     
 騎乗したミルコ・デムーロ騎手は昨日のホープフルステークスに続いて2日連続の大レース制覇。東京大賞典は初勝利。管理している安田翔伍調教師は開業から9ヶ月半で大レース初勝利。

 8月18日,土曜日。
 妹は休みの日は大概は昼まで寝ています。なので僕は妹がいるときでも,午前中は外出します。稀に妹が起きてしまうこともあるのですが,僕が不在であるということは本人も承知していますから,僕が帰るまでおとなしく待っています。この日も外出しました。
 土曜と日曜の外出は大抵はウォーキングを兼ねてWINS横浜まで歩くというもので,この日もそうでした。そのWINS横浜の所在地は野毛といわれる地区の一角で,野毛には仏具店が何店かあります。ですから僕は馬券を買い求めた後,WINS横浜から最も近い仏具店に立ち寄りました。すると大きくて厚めの座布団があるとのことでしたので,何点かを見せてもらい,色合いが最もよさそうなものを選んで購入することができました。僕は導師なり住職なりが来訪するといえばそれを断るつもりはありません。そしてその際にはこの座布団を使いますので,これは現在も家にあります。ただしこれは導師や住職が専用に使用するものであり,僕が使うということはありません。
 午後4時10分ごろに導師から電話があり,午後4時半過ぎには行くことができるとのことでした。そして午後4時半を少し過ぎて,導師が到着しました。僕は母のための読経なので,母のためにしつらえた祭壇に向って読経をするものだと思い,そのように座布団を配置しておいたのですが,実際の読経は仏壇に向って行われました。この後,四十九日の法要まで,導師は何度か家を訪れましたが,それはいつでも同じでした。僕は生活の利便性を考えて祭壇を仏壇とは別の部屋に設営してもらったのですが,仏壇に向って拝むということになると,生活用品をいくらか片付けなければなりません。この日は祭壇に向って拝むと思い込んでいましたので,そうした片付けは何もしてなく,急いで仏壇に向って拝めるような形に整えました。生活の利便性を考えれば導師が帰れば元に戻しますので,この片付けは導師の来訪のたびに行われることになりました。
 最後に少し,祭壇に向かっても念仏を唱えます。通夜や葬儀ほど長くなく,概ね40分くらいですべてが終了で,これもずっと同じでした。
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農林水産大臣賞典兵庫ゴールドトロフィー&祭壇

2018-12-27 19:25:41 | 地方競馬
 第18回兵庫ゴールドトロフィー。禁止薬物の検出により開催が中止となっている岩手競馬所属のラブバレットは競走除外。サンライズメジャーも競走除外になり10頭。
 最内のサクセスエナジーと外から押していったマテラスカイの2頭が2馬身ほど抜け,3番手はウインムートとサクラレグナム。4馬身差でエイシンバランサーとエイシンヴァラー。2馬身差でアールプロセス。2馬身差でキクノステラとリッパーザウィン。4馬身差の最後尾にサハラファイターという縦長の隊列で1周目の正面を通過。最初のコーナーワークでサクセスエナジーが先手を奪いきり,2番手にマテラスカイ,3番手にウインムート,4番手にサクラレグナムという隊列になって向正面ヘ。5番手も単独でエイシンヴァラーとなりました。
 3コーナーを回るとサクセスエナジーはまだ楽でしたがマテラスカイは押して何とかついていく形。内を回ったウインムートの方が手応えがよく,直線入口ではマテラスカイは優勝争いから脱落。サクセスエナジーが一旦は差を広げましたが,外に出てきたウインムートがどんどん差を詰めていき,フィニッシュ直前で差し切って優勝。サクセスエナジーがアタマ差の2着。後方待機策で向正面半ばから上昇を開始し,フィニッシュまで長く脚を使ったキクノステラが4分の3馬身差まで詰め寄って3着。
 優勝したウインムートは6月のオープン以来の勝利で重賞初制覇。オープン特別は3勝もしている馬ですから,重賞をいつ勝ってもおかしくない力を有していることは明白でした。ここは先行争いを演じた2頭の直後につけられた展開面の利があり,それを生かしての勝利。現時点では重賞を勝つためにはそのような何らかの利がないと難しいのかもしれませんが,長く活躍できる血統背景を有する馬なので,再度の重賞制覇も期待できるでしょう。1400mがベストなのも間違いないところだと思います。母の父はマイネルラヴ。母は2004年に小倉2歳ステークスに勝ったコスモヴァレンチ。6つ上の全兄が2012年に函館スプリントステークス,2013年にシルクロードステークスと兵庫ゴールドトロフィー,2014年にJBCスプリント,2016年に東京盃に勝ったドリームバレンチノで兄弟制覇。Mutはドイツ語で勇気。
 騎乗した和田竜二騎手は兵庫ゴールドトロフィー初勝利。管理している加用正調教師は第6回,7回,13回に続き5年ぶりの兵庫ゴールドトロフィー4勝目。

 時間的には昼食でしたが,僕と妹は何も食べていませんでしたから,朝食のようなものでした。通夜のときには式場で精進落としをしました。住職と導師にはそれとは別に弁当を用意し,式場の個室で食べてもらいました。斎場ではそのような個室は用意できませんでしたので,導師も一緒に同じ部屋で食べました。導師は僕の隣の席だったのですが,このときに,四十九日法要の日に納骨するまでの間,週に1度は僕の自宅に来て読経をすると言われました。そう言われるまで失念していましたが,確か父のときも同様だったのです。七日ごとに裁きがあって,それに合わせて読経をするという主旨でしたが,細かい宗教的な意味合いは覚えていません。母が死んだのは11日で,この葬儀が17日と,もうすでに初七日が近かったのですが,まずはそれに会わせて来訪するとのことで,翌18日の土曜日が第1回目の訪問日となることが決定しました。
 この後,放送で名前が呼ばれましたので,母の遺骨をあげました。抱えてバスで帰るつもりでいたのですが,父のきょうだいの三女の長男,本来ならばこの日の朝に式場まで送ってくれる予定であった従兄が自動車で家まで送ってくれました。僕たちが帰宅したのは午後1時15分でした。
 それから20分ほど経って,葬儀社の方が訪問してきました。これは母の遺骨を置いておくための仮の祭壇を設置するためでした。
 僕の家は1階にはキッチンやトイレ,風呂などを別にするとふたつの部屋があります。ひとつは母の介護ベッドを設置した部屋で,その隣がリビングです。リビングの方が狭いのですが,キッチンと隣接しているのでこのような造りになっています。リビングともうひとつの部屋はシャッターのようなカーテンで仕切れますが,冬に暖房を入れるとか夏に冷房を入れるとかしない限り,それは降ろさず繋がっています。仏壇はリビングにあるのですが,日常生活の使用頻度を考えれば,もう一部屋の方に設置してもらった方が便利でした。そこでその旨を本門仏立宗の信者でもある葬儀社の方に申し出たところ,それで構わないということでしたので,そちらの部屋に仮の祭壇を設営してもらいました。
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ゴールドカップ&第三部序言

2018-12-25 19:00:13 | 地方競馬
 昨日の第56回ゴールドカップ
 トロヴァオは発馬後に躓いてしまいましたが,何とか立て直しました。先手を奪ったのはクルセイズスピリツで,外連味なく飛ばしていき向正面では2馬身のリード。追い掛けたのはキャプテンキングだけでこの後ろは5馬身ほど開いてキャンドルグラス。ここからバンドオンザラン,ロードフォワードとトキノエクセレント,フィールザスマートという順で続きこの5頭は一団。3馬身差でソッサスブレイ,2馬身差でトロヴァオとモリデンリオ,直後がコンドルダンスでこの3頭も集団。大きく離れて最後尾にメジャーアスリートという縦長の隊列。それでも最初の600mは35秒8のミドルペース。
 3コーナーを回るとキャプテンキングがクルセイズスピリツとの差を詰めていき,直線の入口では先頭に。追ってきたのはトキノエクセレント,キャンドルグラス,バンドオンザランの3頭でしたが,トキノエクセレントは直線で一杯。先頭に立った時点で騎手が後ろを振り返るほど余裕があったキャプテンキングがそのまま抜け出して優勝。2着は逃げ粘るクルセイズスピリツ,外のキャンドルグラス,2頭の間を突いたバンドオンザランの争いとなり,フィニッシュ直前で前に出たバンドオンザランが3馬身差の2着。外のキャンドルグラスがクビ差の3着でクルセイズスピリツが半馬身差で4着。
 優勝したキャプテンキングは昨年の羽田盃以来の勝利で南関東重賞2勝目。昨年夏のレースを最後に休養に入り今年の2月に復帰。2戦するとまた休養に入り復帰したのが10月。ここが復帰3戦目で,体調も良化していたのでしょうが,距離を短縮してきたのが最大の勝因ではないかと思います。羽田盃は能力の高さでカバーしたものであり,本質はスプリンターに近いのではないでしょうか。ですので活躍の場は短距離路線となっていくのではないかとみています。母の5つ上の全兄に2007年にアンタレスステークスとプロキオンステークス,2008年に根岸ステークスに勝ったワイルドワンダー
 騎乗した大井の坂井英光騎手は2015年のアフター5スター賞以来となる南関東重賞15勝目。第51回以来5年ぶりのゴールドカップ2勝目。管理している大井の的場直之調教師は南関東重賞3勝目でゴールドカップは初勝利。

 食欲とか睡眠欲といった一時的欲望,僕のいい方では自然の秩序ordo naturaeが現実的に存在する人間に対して直接的に要求するような欲望cupiditas,現実的に存在する人間の側からみれば,現実的に存在するようになれば所与のものとして与えられているような絶対的な意味で受動passioに属するような欲望について,スピノザは多くを語っているわけではありません。ただ,こうした欲望が必然的にnecessario与えられていなければならないということは,たぶんスピノザは理解してただろうと思います。岩波文庫版で第19刷改刷の第33刷なら117ページ,第56刷改刷の第61刷であれば140ページから141ページにかけての第二部自然学②要請四は,食欲とか睡眠欲が,現実的に存在する人間には必然的に与えられていなければならないということを意味し得ると僕は考えるからです。
                                
 そしてスピノザは,自然法則というのは「唯一」であると主張しています。したがって僕たちが食欲を感じたり睡眠欲を感じたりすること,およびそうした欲望に対してどのように対処するのがよいのかということも,その自然法則から導き出されなければなりません。このことはスピノザ自身が,第三部の序言で述べています。
 「自然の中には自然の過誤のせいにされうるようないかなる事も起こらない。なぜなら自然は常に同じであり,自然の力と活動能力はいたるところ同一であるからである。言いかえれば,万物が生起して一の形相から他の形相へ変化するもととなる自然の法則および規則はいたるところ常に同一であるからである。したがってすべての事物-それがどんなものであっても-の本性を認識する様式もやはり同一でなければならぬ。すなわちそれは自然の普遍的な法則および規則による認識でなければならぬ」。
 第三部は「感情の期限および本性についてDe Origine, et Natura Affectuum」という副題がついていて,スピノザは序言で述べたような方法で,それを解明していきます。これでみれば分かるように,スピノザが本格的な考察の対象とはしなかった食欲や睡眠欲もこのように考えられなければならないのです。ですがそうした論考はほとんど目にしませんので,僕はここでは僕なりの試論を立ててみました。
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農林水産大臣賞典名古屋グランプリ&無知の人の寝坊

2018-12-24 19:04:02 | 地方競馬
 第18回名古屋グランプリ
 一旦はカツゲキキトキトが先頭に立ちましたがすぐに控え,外から追い抜いたグリムの逃げ。2番手にも外からチュウワウィザードが上がりカツゲキキトキトはハッピースプリントと並んで3番手。5番手にミツバ,6番手にナムラアラシの順でこの6頭は一団。3馬身差でセンチュリオン,3馬身差でトーセンノワール,3馬身差でブランニューと,残る3頭はばらばらの展開に。1周目の向正面で外からミツバが上昇。3コーナー付近でグリムの前に出ましたが,巻き返したグリムが先頭を奪い返し,2番手にミツバ,以下はチュウワウィザード,ハッピースプリント,カツゲキキトキト,ナムラアラシ,センチュリオンという隊列になり,残る2頭はここから4馬身ほど離されました。
 2周目の向正面では4番手のハッピースプリントが押してもついていかれなくなり,前の3頭の争い。3コーナーを回ってからグリムが引き離しにかかりましたがミツバに喰らいつかれ,直線ではミツバが前に。この2頭の争いを後ろでみていたチュウワウィザードがミツバの外から伸びて優勝。ミツバが半馬身差で2着。グリムは2馬身差で3着。
 優勝したチュウワウィザードは重賞初挑戦での制覇。今年の2月にデビューした後,6戦して4勝,3着2回の成績でオープン入り。今月初めのオープン戦で2着。今年の3歳馬は総じてレベルが高く,3着以下がないこの成績であれば通用するだろうと思われました。能力的に最上位と思われたグリムに対してミツバが途中から徹底マークの戦法に出て,それをその後ろでみていることができた分の利はあったので,ミツバに対してはっきりと能力上位であるとはいい難い面はあるかもしれません。ただ堅実な成績を残している馬ですから,このレベルでのレースなら,これからも大きく崩れることはないと判断していいように思いますし,さらに上のレベルでも戦える可能性がある馬でしょう。父はキングカメハメハ。母の父はデュランダル。この馬もファンシミンファンシーダイナの分枝で1986年に京成杯と牝馬東京タイムス杯,1987年にエプソムカップと新潟記念とオールカマーに勝ったダイナフェアリーを4代母にもつ子孫です。母の7つ下の半妹が今月のクイーン賞を勝っている現役のアイアンテーラー
                                     
 騎乗した川田将雅騎手と管理している大久保龍志調教師は名古屋グランプリ初勝利。

 大学の卒業式は日本武道館で行われました。開始時刻が何時であったかははっきりと覚えていません。僕は当時も横浜市在住でしたから,会場まで1時間は掛かります。目が覚めたときにはそれには絶対に間に合わない時刻でした。
 僕は成績優秀者とかスポーツで優秀な成績を残したというわけではなく,表彰の対象にはなっていませんでした。また,答辞のような式辞を述べるような役回りを与えられていたわけでもありませんから,僕が卒業式に参加しなくても,式自体が停滞してしまうわけではありませんでした。ですから寝坊してしまったのであれば行かなくてもよかったのですが,卒業式では各人に卒業証書が渡されることになっていて,それは受け取っておいた方がよいと思いましたので,とりあえず日本武道館に向いました。僕が着いたときには式は終了していて,すでに会場に並べられていた椅子などの後片付けも始まっていましたが,入場することはできましたので,担当者から卒業証書を受け取ることはできました。僕がそれを受け取ったときにはまだ卒業証書,実際にはそれが入っていると思われる筒ですが,それがまだ何本か残っていましたので,おそらく式に参加しなかった学生が僕のほかにもいたのだろうと思います。
 この日に寝坊してしまった原因causaのうち最も大きかったのは,疲労だったと思います。というのは僕は友人と九州に卒業旅行に行っていて,前日に帰宅したばかりだったのです。その旅行の疲れが,僕をこの日の朝に遅くまで眠らせてしまったのでしょう。こういうことがあり得るということは事前から分かっているのですから,もし絶対に卒業式には参加したいということであれば,このような日程を組んだのがよくなかったことは明白です。ですからその限りにおいて僕は,今回の母の葬儀のときとは異なり,明らかに無知の人として行動したということになるでしょう。とはいえ,卒業式はできれば参加したいという程度のことであり,卒業旅行とどちらかしか選べないとなれば,僕は旅行の方を選んだことでしょう。ですから僕が無知の人として寝坊をしたのは確かですが,これはこれでよかったのだと今でも思ってはいます。
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農林水産大臣賞典全日本2歳優駿&個々の食欲

2018-12-19 20:46:57 | 地方競馬
 第69回全日本2歳優駿
                                     
 ウィンターフェルは発馬が悪く1馬身ほどの不利。先行争いが激化するのではないかと予想していたのですが,あっさりとイグナシオドーロの逃げになってリードは1馬身。2番手はノーヴァレンダ。1馬身差でメイクハッピーとガルヴィハーラの2頭。1馬身差で巻き返したウィンターフェル。1馬身差でエムオータイショウ。1馬身差でデルマルーヴルとここまでは一団。2馬身差でショウナンガナドルとマイティウォーリア。1馬身差でハルディネロ,ヒカリオーソ,ミューチャリーの3頭。3馬身差でスズブルースカイ。離れてカネトシテッキンという隊列。前半の800mは50秒7のミドルペース。
 イグナシオドーロの逃げは3コーナーまで。ここでノーヴァレンダが先頭に立つと外にガルヴィハーラが並んで雁行。3番手がメイクハッピーでその外にウィンターフェル。さらに大外からデルマルーヴル。直線はまず前2頭の競り合い。これを制したのは前にいたノーヴァレンダ。襲い掛かったのは大外をよく伸びたデルマルーヴルで,フィニッシュに向ってぐんぐんと差を詰めたものの僅かに届かず,優勝はノーヴァレンダ。デルマルーヴルがアタマ差の2着で直線で力尽きたガルヴィハーラが1馬身半差で3着。
 優勝したノーヴァレンダは9月の新馬戦は競走中に右の前脚を跛行して競走中止。大事には至らず10月の未勝利戦を3馬身半差で勝つと先月の500万特別戦も4馬身差で連勝。ここに駒を進めました。例年なら圧倒的な人気を背負ってもおかしくない戦績ですが,今年はJRA勢のうち4頭は500万を水準以上で勝っていた上,鎌倉記念を驚くような時計で勝っていた南関東所属馬もいたため,候補の1頭という存在でした。この開催の川崎は直線の入口で先頭に立っていた馬の成績がよく,そういう馬場状態を味方につけての勝利だったという可能性もありますので,将来が楽しみな存在であるのは疑い得ませんが,ほかの馬に対してはっきりと能力面で決着をつけたとみなすのはまだ早計であるような気がします。父はダイワメジャー。母の父はクロフネ。母の10歳上の半姉に1996年に報知杯4歳牝馬特別に勝ったリトルオードリー。Nova Lendaはポルトガル語で新たな伝説。
 騎乗した北村友一騎手はデビューから12年9ヶ月で大レース初勝利。管理している斉藤崇史調教師は開業から2年9ヶ月で大レース初勝利。

 第四部定理三五は,現実的に存在する人間は理性ratioに従う限りでは本性naturaが一致するといっています。つまり受動的な欲望cupiditasに従った場合は各々の人間の現実的本性actualis essentiaは異なるのですが,理性いい換えれば徳virtusに従っているならすべての人間の現実的本性は一致するのです。
 ここから何が導き出せるかといえば,たとえばAという人間が現実的に存在しているとして,このAがその現実的存在を維持してくために必要な食事の量を,人間が理性によって十全に知り得るとしたら,その量はAが認識しようとA以外のBが認識しようと,結論は一致するということです。そこでこの食事量を満たすための食欲をAの適正な食欲と規定すれば,Aの適正な食欲がどの程度であるかということについて,Aだけでなく,A以外の万人が知ることができることになります。もちろんこれはAの食欲についてだけ妥当する事柄ではなく,現実的に存在するすべての人間について妥当しなければなりません。したがって,現実的にいえばそれは無理ですが,論理的にいうなら,僕たちは現実的に存在するすべての人間の適度な食欲を十全に知ることが可能であることになります。このことは食欲の場合だけでなく,適正な睡眠欲がどれほどであるのかということについても,同じような論理構成で該当しなければならないでしょう。
 しかし,このことはあくまでもAならA,BならBという個別の現実的に存在する人間について妥当するのであって,現実的に存在する人間に対して一般的に一致しているわけではありません。Aという人間とBという人間について,必要な食事の量が完全に一致するということは,あり得ないことではありませんが,そうでない場合の方が普通であるからです。したがって,Aの適正な食欲とBの適正な食欲は,一致しないとはいいきれませんが,一致しないことの方がずっと多いでしょう。ですからAとBが同じだけの量を食べればいいというものではない以上,AとBが同じだけ食べた後に両者がなお食欲を感じていると仮定して,Aの食欲については理性は適性と判断するけれども,Bに対しては過度であるすなわちそれは美味欲luxuriaであると判断する場合もあり得ます。
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デイリー盃クイーン賞&精神の力

2018-12-12 20:38:35 | 地方競馬
 第64回クイーン賞
 好発のオルキスリアンはすぐに控え,外からアイアンテーラーがハナへ。1馬身差の2番手にサルサディオーネ。1周目の正面では1馬身半差でプリンシアコメータが単独の3番手でしたが,向正面では内からブランシェクールが並び掛け,3番手は2頭。この後ろにオルキスリアンとラインハート。直後のタイムビヨンドまでは集団。4馬身差でアルティマウェポンとドンナディヴィーノ。2馬身差でラモントルドールとハービンマオという隊列。最初の800mは47秒9のハイペース。
 3コーナーを回るとサルサディオーネがアイアンテーラーに並び掛けていき,3番手以降との差が大きく開いてしまい優勝争いは2頭に。サルサディオーネが一時的に迫ったのですが,直線の半ばからまたアイアンテーラーがまた突き放し,鋭く逃げ切って優勝。サルサディオーネが3馬身差で2着。コーナーでブランシェクールとプリンシアコメータの間を突き,直線の入口では3番手に上がっていたオルキスリアンがそのまま粘り切って3馬身差の3着。
 優勝したアイアンテーラーは重賞初勝利。今年の6月に500万を6馬身差で逃げ切ると続く1000万も逃げ切ってレコードタイムで優勝。1600万の初戦は4着でしたが2戦目を逃げ切って勝っていました。1600万を牡馬相手に勝つ馬は牝馬重賞は勝つ能力があるのでここは優勝候補の1頭。できれば逃げたいというタイプが何頭かいて,展開は案じられましたが,ハナに立つと競り掛けられることもなくペースは速くても楽な競馬ができました。相応の能力がありますが,逃げて結果を出している馬ですから,展開次第では惨敗というケースも想定はしておかなければならないでしょう。父はゴールドアリュールファンシミンファンシーダイナの分枝で3代母が1986年に京成杯と牝馬東京タイムス杯,1987年にエプソムカップと新潟記念とオールカマーに勝ったダイナフェアリー。8つ上の半姉の産駒が昨年の全日本2歳優駿,今年のユニコーンステークス,ジャパンダートダービー,南部杯,チャンピオンズカップを勝っている現役のルヴァンスレーヴ。ダイナフェアリーの子孫は最近のダート競馬での活躍が顕著です。
 騎乗した浜中俊騎手と管理している飯田雄三調教師はクイーン賞初勝利。

 もう一点,とくに重要であるのが,節制temperantiaがスピノザがいう,あるいは畠中尚志が訳す美味欲luxuriaに対抗する事柄として論じられている点です。すでに説明したように,この美味欲は過度の食欲を意味する語であって,食欲一般とは異なります。いい換えれば人間が現実的存在を維持していくために必要とされる食欲,ここでは過度の食欲と対応させるために,奇妙ないい方かもしれませんが適度な食欲といいますが,この適度の食欲には節制は対抗しません。他面からいえば,適度な食欲に対抗しようとするなら,それは節制すなわち精神mensの力potentiaではないのです。
                              
 したがって,たとえば適切な体型を維持しているにもかかわらず,なおダイエットをしたいという人間がいたとして,さらに痩せるために食欲に対抗するとするなら,この人間は節制をしているということにはならないのです。僕たちは一般的にはこのような事柄も節制というかもしれませんが,スピノザの哲学ではそれは妥当しません。僕もスピノザに従って,このような行為は節制であるとはいいません。
 そもそも,スピノザがいう節制は,精神の力でなければならないのです。ですが適度な食欲に対抗することは,人間が食事によって栄養を補給しなければ現実的に存在し続けることが不可能である以上,現実的存在の維持に対抗してしまっていることになります。ですからこれが精神の力であることはできません。僕たちはこの場合にも,ダイエットのために食欲に対して過剰なほどに対抗するのも精神の力であるとみなす場合があるかもしれませんが,それは力であるどころか力と反対の意味で無力であるといわなければならないのです。現実的存在を維持することとダイエットをすることのどちらが重要であるのかという問いに対しては理性ratioは,前者が重要であると答えます。しかるに前者より後者を選択するなら,これは理性に反する行為になります。自由の人homo liberとは理性に従う人のことなのですから,このような人は自由の人と逆の意味の無知の人といわなければなりません。よって適度の食欲に対抗するのも精神の力なら,無知の人は自由の人より大きな精神の力を有することになります。これは不条理です。
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勝島王冠&唯一の手段

2018-12-06 19:08:39 | 地方競馬
 昨晩の第10回勝島王冠。金沢の吉原騎手が右足の太腿の打撲と筋挫創のためディアデルレイは本田正重騎手に変更。
 モジアナフレイバーは発馬後の加速が鈍く1馬身ほどの不利。内から順にキャプテンキング,ムサシキングオー,ディアデルレイ,ゴーディーの4頭が前に。1コーナーからのコーナーワークで概ね各馬に半馬身ほどの差がつく形になりました。1馬身半差の5番手をリコーワルサーとヒガシウィルウィンが追走。1馬身差の7番手にはユーロビート,リッカルド,クリスタルシルバーの3頭。1馬身半差で追い上げたモジアナフレイバーとグルームアイランドが並び,1馬身差でディアドムス,1馬身差でサージェントバッジ,1馬身差でキングニミッツとなり,4馬身差の最後尾にミヤジマッキーという隊列。最初の800mは50秒4のミドルペース。
 3コーナーでゴーディーは脱落し,前は3頭。この後ろもリコーワルサー,リッカルド,ヒガシウィルウィンの3頭で併走。直線ではリッカルドの外からモジアナフレイバーが伸び,そのまま突き抜けて優勝。逃げたキャプテンキングとヒガシウィルウィンの間に進路を取ったリコーワルサーが一旦は2番手に上がりましたが,また巻き返してきたヒガシウィルウィンがフィニッシュ直前で捕えて3馬身差の2着。リコーワルサーがハナ差の3着でキャプテンキングが2馬身差で4着。直線で不利を受けたかもしれないリッカルドはさらに2馬身半差の5着まで。
 優勝したモジアナフレイバーは南関東重賞初勝利。デビューから4連勝し,その4連勝目がクラシックのトライアルレース。クラシックの2戦も好走。秋は3歳のオープン特別で復帰して優勝。今年の3歳馬はレベルが高いことがすでに判明していましたから,この成績ならここでも通用するのではないかと思っていました。2着馬とは4キロもの斤量差があるので,能力的に凌駕しているとまではいい難い面があるのですが,3着馬が前走の2着馬だったことを踏まえれば,3歳馬のレベルの高さも分かりますし,すでに2着馬に近い能力まで達しているのは間違いないでしょう。斤量が増えること自体は苦にならないだろうと思います。ただ,大井しか経験のない馬ですので,他場で同じように走れるのかは課題となるでしょう。3代母はパテントリークリア。母の6歳下の半弟に昨年の高松宮記念と今年の札幌スプリントステークスを勝っている現役のセイウンコウセイ
 騎乗した浦和の繁田健一騎手は昨年のアフター5スター賞以来の南関東重賞7勝目。その後,重賞の東京盃も勝っています。勝島王冠は初勝利。管理している大井の福永敏調教師は開業から5年2ヶ月で南関東重賞初勝利。

 睡眠欲に対抗するために,理性ratioの力potentiaで十分な睡眠の時間を確保するということが,この欲望cupiditasに対抗する唯一の手段であると僕は考えます。ただし,止むを得ぬ事情で睡眠不足に陥ってしまうことはあるのですから,これは絶対にそうしなければならないという道徳律であることはできません。スピノザは第四部定理七〇で,自由の人homo liberは無知の人からの親切をできるだけ避けようとするという意味のことをいっていますが,これと同じように,睡眠欲への対抗も,絶対的であるというよりは可能な限りでというべきだと僕は考えます。他面からいえば,可能な範囲内で睡眠不足を避けようとしない人は,自由の人ではなく無知の人であるといわなければならないでしょう。
                                
 このような対抗手段は,睡眠欲という欲望そのものに対抗する手段であるというより,睡眠欲という欲望を惹起する原因に対して関与する手段であるといえます。第一部公理三から明らかなように,原因が与えられなければ結果が生じることはないのですから,原因を解消すれば結果は必然的にnecessario解消されます。ですからこれが有意味な対抗手段であるということは疑い得ないでしょう。もっともこのことは,こうして論理的に訴えずとも,僕たちが経験的に知っていることであるといっていいかもしれません。ただ,僕がこの方法が睡眠欲に対抗する手段であるとするのは,もっと別の理由があるのです。
 睡眠欲というのは欲望の一種で,欲望は感情affectusのひとつです。しかるに第四部定理七で示されているように,感情はそれと相反するより強力な感情によってでしか排除されることができません。つまり理性の力によって直接的にそれを排除することはできないのです。確かに僕たちはどんなに眠いときであっても,起きているということはできるかもしれません。ですが起きているからといって眠気から逃れていることにはなりません。たぶん起きているときに眠気を感じたことがないという人はほとんどいない筈だと思います。この眠気というのは,睡眠欲という感情を単に身体corpusとだけ結び付けた状態のことです。いい換えれば眠気を感じているということと睡眠欲を感じているということは同一のことです。
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デイリー盃ロジータ記念&遺骨の処置

2018-11-30 19:08:26 | 地方競馬
 金沢から1頭,兵庫から1頭が遠征してきた28日の第29回ロジータ記念
                                     
 発馬が最もよかったのはゴールドパテックでしたが,クレイジーアクセルが先手を主張すると控えて2番手。以下,ファーストスキップ,クロスウィンドの順で続きその後ろにパパドプロスとマルカンセンサー。タオルデスカーフを挟みハーキマーダイヤとベニアカリ。この後ろのピースフルエンゼルまで一団。4馬身差でクリノアリエル。2馬身差の最後尾にミスマンマミーア。スローペースでした。
 2周目の向正面で3番手と4番手は入れ替わり,4番手になったファーストスキップはやや後退。マルカンセンサーやピースフルエンゼルといったあたりは外から進出しようとしましたが,前もペースアップしたために追いつけず,クレイジーアクセル,ゴールドパテック,クロスウィンドの3頭が直線の入口では4番手以下に4馬身ほどのリードをつけ,3頭の争いに。マークしてきたゴールドパテックの追撃は振り切ったクレイジーアクセルでしたが,ゴールドパテックの外から脚を伸ばしたクロスウィンドには差され,抜け出したクロスウィンドが優勝。クレイジーアクセルが2馬身差で2着。ゴールドパテックが4分の3馬身差で3着。
 優勝したクロスウィンドは北海道デビューで昨年はブロッサムカップを優勝。シーズンオフの冬場は浦和に移籍して3戦し,春からまた北海道に。牡馬を相手に三冠の最終戦の王冠賞を優勝。その後8月に1戦して,今年のシーズン終幕を待たずに船橋に転入。初戦で古馬混合のB2以下条件を勝つと前走は出遅れながらA2戦でも4着。3歳馬同士なら通用しそうな結果を残していました。2着馬と3着馬が現状のトップ2でしたから,確かにそれだけの力があったと解釈して間違いないでしょう。前々走の内容から古馬混合のオープンではまだ少し厳しいかもしれませんが,成長の余地はあるので,通用してくる可能性も大いにあるでしょう。父はヴァーミリアン。母の父はアグネスデジタル。母のひとつ上の半姉に2010年に府中牝馬ステークスを勝ったテイエムオーロラ
 騎乗した大井の矢野貴之騎手はハイセイコー記念以来の南関東重賞17勝目。ロジータ記念は初勝利。管理している船橋の佐藤裕太調教師は南関東重賞6勝目でロジータ記念は初勝利。

 読経の後,僕たちを含めた参列者の前で,住職が話をしました。その中に,母の遺骨の処置のことが含まれていました。
 お寺は新しい会堂を建設中で,その中に納骨ができるスペースができることになっていました。母は生前に,そこに自分の骨を入れてもらえるように手配し,その分の代金を払っていました。父の遺骨は父の両親の遺骨とともに日野公園墓地内にある墓に入っていますが,それら3つの遺骨と,ゆくゆくのために僕と妹が入る場所,すなわち計6つの納骨スペースの代金のすべてです。住職はこのとき,母の遺骨をそこに納骨することと,父および父の両親の遺骨もそちらに移すことになるという旨のことを話したのです。
 これは僕にとって有難い話でした。というのは,母の遺骨や父の遺骨の処置をどうするのかということは,僕が独断で決定したとしてもさほど問題ないでしょう。しかし,父の両親の遺骨となると話は別で,父のきょうだいのうちまだ4人は生きているわけですから,その人たちの意向も尊重しなければならなかったからです。ところがこのときに,住職がそのようにすると,あたかも決定事項のように話してくれましたので,父の両親の遺骨を移すことに関しても,僕が中心となって執り行ってよいということが,父方の親戚の間の確認事項のようなものになってくれたからです。本来的にいえば父と母,そして僕と妹の納骨スペースについては,僕たちですべての代金を払わなければならないものですが,父の両親のスペースについては,こちらがまるで勝手に代金を支払って移すことを決定したかのような状態になっていましたから,ここでこの確認が取れたことは僕にとって幸いでした。
 この後,僕は住職の部屋に挨拶にいきました。これはお布施を渡すことが主だった目的だったのですが,このときにTさんを紹介されました。Tさんは母との間柄を詳しく教えてくれたのみならず,妹が入所しているグループホームや,通っている通所施設がいかに優れているところであるのかも教えてくれました。これは僕にとっても心強い話でした。
 さらにもう1点,住職やお寺の人たちに確認しておきたいことがありました。
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農林水産大臣賞典兵庫ジュニアグランプリ&通夜

2018-11-29 19:17:11 | 地方競馬
 昨日の第20回兵庫ジュニアグランプリ
 激しい先行争い。位置を取りにいったオルトグラフと逃げようと内に入ってきたイッツクールに挟まれる形でデンバーテソーロが不利を受けました。オルトグラフも内埒に近いところを走行していたので厳しかったかもしれません。そのイッツクールをさらに外からリンゾウチャネルが抜き去り,向正面に入るところでリンゾウチャネルが先頭でイッツクールが2番手に。3番手はオルトグラフとデンバーテソーロ。その後ろにトーセンガーネット,デルマルーヴル,シングルアップの3頭。さらにインペルフェットとララミーハーバーでここまでは集団。離れてニシノサトルがいてまた離れて最後尾にカンビアーレ。ミドルペースでした。
 向正面でオルトグラフがイッツクールとデンバーテソーロの間を上がっていき,3コーナーを回るところでリンゾウチャネル,イッツクール,オルトグラフの3頭が併走。外を回ったオルトグラフが捲る形で先頭で直線に入りましたが,これを目標に追い上げてきたデルマルーヴルが外からあっさり捕えると抜け出して快勝。オルトグラフが4馬身差で2着。デルマルーヴルの後から追ってきたデンバーテソーロが1馬身差で3着。
 優勝したデルマルーヴルは新馬を4着の後,未勝利,500万と連勝。この馬と2着馬は500万を水準以上の内容で勝っていましたので,ここでは優勝候補とみていました。オルトグラフが先に動いて前を一掃してくれた分の利はあったでしょうが,これだけの着差をつけていますから,こちらの方が強かったのは間違いありません。ただ,同じような内容で500万を勝っている馬はほかにもいますので,その中でどの程度の能力があるのかということは,今後のそういった馬たちとの対戦を見てみないとまだ何ともいえないところでしょう。
                                     
 騎乗したクリストフ・ルメール騎手は第19回から連覇で兵庫ジュニアグランプリ2勝目。管理している戸田博文調教師は兵庫ジュニアグランプリ初勝利。

 8月14日,火曜日。葬儀社の方が母の死亡届を区役所に提出してきてくれました。その帰途に僕の家に寄り,その死亡届と,医師の死亡診断書のコピーとを何枚か届けてくれました。こうしたコピーは後に必要になるからとのことでした。
 8月16日,木曜日。この日が通夜でした。死んだのが11日ですから,もう初七日も近い段階での通夜でした。これは斎場とお寺との日程を合わせて決定されたものでした。
 僕が妹を連れて家を出たのは午後3時50分です。納棺の日に帰ったのとはちょうど逆のルートでバスを乗り継いで行きました。午後4時半に式場に来るようにと葬儀社からはいわれていましたが,実際に着いたのはその時刻を少し回ってからです。久保山霊堂前というバス停を通るバスは概ね30分に1本ですので,バスで行く以上,少しの遅れはやむを得ませんでした。納棺の日は10分くらい待つだけでバスに乗れましたので,タイミングとしては悪くなかったことになります。
 僕たちが到着してすぐに,グループホームで妹を担当されている職員が到着しました。この日は休日にあたっているので,早めに行くことが可能であるという旨の電話をもらっていて,僕としても通夜の開始前に何か用事ができ,妹をひとりにしなければならないケースが生じるかもしれないと思えましたので,お願いしておいたのです。僕たちは参列者とは別の,家族だけの部屋を用意してもらい,その部屋で妹とふたりで待機していたのですが,職員の方もその部屋の方に入ってもらいました。ただ実際には通夜が始まるまで,長時間にわたって妹をひとりにしなければならないような状況にはなりませんでした。
 通夜の開始は午後6時でした。これは事前にお寺の奥さんからの電話でいわれていたことですが,通夜には住職と導師のふたりが来て読経をしました。これはお布施の用意がありますので,事前にいわれていなければ困ったかもしれません。ちなみにお布施をどのように包めばよいのかということは僕は分かりませんでしたので,これは母が死ぬ前に確認しておきました。
 いつもの本門仏立宗の読経と同じで,通夜は1時間ほどで終了しました。
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神奈川新聞社賞ローレル賞&納棺

2018-11-28 19:32:14 | 地方競馬
 北海道から3頭が遠征してきた昨晩の第18回ローレル賞
                                     
 発走後の正面で先頭に立ったのはスティールティアラ。内に潜り込んだアークヴィグラスとホウショウレイルが2番手で並んでいましたが,ホウショウレイルは押さえきれず,1コーナー手前からスティールティアラに並び掛けていく形。スティールティアラも引かなかったのでこの2頭が3番手になったアークヴィグラスに対し,向正面にかけて4馬身くらいのリードをとる形に。1馬身差の4番手にパレスラブリー。4馬身差で5番手にダバイダバイ。また4馬身ほど開き,6番手以下は概ね1馬身の間隔でファイヤーアラーム,ケイエスアッキ,マーチャンスルー,マオノピュアの順。さらに1馬身差でドゥーナとプラチナベルン。2馬身差の最後尾にグレイアンジェラという縦長の隊列。前半の800mは51秒1のハイペース。
 2頭の先行争いが最後の直線まで続き,3番手から追い掛けてきたアークヴィグラスがこの2頭の外に。この3頭の競り合いから抜け出したアークヴィグラスが,後ろの馬の追い上げも凌いで優勝。先行2頭の争いにはスティールティアラが競り勝ちましたが余力はなく,アークヴィグラスの外から追い込んだダバイダバイが半馬身差で2着。さらにその外から脚を伸ばしたパレスラブリーがアタマ差で3着。スティールティアラが4分の3馬身差の4着でホウショウレイルは2馬身差の5着。
 優勝したアークヴィグラスは北海道重賞を連勝した後,エーデルワイス賞も勝利。その後,川崎に転入してここに出走。重賞の勝ち馬ですから能力は上位ですが,南関東生え抜きでいずれも2着馬に2秒以上の差をつけて3連勝していたホウショウレイルがいましたので,人気はそちらに譲っていました。ホウショウレイルはいずれも逃げていたのですが,ここはスティールティアラという力のある馬と競り合うことになったために共倒れ。4番手と5番手の馬が3着と2着に来ているように,3番手のアークヴィグラスにとっても楽な展開でなかったのは事実で,この2頭に対しては着差以上に能力差があるとみていいかもしれません。東京2歳優駿牝馬はもとより,来年のクラシック路線でも有力馬となりそうです。父はサウスヴィグラス。母の父はフジキセキファンシミンファンシーダイナの分枝で3代母は1986年の京成杯と牝馬東京タイムス杯,1987年のエプソムカップと新潟記念とオールカマーに勝ったダイナフェアリー
 騎乗した川崎の瀧川寿希也騎手は平和賞以来の南関東重賞3勝目。第17回に続いてローレル賞連覇。管理している川崎の平田正一調教師は開業から3年3ヶ月で南関東重賞初勝利。

 母は生前,自分が死んだときに着る衣装の希望を示していました。これは淡いピンクの和服です。母の希望はまだ伯母が日本に滞在していた時期に示され,それに合わせて伯母がその着物を二階の箪笥から出し,その箪笥が設置してある部屋に干してありました。本当なら10日の朝早くにみなと赤十字病院からの電話があったとき,僕がそれを持っていっておけば,11日に医師が母の死亡の確認をした後,死化粧をするときに,入院中に着用していたパジャマからそれに着替えさせることができました。ただ,僕もそこまでは気が回らなかったために,持っていくことを忘れてしまったので,母は入院した日に来ていた洋服に着替えさせてもらった上で帰宅したのです。僕の手で遺体に着替えをさせるということは無理ですので,この日に母が希望した和服を持参し,納棺師に着替えさせてもらいました。この間は僕たちは納棺をする部屋の外で待っていました。ただ着替えをするだけでなく,目や口をきちんと閉じるといった処置も同時に行われました。
 納棺は導師の読経の中,30分ほどで終了しました。霊柩車はすでに帰っていますから,僕たちがそれに乗って帰るということはできません。また,出席してくれた伯父夫婦は自家用車で来ていましたが,ふたりの子,すなわち従姉弟がいましたから,僕と妹を送るということはできません。ですのでこの日はバスを乗り継いで帰りました。式場の近くに久保山霊堂前というバス停があり,そこから乗って坂を下りたところの久保山というバス停からは,僕の家にわりと近いところまで行くバスが走っていますから,これはさほど大変ではありません。帰宅したのは午後2時25分でした。
 8月13日,月曜日。朝,眼鏡の左の鼻あての部分のネジが外れてしまい,鼻あてが外れてしまいました。外れたネジ自体は小さなものですが,見つけることができました。ただ,これを自分ではめるということはできないと分かっていましたので,眼鏡屋に行く必要があったのですが,さすがにそれだけの時間的な余裕がありませんでした。ですのでこの日からしばらくの間は,少し度が弱い予備の眼鏡で過ごすことになりました。
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