Motoharu Radio Show #033

2010年02月17日 | Motoharu Radio Show

2010/02/16 OnAir - 3rd. Week
01.Allen Toussaint:Yes We Can Can
02.The Ditty Bops:What Happened to the Radio
03.Michael Jackson:Smile
04.Corinne Bailey Rae:Closer
05.Corinne Bailey Rae:I'd Do It All Again
06.佐野元春:君を待っている
07.Georgie Fame:Sitting in the Park
08.The Big Pink:Dominos
09.Beach House:Norway
10.Sheryl Crow:Mississippi
11.Michael Buble:Whatever It Takes (with Ron Sexsmith)
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■内容の一部を抜粋
・Yes We Can Can
「米国ニューオリンズではちょうどマルディグラのお祭りをやっている最中です。そしてニューオリンズといえば僕らミュージシャンにとっては特別な思いのある場所。ジャズ音楽が生まれた街として知られています。アラン・トゥーサン、そのニューオリンズ出身の代表的なミュージシャンです。曲はYes We Can Can」と元春。

・What Happened to the Radio
ディッティ・バップスはアメリカ、ロサンジェルス出身の女性デュオ。メンバーの二人は同姓結婚している。カリフォルニア州では一時期同姓結婚が認められていたが、二年前に最高裁の判決で禁止となった。

・Smile
マイケル・ジャクソンが生前大好きだった曲。チャーリー・チャップリンが映画『モダン・タイムス』のラスト・シーンのために作曲した。後にナット・キング・コールの歌で大ヒットした。「たとえ辛くても微笑んでみて、明日にはまた君のために太陽が輝き出すよ」そんなふうに歌われている。

・3PICKS!
「Motoharu Radio Show」では毎月番組推薦盤3枚のCDをピックアップしている。今月2月の「3PICKS!」はヴァンパイア・ウィークエンド『Contra』、デヴェンドラ・バンハート『What Will We Be』、そしてコリーヌ・ベイリー・レイ『The Sea』。どのレコードも心に響くよいソングライティングと素晴らしいサウンドがあると元春。この中から今週はコリーヌ・ベイリー・レイの『The Sea』。

・コリーヌ・ベイリー・レイ
イギリスのシンガー・ソングライター。2005年に出したデビュー・アルバム『コリーヌ・ベイリー・レイ』がUKチャートで1位になった。その後、アメリカでも高い評価を得て、グラミー賞の最優秀新人賞、最優秀楽曲賞などにノミネートされている。無名のシンガー・ソングライターからミリオン・ヒット・アーティストとなった。しかし2年前に結婚していた最愛のパートナーを亡くすという悲しい出来事があった。今回の新しいアルバムはそうした試練を乗り越えて作られたものだということ。
「そうですね。ソングライターとしては、そうしたとてもパーソナルな心情がどれくらい普遍的な作品として表現できるかどうか。そこが結構大変だったんじゃないかなと、同じソングライターとして個人的にそんなことを思いました」と元春。
コリーヌ・ベイリー・レイのニュー・アルバム『The Sea』から「Closer」と「I'd Do It All Again」の2曲。

・GreenPeople
環境問題に取り組むユースたちを紹介するレポート「GreenPeople」。毎週このコーナーでは環境を巡る社会活動を通じて様々なアクションを起こしている人たちを紹介。このコーナーの協力はNHKの環境特集番組「SAVE THE FUTURE」。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/index.html

今週は立命館大学の学生団体「PNCI」。2008年から京都市内のビルの屋上で京野菜を栽培し市内のレストランに卸している。屋上で野菜を育てることでヒートアイランド現象を緩和し、さらに地産地消にも貢献している。
http://www.nhk.or.jp/savethefuture/mamoribito/movie/motoharu1.html

・君を待っている
矢野顕子さんの新しいアルバム『音楽堂』のレコーディング・エンジニアは吉野金次さん。2006年の春に脳出血で倒れ、一時期休んでいた吉野金次さんだが、この度仕事に復帰した。元春の「SOMEDAY」は吉野さんが手掛けている。「君を待っている」も吉野さんとレコーディングしたもの。
「また是非一緒にレコーディングをご一緒したいと思います。吉野さん、がんばってください」と元春。

・Dominos
ポップ音楽の最前線に立つグループから二組を紹介。まずはロンドンを拠点に活動する二人組のユニット、ビッグ・ピンク。音楽誌NMEの主催するアワードで今年最も期待される新人ということで選ばれている。

・Norway
ポップ音楽の最前線に立つグループのもう一組は、アメリカ、ボルティモア出身の二人組のユニット、ビーチ・ハウス。
「映画音楽の作曲家として知られるミシェル・ルグランがおじさんにあたるという女性ヴォーカリスト、ヴィクトリア・ルグラン。彼女の声がとても魅力的です」と元春。

・Mississippi
ボブ・ディランの2001年のアルバム『Love And Theft』収録の「Mississippi」。オリジナルはシェリル・クロウ。「聴いたことがないのでかけてください」というリスナーからリクエスト。

・ツイッター
「さて、モトハル・レイディオ・ショウは今番組を聴いてくれている全国リスナーのみなさんがインターネット上で楽しくコミュニケーションできるツイッターという仕組みを採用しています。ここに参加したいという方は今からURLをお知らせするので是非書き取ってください。モトハル・レイディオ・ショウ・ツイッターのお知らせでした」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・あなたが大人になったと感じた瞬間
「注射がこわいなと感じなくなったとき」というリスナーからのコメントを読んで。
「そうだね。注射。僕はこわくないですけど、未だにとても嫌いです。ちなみに僕の場合、注射されてるあいだは、小さい頃からなぜか富士山を思い浮かべて気を散らすことにしてます。これなかなか効くので是非注射嫌いの方やってみてください」と元春。

・Whatever It Takes (with Ron Sexsmith)
マイケル・ブーブレによるロン・セクススミスのカヴァー。

・番組ウェブサイト
「番組ではウェブサイトを用意しています。是非ご覧になって曲のリクエスト、番組へのメッセージを送ってください。待ってます」と元春。
http://www.moto.co.jp/MRS/

・次回放送
3月2日(火)。
コメント
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