Motoharu Radio Show #102

2012年01月25日 | Motoharu Radio Show

2012/01/24 OnAir - 3rd. Week - ウィンターソング特集
The Pixies Three:Cold, Cold Winter
Simon & Garfunkel:A Hazy Shade of Winter
The Four Freshmen:Oh Lonely Winter
Glen Campbell:Ghost On the Canvas
Aztec Camera:Walk Out to Winter
佐野元春:ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
Bill Withers:Wintertime
Fleet Foxes:White Winter Hymnal
Mumford & Sons:Winter Winds
The Dream Academy:Life In a Northern Town
Neil Young:Winterlong
Elton John:January
Bette Midler:The Rose
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■内容の一部を抜粋
・特集「ウィンターソング」
今週はウィンターソング特集。「今の季節にぴったりの曲を集めてみました」と元春。

・Cold, Cold Winter
'60年代のガール・グループ、ピクシーズ・スリーの「Cold, Cold Winter」。

・A Hazy Shade of Winter
1968年のヒット・レコード。「冬の歌といえばサイモン&ガーファンクル」と元春。

・Oh Lonely Winter
フォー・フレッシュメンの「Oh Lonely Winter」。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月1月の「3PICKS!」はボン・アイヴァー『Bon Iver』、ムーンライダース『Ciao!』、そしてグレン・キャンベル『Ghost on the Canvas』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はグレン・キャンベル『Ghost on the Canvas』。

・グレン・キャンベル
1936年生まれ、現在76歳の米国のシンガー。ミュージシャンを目指してロサンゼルスに向かったのは1960年頃のこと。最初はセッション・ミュージシャンとしてスタジオでギターを弾いていた。かなり売れっ子のギタリストだったという。'60年代半ばになるとビーチボーイズのメンバーとして迎え入れられる。当時ビーチボーイズはブライアン・ウィルソンが体調を崩して一旦バンドを離れるということがあった。その代役として抜擢されたのがグレン・キャンベルだった。数ヶ月ビーチボーイズのメンバーとツアーを伴にするが、そのツアー中にグレン・キャンベルは怪我をしてしまう。結局そのツアーから離れてグレン・キャンベルはその後ソロのシンガーを目指す。そののち「恋はフェニックス(By The Time I Get To Phoenix)」が世界的なヒットになり一躍国民的なシンガーになった。現在76歳のグレン・キャンベルの新しいアルバムが出た。アルバムのタイトルは『Ghost on the Canvas』。このアルバムには"Final Studio Album"と書いてある。最後のスタジオ録音盤。昨年、グレン・キャンベルは自分がアルツハイマー型認知症だと公表した。悲しいけれどもうレコーディングはしないということ。グレン・キャンベルにとってとても辛い決断だったかもしれない。現在ツアー中ということだが、これもまた最後のツアーになるだろうということ。今年のグラミー賞ではきっとグレン・キャンベルの功績を称える場面があることだろう。新しいアルバム『Ghost on the Canvas』から「Ghost On the Canvas」。

・Walk Out to Winter
'80年代に元春がいいなと思ったソングライター、ロディ・フレイム。当時、アズテック・キャメラという名前で出ていた。英国のミュージシャンで当時19歳。ロディ・フレイムを指して天才ソングライターという人もいた。'80年代の英国というとサッチャー政権の下で若者や労働党にとってはかなりキツイ時代だった。そんな時代を背景にしてロディ・フレイムはデビュー・アルバムに「Walk Out to Winter」という素敵な曲を書いた。「冬に向かって歩き出そう 歩けば壁にぶち当たる僕らだけれど チャンスは白い雪の下に埋もれている」と歌っている。

・ナポレオンフィッシュと泳ぐ日
ソングライターにとって冬というのはテーマとしてはとても魅力的だといっていい。一般的に冬というと、冷たい、厳しい、そして静かというイメージがある。僕らの人生の厳しい一面を冬のイメージで歌ってみるというソングライターは多い。元春が書いたウィンターソングで「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「エコチャンネル」。
http://www.nhk.or.jp/eco-channel/

今週は「東京里山開拓団」。子どもたちが自然環境と触れ合える場を作るため東京八王子で荒れ果てた里山の開拓を行なっている。主に二十代から三十代の若い世代が中心になって2009年から活動している。

・Wintertime
ビル・ウィザースのウィンターソング。

・「ナイアガラDJトライアングル」
1月10日に放送したスペシャル・プログラム「ナイアガラDJトライアングル」が大反響。リスナーからのコメントを紹介。

・新しい世代のウィンターソング
先日来日したフリート・フォクセズの「White Winter Hymnal」。英国のバンドでデビュー・アルバムが世界的なヒットとなったマムフォード&サンズ。アーケード・ファイアと同じプロデューサーが手がけている。マムフォード&サンズの「Winter Winds」。

・「ナイアガラDJトライアングル」その2
ウェブネーム、LPを全部手放した人さんの「もうすぐ還暦を迎えるオールド・ナイアガラーです。大滝詠一の新譜を私が死ぬまでに聴けるかという希望はすでに諦めています。ラジオで聴けるだけでもありがたいことです」というコメントを読んで。
「大瀧さん、ファンの方にここまで言われていいんですか? 日本を代表するクルーナー・ヴォイス大滝詠一。気長に待ってますので是非新しいレコード、僕からもよろしくお願いします。一応、言っときました」と元春。

・Life In a Northern Town
ドリーム・アカデミーの「Life In a Northern Town」。

・フィードバック
「Motoharu Radio Show。番組ではみなさんからの楽しいフィードバックを待ってます。番組専用のウェブサイトを用意しているので、是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのコメントを送ってください。みなさんからの楽しいフィードバックを待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・「ナイアガラDJトライアングル」その3
「ちなみに(「ナイアガラDJトライアングル」の)放送の後、大瀧さんからメールが来て、大瀧さんの地元岩手県のご友人、そして88歳になられる大瀧さんのお母さんからも連絡があって、番組を楽しく聴いていただいたということ。よかったです。僕はそれを聴いてとってもうれしかったです」と元春。

・Winterlong
・January
ニール・ヤングの「Winterlong」とエルトン・ジョンの「January」を2曲続けて。

・The Rose
ベット・ミドラーの「The Rose」。
「夜がとても切ないとき 愛は幸運な人しかやってこないと思うとき 思い出して 冬の深い雪の下に暖かい太陽の種が宿って 春にはバラの花を咲かせるということを」と歌っている。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
2月7日火曜日放送
コメント
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