Sunday Song Book #1062

2013年02月17日 | Sunday Song Book

2013年02月17日プレイリスト
レギュラープログラム「棚からひとつかみ」
1. たそがれダイアリー / 竹内まりや 02月27日発売ニューシングル
2. MONY MONY / TOMMY JAMES & THE SHONDELLS '68
3. COME BACK MY LOVE / THE CARDINALS '55
4. INHERIT THE WIND / WILTON FELDER feat. BOBBY WOMACK '80
5. TAKE A LOOK / GENOBIA JETER "GENOBIA" '86
6. GIVING UP ON LOVE / JERRY BUTLER '64
7. 毎日がスペシャル / 竹内まりや "ボナペティ" '01 "エクスプレッションズ" '08
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■内容の一部を抜粋
・近況
曲書きでデモテープを録ってるため声が嗄れ気味なんだとか。一週間家から出ないで曲書きの毎日。おかげで風邪を引かずに済んでるという。

・棚からひとつかみ
曲書きの最中なのでハガキのチェックも十分にできてないとか。こういうときはレギュラー・プログラムで「棚からひとつかみ」。最近仕入れたオールディーズのCDと新しいリイシューもののCDの中からかけそびれたもの、ニューヨークで買ってきたお土産のシングル盤のあまり、といろいろやりくりしながら。

・たそがれダイアリー
テレビ朝日系木曜ドラマ「おトメさん」(黒木瞳さん主演)の主題歌「たそがれダイアリー」。発売日は2月27日。ワンコイン・シングルで525円。ちょいとアップテンポでフィリー・サウンドを意識したアレンジになってると達郎さん。今週からフル・ヴァージョン。

・MONY MONY
トミー・ジェームズ&ションデルズの1968年全米3位まで上がった大ヒット・ソング「MONY MONY」。ニューヨークで買ってきたお土産のシングル盤から。

・TOKYO FMの新アンテナ
宇都宮市のリスナーから「2月11日よりTOKYO FMは従来より100メートル高い位置からの新アンテナの放送となりました。その早朝での新アンテナからの最初にかかった曲はサンソン・リスナーからのリクエストで達郎さんの『ヘロン』でした。とても心地よく響きました。宇都宮ではノイズ皆無という訳にはいきませんが、チューナーのレベル・メーターが2から4に上がったのが単純にうれしいです」というお便り。
「TOKYO FMのですね、送出が東京タワーのアンテナ位置が高くなりまして、周波数特性が向上しましたので音質が向上しているそうであります。東京だけの話題なんですが、少しでもいい音でお聴きいただけるというものなので、今後ともよろしくお願い申し上げます」と達郎さん。

・COME BACK MY LOVE
カーディナルスは'50年代に活躍したアトランティックのドゥーワップ・グループ。カーディナルスはCD化が遅れていたが、ようやくイギリスのジャスミンからカーディナルスのシングルA、B面、1951年から57年の作品が全25曲入りで発売になった。アトランティックの中でも実力派のグループ。カーディナルスといえばこの一曲、1955年の「COME BACK MY LOVE」。

・高いところ
リスナーから「ずばり高いところは平気ですか?」という質門。
「あたし大丈夫です。このあいだ通天閣昇りました、100メートル。ビリケンさんの足、触ってきました。生まれて初めてでした。バンジー・ジャンプ、一回やってみたいと思ってます。スカイ・ダイビングもやってみたいと思ってたんですけれども、還暦だから、たぶん止めろといわれると思いますが。バンジー・ジャンプはまだ色気がありますがですね。そういうことを飲みながらとか、食事しながらとか言いますと、へぇ~信じらんないといわれますが。いいじゃないですかね。高所恐怖症ばかりだったら飛行機乗れる人誰もいない。ロケット乗る人はどうすんだという。東京タワーとかスカイツリーとかですね、わざと下が見えるように作ってあるんですよね。あれ悪趣味ですね。そういうところ、わざわざ行くアレもないじゃないかと思いますが。でも行ってみたいと思います(笑)」と達郎さん。

・INHERIT THE WIND
サックス・プレーヤー、ベーシストとしても有名なウイルトン・フェルダー。クルセイダーズのメンバー。1980年のアルバム『INHERIT THE WIND』のタイトル曲「INHERIT THE WIND」はボビー・ウーマックがフィーチャーされている。曲もボビー・ウーマックのペンになる。1980年、全米ソウル・チャート35位。イギリスのチェリーレッドから再発されている。

・TAKE A LOOK
ジェノビア・ジーターはワシントン出身でゴスペル出身の実力派シンガー。グレン・ジョーンズの奥さん。1986年のソロ・アルバム『GENOBIA』は名盤と謳われている。一回日本盤が出たもののもう廃盤になってる。久し振りにリイシューされた。「TAKE A LOOK」はクライド・オーティスの作品でアレサ・フランクリンのヴァージョンが有名だが一歩も引けを取らない。

・ムーン時代のアナログ盤
『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。当選者はくれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないことと達郎さん。今週は『POCKET MUSIC』を10名にプレゼント。今出てるCDはリミックスだが、アナログはオリジナル・ミックスしかない。とてもレア。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・まりやさんの直筆サイン入りシングル
竹内まりや初のラッキー・サプライズ企画。「たそがれダイアリー」初回生産分50枚に1枚の割合で本人の直筆サインが入ってる。CDパッケージを開けてのお楽しみ。詳しくはワーナーミュージック・ダイレクトの「たそがれダイアリー」スペシャルサイトにて。
http://wmg.jp/mariya/diary/

・フェスティバルホール公演
達郎さんが日本でいちばん好きなホールのひとつ、大阪フェスティバルホール。建て替えのため閉館して4年の歳月が流れたが、いよいよ4月から新装オープンする。4月はクラシック中心で、5月になるとポピュラー・ミュージックの人たちの、いわゆるこけら落とし公演がシリーズで行われる。すべて単独公演で達郎さんもそのオープニング・シリーズに参加して単独公演を行うことになった。ゴールデンウィークの5月3日(金)、4日(土)の二日間、両日とも17時開場、18時開演という公演。全席指定で税込み8,500円。今回はフェスティバルホールの自主興行なので、達郎さんのコンサート・ツアーと全然関係ない。この二日間のためにリハーサルをやってライヴをするとのこと。チケット販売について、まずワーナーミュージック・ダイレクトにて先行販売を行う。先行予約は各日500席、全1,000席限定で抽選。申し込み受付期間は2月25日(月)から3月1日(金)まで。ワーナーミュージック・ダイレクトのホームページで詳細を掲載している。
http://shop.wmg.jp

先行予約以外のチケットの販売は大阪フェスティバルホールのホームページにて。
http://www.festivalhall.jp

・ツアーについて
リスナーから「以前、アコースティック・ライヴで還暦まで毎年ツアーを行うと仰ってましたが、ということは次がラストツアーになるんでしょうか?」というお便り。
「違うんです。還暦までは毎年ツアーをやりますが、還暦までできたら、またその先もやるということです。当分できます。止めませんよ。だいじょうぶです(笑)」と達郎さん。

・GIVING UP ON LOVE
1960年代、アメリカ、イーストコースト、ニューヨークを中心に活動していたソングライター・コンビ、プロデューサー・コンビでもあるボブ・フェルドマン、ジェリー・ゴールドスタイン、リチャード・ゴッタラー。彼らの作品集がエースから出た。たくさんあるが今週はジェリー・バトラーの1964年のR&Bチャート56位の「GIVING UP ON LOVE」。

・毎日がスペシャル
まりやさんの2001年のシングルで、アルバム『BON APPETIT!』と2008年のベスト・アルバム『EXPRESSIONS』にも収められている「毎日がスペシャル」。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

02月24日は、ベストアルバム『OPUS』に収録されなかった曲特集「OUT OF OPUS」
http://www.tatsuro.co.jp
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