Sunday Song Book #1063

2013年02月24日 | Sunday Song Book

2013年02月24日プレイリスト
「OUT OF OPUS」Part 1~自選編
1. たそがれダイアリー / 竹内まりや 02月27日発売ニューシングル
2. いつか / 山下達郎 "ライド・オン・タイム" '80
3. メリー・ゴー・ラウンド / 山下達郎 "メロディーズ" '83
4. BLOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '02('92)
5. LOVE CAN GO THE DISTANCE / 山下達郎 "ON THE STREET CORNER 3" '99
6. JUVENILEのテーマ~瞳の中のRAINBOW / 山下達郎 "レアリティーズ" '02('00)
7. LOVE GOES ON (その瞳はGODDESS) / 山下達郎 "レアリティーズ" '02
---------------------------------------------------
■内容の一部を抜粋
・近況
この十日間近く家にお籠りでずっと曲書き、詩書きだという。いよいよ今週からレコーディングに入るとか。なんとなく身体が重たくて、動かないで食べてばっかりなので少し太ったかもしれないと達郎さん。

・「OUT OF OPUS」Part 1~自選編
昨年リリースしたベスト盤『OPUS All Time Best 1975 - 2012』は3枚組全49曲。入りきらず選曲から洩れた曲にお便り、リクエストが集まっている。それならということで『OPUS』に入ってない曲をデジタル・プロセッシングして、最新リマスター・ヴァージョンで聴いてもらうことになった。題して「OUT OF OPUS」。『OPUS』から洩れた曲を今週、来週の二週間で特集する。今週は手始めに達郎さんが選びたくて涙を飲んで落とした曲、オミットした曲を中心に。

・たそがれダイアリー
テレビ朝日系木曜ドラマ「おトメさん」(黒木瞳さん主演)の主題歌「たそがれダイアリー」。約一年ぶりのまりやさんのシングルとして、いよいよ今週の水曜日、2月27日に発売。今回は一曲入りのシングル、ワンコイン・シングルで525円。今回はサプライズ企画として初回生産分50枚に1枚の割合で本人の直筆サインが入ってる。CDパッケージを開けてのお楽しみ。詳しくはワーナーミュージック・ダイレクトの「たそがれダイアリー」スペシャルサイトにて。
http://wmg.jp/mariya/diary/

間奏とエンディングのサックス・ソロは達郎さんのライヴに起用されてる宮里陽太さん。はじめて達郎さんのレコーディングに参加した。

・いつか
達郎さんは三十五年のキャリアで曲数が二百数十曲あるそうだ。リクエストで圧倒的に多かった曲が「いつか」。この曲だけ異常に票を集めたそうだ。1980年のアルバム『RIDE ON TIME』に収録。達郎さんも『OPUS』の一枚目に入れたかったが、もう一曲も入らなかったとか。

・メリー・ゴー・ラウンド
1983年のアルバム『MELODIES』に収録。この曲もリクエストが多かったそうだ。アルバム『MELODIES』はまだちゃんとしたリマスターができてない、ムーン時代のカタログは、まりやさんの作品を含めて、CDが無くなる前に早くリマスター盤を出したいと達郎さん。

・BLOW
もともとは1992年に「アトムの子」のシングルのB面で、アメリカズ・カップというヨット・レースのテーマ・ソングとして作った曲。CD、アルバム化は2002年のレア音源のアルバム『RARITIES』までできなかった。達郎さんにとって愛着のある曲で『OPUS』の二枚目に入れたかったが、もう一曲も入らなかったとか。「ヨット・レースの曲であります。そうしたヨットが疾走する映像に世界中でこれほど合う音はないという自負があります」と達郎さん。
曲をかけ終えて。
「先程のメリー・ゴー・ラウンドといい、BLOWといい、もともとは私、いわゆる日本のミュージック・シーンのヒット・パターンといいましょうか、一般受けするとか、そういうながれに全く無縁の人間なんですが(笑)。こういう曲はさらにそうで、ほとんどやる人がいないという。こういうパターン」と達郎さん。

・LOVE CAN GO THE DISTANCE
いちばん困るのが英語のオリジナル曲なんだとか。「THE THEME FROM BIG WAVE」も前のベスト盤『TREASURES』に入れられず、今回の『OPUS』で念願叶って収められた。そういう曲は多くあって今回最後まで迷ったのが「LOVE CAN GO THE DISTANCE」。1999年のアカペラ・アルバム『ON THE STREET CORNER 3』のためにアカペラで作ってシングル・カットした曲。

・フェスティバルホール公演
達郎さんが日本でいちばん好きなホールのひとつ、大阪フェスティバルホール。建て替えのため閉館して4年の歳月が流れたが、いよいよ4月から新装オープンする。4月はクラシック中心で、5月になるとポピュラー・ミュージックの人たちの、いわゆるこけら落とし公演がシリーズで行われる。すべて単独公演で達郎さんもそのオープニング・シリーズに参加して単独公演を行うことになった。ゴールデンウィークの5月3日(金)、4日(土)の二日間、両日とも17時開場、18時開演という公演。全席指定で税込み8,400円。今回はフェスティバルホールの自主興行なので、達郎さんのコンサート・ツアーと全然関係ない。この二日間のためにリハーサルをやってライヴをするとのこと。チケット販売について、まずワーナーミュージック・ダイレクトにて先行販売を行う。先行予約は各日500席、全1,000席限定で抽選。申し込み受付期間はいよいよ明日2月25日(月)から3月1日(金)までの五日間。ワーナーミュージック・ダイレクトのホームページで詳細を掲載している。
http://shop.wmg.jp

先行予約以外のチケットの販売は大阪フェスティバルホールのホームページにて。
http://www.festivalhall.jp

・のんある気分
達郎さんの「LOVELAND, ISLAND」は1982年のアルバム『FOR YOU』に収録。今回の『OPUS』にも収録されている。もともとは今から30年ほど前のサントリーのビールのCMソングだった。それが31年ぶりにまたサントリーのCMに使われることになった。今度は「のんある気分」というノンアルコール飲料のCMソングとして2月19日からオンエアされている。柴咲コウさんが出演していて一年間続く。
http://www.suntory.co.jp/rtd/non-al/

・まりやさんのプロモ・グッズ
まりやさんの「たそがれダイアリー」のプロモ・グッズで文庫サイズの特製日記帳を20名にプレゼント。締め切りは来月いっぱい。

・ムーン時代のアナログ盤
『OPUS All Time Best 1975 - 2012』にちなんだプレゼント。『OPUS』はベスト・アルバムなのでムーン時代のアナログ盤。オリジナルの見本盤で達郎さんが持ってるストックの中から放出。当選者はくれぐれもヤフオフ等のオークションには流さないことと達郎さん。先週に引き続いて今週も『POCKET MUSIC』。10名にプレゼント。今出てるCDはリミックスだが、アナログはオリジナル・ミックスしかない。とてもレア。

・プレゼント
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」プレゼント係
http://www.tatsuro.co.jp

・JUVENILEのテーマ~瞳の中のRAINBOW
2000年の映画『ジュブナイル』の主題歌。『三丁目の夕日』でお馴染みの山崎貴監督のデビュー作。『OPUS』の三枚目がいちばん曲があふれたそうだ。というのも2000年前後はシングルが多くて全部のシングルが入らなかったのだとか。2002年のアルバム『RARITIES』に収録。

・"おまえ"という言葉
リスナーから「達郎さんの歌詞には"おまえ"という言葉がありませんよね。私は"おまえ"という言葉が上から言われてるようであまり好きではありません。"おまえ"という言葉をなぜ使ってらっしゃらないのでしょうか?」という質門。
「やっぱり、そういう上から目線嫌ですよね。なんかそれでちょっと柄が悪い。でも、あの、プライヴェートだとあんまり柄が良くないので、せめて歌の中では上品にいこうと、そういうようなものだとお思いください。よろしくお願いします(笑)」と達郎さん。

・LOVE GOES ON (その瞳はGODDESS)
2002年のアルバム『RARITIES』の直前に作った曲でシングル・カットすることなくアルバムに収録。
「私にとってとっても愛着のある一曲でありましてですね。シングル切ってもよかったんじゃないかって、今思いますが、まぁいずれにせよ、今のジュブナイルとか地味だよな(笑)、そういうこと考えつつ、来週はまたさらに内省的になっていくと思います」と達郎さん。

■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM
「山下達郎サンデー・ソングブック」係

03月03日は、引き続き、ベストアルバム『OPUS』に収録されなかった曲特集
「OUT OF OPUS」Part 2~リクエスト編
03月10日は、一週遅れで、おなじみ「ひなまつりガール・シンガー特集」
http://www.tatsuro.co.jp
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする