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サウンド・ミュージアム

2007年06月26日 | 山下達郎

■サウンド・ミュージアム
2007年6月24日(日) NHK-FM 19時20分-22時00分
DJ:上田早苗(NHKアナウンサー)
GUEST:竹内まりや

Playlist
シンクロニシティ(素敵な偶然)
スロー・ラヴ
告白
マンハッタン・キス
ネヴァー・クライ・バタフライ
人生の扉
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■内容の一部を抜粋
・シンクロニシティ(素敵な偶然)
5月23日発売ニュー・アルバム『Denim』で、いちばん最初にレコーディングしたのがこの曲だった。

・スペシャル対談「竹内まりや×唯川恵」
2002年に「肩ごしの恋人」で直木賞を受賞した作家唯川恵との対談。軽井沢のホテルで収録された。竹内まりやと唯川恵は1955年の早生まれどうしで、さらに日本海側育ちという共通点がある。昨年の秋にリリースされた「スロー・ラヴ」のプロモーションで、竹内まりやがテーマの短編小説を、新聞に5日間連続で掲載するという企画があって、竹内まりやからのリクエストで、唯川恵に執筆を依頼したのがきっかけとなって、二人は知り合うことになった。これまでメールでのやりとりはあったものの、対談前夜の食事会が初対面だったそうだ。

・スロー・ラヴ
唯川恵からのリクエスト。いちばん最初の出会いとなった楽曲。

・告白
唯川恵からのリクエスト。「明日のない恋」のライナー・ノーツ「午後9時の竹内まりや。」で触れているが、この曲を聴くと真夜中の電話にドキッとするあの頃の自分をありありと思い出すという。

・マンハッタン・キス
唯川恵からのリクエスト。
竹内まりやはこの曲を書いた直後、あるミュージシャンから「君は妻の立場なのに、なぜ反対側の立場になって書いたの?」と追求されたそうだ。ドラマ性のある題材があまり歌にならないのはなぜなのか、と竹内まりやは思いながら書いていたそうだ。

・肩ごしの恋人
7月にテレビドラマ化されるが、唯川恵からの依頼で竹内まりやが主題歌「チャンスの前髪」を書き下ろした。

・オーディオ・ドラマ「午前10時に竹内まりや」
唯川恵が昨年12月、5日間に渡り新聞に連載した連続短編小説「午前10時に竹内まりや」をオーディオ・ドラマ化。
出演:薬師丸ひろ子、青木さやか、横堀悦夫、坂口進也
Playlist
「元気をだして」
「フォーエヴァー・フレンズ」
「マージービートで唄わせて」
「涙のワンサイデッド・ラヴ」
「純愛ラプソディ」
「駅」
「シングル・アゲイン」
「終楽章」
「戻っておいで私の時間」
「アフター・イヤーズ」
「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」
「みんなひとり」
「毎日がスペシャル」
「スロー・ラヴ」
「元気をだして」

・人生の扉
NHK音楽番組「SONGS」の第一回は竹内まりやが出演した。実に26年振りとなるテレビ出演。樹齢二千年の桜をバックにして歌う「人生の扉」のミュージック・クリップが製作された。

Denim

2007年06月11日 | 山下達郎

SITEDOIに竹内まりやの『Denim』のレビューをアップしました。

先週発売された「関西版ぴあ」にまりやさんのロング・インタビューがありました。オフィシャル・サイトの活字プロモーションには出てなかったので驚きました。インタビュアーは渡辺亨さん。全5ページ、充実の内容です。まりやさん、来年デビュー30周年。そのことに触れて、「これまでの足跡を辿るようなベスト盤を作りたい」と話しています。そして「叶うことならライヴでファンに会いたい」とも。渡辺亨さんはまりやさんのことを「恋愛小説家」と称える一方で、ヴォーカルに「少年性」が内包していると書いています。「僕」と歌う「Never Cry Butterfly」を大絶賛。

関連リンク
・アマゾンの『Denim』通常盤のページにはまりやさんのサインがアップされてます。メッセージ付きです。

・産経新聞に掲載されたまりやさんのインタビューがウェブにアップされています。

Super J-Hits Radio

2007年05月22日 | 山下達郎

Super J-Hits Radio
2007年5月20日(日) FM802
DJ:加藤美樹
GUEST:竹内まりや

Playlist
1.シンクロニシティ(素敵な偶然)
2.哀しい恋人
3.人生の扉
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■内容の一部を抜粋
・家庭生活
この10年くらい日常のペースは変わらないというまりやさん。5月23日発売ニュー・アルバム『Denim』の全国キャンペーンの非日常がまた楽しいのだという。旅をしていて家のことは気にならないのかという質問に、
まりや「今はメールがあるので、『どうしてる?』とか、タツローも私が留守だといえば、それは家のこともやってくれるし、まあ娘も成人しているし、楽になりましたね、昔に比べて」
かとみき「タツローさん、おうちでごはん作ったりするんですか?」
まりや「あっ、時々やりますよ。あの、娘と協力体制でやったりもしますので。はい。手がかかりませんね」
かとみき「はははは。前ね、昔ね、お風呂の掃除をタツローさんがなさるというのを聞いたことがあって」
まりや「はい、それは今もそうです。お風呂当番。そうです」
かとみき「ちなみにタツローさんが作られたお料理でおいしいものはありますか?」
まりや「かつてはねぇ、カレーをすごく本格的にスパイスを20種類くらい揃えてやってましたけれど、最近はもう、それもやらなくなりましたね。でもちょこっとしたものは作ったり手伝ったりしてくれます」
かとみき「でもなんかお料理とかね、男性は凝るっていいますからね」
まりや「そうなんですよね、男性は何でも凝りますものね。たっつあんの場合はとにかく凝ると、音楽でもバッーとマニアックに行きますから、お料理でも何十種類もスパイスを並べてたことがあったんですけど、最近はもう、はい(笑)」

・弁論夫婦
かとみき「ウチに帰ってきて仕事の続きの話をしたりするんですか?」
まりや「仕事の続きの話、大いにしますね。『今日のこれ、どうだったか』とか、まだ持ち越してるいろんなことがありますから、アレンジについての話合いがいちばん多いんですけれど、『私は今日はあの間奏のハーモニカがよかった』だとか、『いや僕はハーモニカじゃなくてエレキ・ソロにしたいんだ』とか、そういったことが延々と続いていって、まあ、ちゃんと結論が出るまで話し合いますし、結論が出なくても次の日スタジオに行って、もう一回それをやって、まあ、協議した結果、『これにしましょう』とか。だから、どこまでがそういう家庭モードで、どこからが仕事モードかというそういう切り替えはないんですけれど、分ける必要もない気がして(笑)、まあ、ご飯を食べながらそういうレコーディングの話もするし、普通の雑談もするし、あんまりそれで不便を感じたことは私はないんですけれどもね」
かとみき「お二人ともホントによくお話しするって聞きますもんね」
まりや「もお、喋りますね~。だって毎日毎日新しいこと見聞きするわけでしょう? そうすると言わずにいられない(笑)。『今日、みきちゃんが超カワイイデニムのスカート穿いててぇ~(笑)』、そういうことも全部言わないと、もうね、そうなんですよ」
かとみき「ふふふ。でも『それが長続きの秘訣だ』って、前にね、タツローさんも言ってましたけどもね」
まりや「でもね、長続きさせようと思って、また話してるわけでもないんですよ、これが。ええ。続かせようということのために話してるんじゃなくて、ただ話したくて(笑)、話してるだけなんですけどね」
かとみき「でも最高のパートナーですね」
まりや「そうですね。退屈しませんね、はい。うふふ」

・プロデューサーとしての山下達郎
かとみき「ではプロデューサー山下達郎のすごいところは?」
まりや「うん、これでもかっていう引き出しを持ってるということですね。あの30年近く一緒に仕事をしてると『もう、そろそろネタ尽きるかな』なんてね、見てる私がいるんですけど、ネタが尽きないんてす。ネタっていうとおかしいんですけど、要するに私が出したデモテープに対して、アレンジを施すヴァリエーションが、例えば引き出しを30個あるとすると40個ぐらいまだ持ってるんですよね。要するに30個しかないと思ってこの曲を出したら、きっとこういうのが返ってくるだろうと思いきや、全然違ったアレンジがまた返ってくると『まだ持ってるよ』っていうことを、毎回そうやって驚かしてくれるっていうこと自体が『すごいな』って、どこで勉強してるんだろ」
かとみき「でも、そうやってまりやさんも刺激してるんでしょうね」
まりや「ああ、まあ、そうですね。『ほら何見せてくれるの』って言いながら、向こうもね、ヘタなことはまたできないって意地もありますし。でも、それを見るたびに『あっ、この人と仕事してるってなんて刺激的なんだろ』って思いますよね」

・シンクロニシティ(素敵な偶然)
まりや「これはセンチメンタルシティロマンスという私のデビューの時から一緒にやってくれてるバンドのメンバーと一発録りしたんですけど、なんかこう打ち込みの作業が多くて、どうしても積み重なって、シンセを重ねて重ねてやっとカラオケができるってことが多い時代の中で、みんなでブースに入って『せーの』で出して、そのバンドの音がそのままオケになって、それで彼らのコーラスがかぶると、もうそこは一瞬にして『カリフォルニアの青い空』みたいな感じでね、ホントに楽しいレコーディングでしたね」
まりや「しばらく会ってない人の夢を見た当日にデパートで会っちゃったとか。あるでしょう?(笑) だからそういうシンクロな現象を、ラヴソングにしたらいいだろうなぁ~と、ずっと前から思っていて、今回『まあセンチとやるならやっぱシンクロニシティだな』って感じでこの曲にしたんですけどね」
かとみき「コーラスの心地よさがたまらないなと思うんですけども」
まりや「ええ。センチならではのあの感じはスタジオ・ミュージシャンのコーラスでは出せない空気感ですね。やっぱりあのセンチメンタルシティロマンスのメンバーが30年かけてあのコーラスにして行ったんだと思いますね」

・ピカデリー・サーカス
まりや「ピカデリー・サーカスの杉さんは、わたくしの一緒に、バンドをやっていた大学の先輩で、彼と出会わなかったら私は歌手になっていないので、それもある種運命的な出会いで、彼がデビューすることになったレコーディングに私が呼ばれて行ってコーラスをやったことが、この業界に入るきっかけだったので、もう杉さんとの繋がりも考えるとね、今私が音楽をやれているというのは、彼と出会えたことが大きくて、で、そんな彼が率いるピカデリーの99年の楽曲『ネバークライ』を聴いた時に、私はこれ絶対一緒に歌いたい曲だなって思って、それで今回カヴァーさせていただいて」
まりや「例えばセンチがアメリカの風であるならば、ピカデリーはイギリスの風を運んでくれるんですね。私は両方とも好きな音楽なので、やっぱりイギリスもあればアメリカもあっていいだろうということで、二つのグループが入ってくれたことでこの『Denim』もね、いい風合いにしてくれたかなと思っていますね」
かとみき「でも、なんかいくつになっても音を重ねられるっていうのは特別な関係ですよね」
まりや「そうですね。そして一緒にやっていて音楽を一緒に楽しめる関係だということが素敵で、何か遠慮したり、気を遣ったりして音楽をやるんではなくて、もう全てがわかってるからといって一緒に音が出せるっていうのは、なかなかありそうでないんですよね。しかも30年そういった関係が続くっていうのはとってもうれしいことだと」
かとみき「音楽以外でそういうことって出来るんですか?」
まりや「なかなかねぇ、途切れて行きますよね~。だから音楽は言語を超えるっていうか、しかも、みんなが50代になってポップスをやれているということがなんて喜ばしいんだろうと。まさかね、30年後もそんなふうにしてバンドと一緒にレコーディングができるなんていうことは20代の時は夢にも思ってなかったので、50代でこれをやる楽しさというのはまた格別ですね」

・みんなひとり
まりや「これはねぇ、アルバムのために自分自身が書いていて、途中まで書いていた曲に、松さんの『役者魂!』のお話があって、その『役者魂!』の打ち合わせに行ったら、なんか人々の繋がりみたいなものを言い表す詞のテーマにしてほしいと言われた時に、『あっ、今書いてるあの曲だ(パチンと指を鳴らす)』と思ったんです。後は後半の半分を書き上げるだけっていうところだったのでグッドタイミング。これもシンクロニシティのように」
かとみき「なんか松さんとまりやさん、ちょっと共通する魅力を感じるんですがね。松さんってさばさばしてるじゃないですか。で男っぽいところとか可愛らしい感じがね、少年ぽいところもあるんで」
まりや「そうですか。私の中の松さんが見たいちばんの形容詞は"少年ぽい"なんですよ。ええ、それなんです」
かとみき「なんか、その感じが、まりやさんとね、まりやさんも結構男っぽいところがありますよね」
まりや「バリバリですよね(笑)」
かとみき「ふふふ。昔の自伝とか拝見しても子どもの頃から男女だったって書いてある(笑)」
まりや「男女ですね。お転婆娘がそのままオバサンになっちゃった、オヤジに近い」
かとみき「ふふふ。オバサンって言葉は似合わないですけれどね(笑)」
まりや「オジサンに近いのかな」
かとみき「オジサン(笑)」
まりや「自分でなんかすごい中性的だなと思いますね。なので勢いラヴソングは女々しかったり、女っぽい歌を歌いたがるんですよ。自分が中性的だってわかってるから。ですから、よよと泣いてみたりする女の人を演じたいんでしょうね、きっとね。歌の中ではせめて。そういうちょっと切な目の自分も、ちょっとこう歌ぐらいでは表現したいかなって思っている、男っぽいわたくしがいます(笑)」
かとみき「今回も『哀しい恋人』、『明日のない私』と訳ありですよね。でも気持ちを想像して書くのは楽しいって言っちゃあいけないですけど、まあそういう恋を演じるってことは...」
まりや「なんかね、ドラマ性ってことで考えると、そういう禁じられた恋以上にドラマ性のある歌ってないんですよね。やっぱり恋が成就する歌だったら、もうハッピーでいいわけで、そこにこう、苦しさがあったり、切なさがあったりするほうが物語は進んでいくんですよね。まあ、それは出口のない物語であったりするんですけれど歌にはなる」

・哀しい恋人
まりや「これ歌いながら『あぁ、なんて切ないんだろう』と思いながら歌っておりました」

・今後の予定
まりや「今後ねぇ、夏に一枚シングルを出そうかなって思って、今新曲の締め切りを抱えつつ旅をしているので、旅にキーボードを持って行きながら(笑)。グルグル巻いて持ち運べる簡易のキーボードですけれど。そして近い将来というか遠い将来というかライヴをやりたいですね」
かとみき「えっ、ホントに(笑)?」
まりや「そうは思ってるんですよ(笑)。でもバンマスに立って下さるタツローさんが動き出せないことには。たっつあんがもうしばらくライヴをやっていないので、まず彼にライヴをやってもらってエンジンかかった頃に、なんかバンマスやってもらえたらなっていうふうには思ってるんですよ」
かとみき「ということは今年暮とかにタツローさんにも会えるかなって感じですかね?」
まりや「暮でしょか、どのくらいでしょうね。発破はかけてるんですけどね、いつも。『早くライヴをやってください』というふうには私は言ってるんですけど」
かとみき「そしたらまりやさんの番が来るという...」
まりや「私も少しはね、余力でやってもらえるかな~なんて踏んでるんですけど。どうでしょう」
かとみき「まりやさんのライヴ、2000年以来でしたっけ? もう楽しかったですぅ~」
まりや「あぁそうですか? ちょっと怖かったよ私(苦笑)。やっぱり18年舞台に立ってなかったし。歌詞、忘れるんじゃないかとか、ここにいる人たちを失望させちゃいけないとかね、そういうことにまだ慣れてない自分がいる」
かとみき「前回のライヴでは衣装が滅茶苦茶かっこよくて。黒のね、革のツナギのワンピースがすっごいかっこよかったんですよ」
まりや「よく覚えてるね~。あれタツローになんて言われたと思う? 築地の魚河岸だって。ひどい(笑)。黒のレザーのね、ジャンパー・スカートを穿いていたんですけどね、魚河岸の長い前掛けあるじゃないですか、あれに長靴履いてるみたいだ、なんてひどいことを言われました」
かとみき「ふふふ。あれはかっこよかったですね。あのラインが好きなんですよ。今回のジャケットでも着てらっしゃるデニムのロング・スカートもお尻のラインがきれいに出てるじゃないですか」
まりや「割とヒップボーンのスカートですよね。それは」

・人生の扉
かとみき「年を重ねるごとに扉が重くなってる気がするんです。今そういう時期かもしれないんですけど。でも、まりやさんはいくつになっても扉を開けることを楽しんでる気がしてね」
まりや「確かに扉は重いですよ。ただその重い扉を開けた後に見える景色は、すごく晴れやかだったりするってことを、その50代の扉の重いの開けた時に感じたんですよ。あっ見晴らしいいなっと思った、その気持ちを素直に歌にしたいなと思ったのがこの曲だったんです。私の今の人生観が詰まっております」


明日のない恋

2007年03月20日 | 山下達郎

SITEDOIに竹内まりやの「明日のない恋」のレビューをアップしました。

今日20日は竹内まりやの52回目の誕生日です。おめでとうございます。SITEDOIでお祝いをするのははじめてですね。アルバムに収録される「人生の扉」(協和発酵のCMタイアップ曲)の歌いだしは"春がまた来る度 ひとつ年を重ね 目に映る景色も 少しずつ変わるよ"とそんな風だったと思います。とても素敵な歌詞だと思いました。タツローさんによるとニュー・アルバムの中核になる曲だとか。

COZY

2007年02月27日 | 山下達郎

SITEDOIに山下達郎のアルバム『COZY』(1998年)のレビューをアップしました。

『COZY』はオリジナルとクリスマス仕様の2枚があり、アナログ・ディスクでも発売された。アナログ盤をどこで買ったのか思い出せない。たぶん心斎橋にあったWAVEだったと思う。発売日は10月25日。ライヴ・ツアー「PERFORMANCE '98-'99」がはじまっていて、会場でも売っていた。クリスマス仕様盤はCDだけで11月から期間限定で発売された。正確な発売日は覚えていない。パッケージだけが別でCDは同内容だった。マニア向けのレアな商品だった。こちらは梅田のタワレコで買った記憶がある。自分へのクリスマス・プレゼントみたいなものだ。誰も僕にプレゼントしてくれそうになかったし、実際にもらわなかった(苦笑)。

そんなわけで『COZY』3種をそっと公開してみました。

TREASURES

2007年02月09日 | 山下達郎

SITEDOIに山下達郎の『TREASURES』(1995年)のレビューをアップしました。

アルバム・ジャケットのイラストは松下進。前年にはポンキッキーズのエンディング・テーマに「パレード」が使用されました。シュガーベイブ時代の未発表曲。ここでは大滝詠一による「'82 Remix Version」で収録されています。このシングルのアート・ディレクションはクレジットがないのですが、WORK SHOP MU!の中山泰さんじゃないのでしょうか。新春放談ではまだ自分の作品ではやってもらったことがないと、タツローさんは話していらっしゃいましたが。

前年の1994年にはシュガーベイブの『SONGS』のリイシューと「山下達郎 SINGS SUGARBABE」がありました。このライヴでギターを弾いていたのが佐橋佳幸。この年ソロ作品『TRUST ME』をリリースしています。エグゼクティブ・プロデュースにタツローさん。そして、東京湾の再開発でスマイル・ガレージが閉鎖されたのも1994年。身辺ではいろいろとありましたね。

ARTISAN

2007年01月30日 | 山下達郎

SITEDOIに山下達郎のアルバム『アルチザン』('91)のレビューをアップしました。昨年の秋に一度やりかけたものの、時間がなくて断念。今年になって仕切り直しで仕上げました。タツローさんのレビューはだんだん時間がかかるようになってきました...

アルバムのジャケットを飾ったのは『JOY』('89)に続いてAndre Miripolsky(アンドレ・ミリポルスキー)。僕はアルチザンのライヴ・ツアーが初山下達郎ライヴ体験だったんですが、会場でこのジャケが胸に入ったTシャツを購入した記憶があります。そして丁度シングルで「アトムの子」が出た頃だったので、サイン色紙が欲しくて(ライヴ会場でCDを買うと先着でもらえる)、終演後に買いに行ったんですが、もうすでにサイン色紙はなかったという、そんな悲しいことも思い出しました(苦笑)。まぁ、後年、サイン色紙は手に入れましたが。開場とともにグッズ売り場直行でないとなかなか難しいです~。

あと、「片思い」という曲は失恋した時にクルマで聴いて、せつなくなった思いがあります。そんな個人的な体験は書かなかったですが(苦笑)。そして、このアルバムといえばヘッドフォン。この頃はまだウォークマンで聴いてたりしてましたが、ウォークマン付属のヘッドフォンで聴くと重低音が潰れて聴こえ、買い替えました。音響面の環境にも影響がありました。その後、ヘッドフォンは何度か買い替えましたが、今世紀に入ってからはSONYのMDR-CD900STを使っています。

スロー・ラヴ

2006年12月17日 | 山下達郎

SITEDOIに竹内まりやの「スロー・ラヴ」をアップしました。

オリコン・チャート初登場30位でした。ドラマの挿入歌になったとはいえ、ほとんどプロモーションしてないことが影響したのか、いい成績ではないですね。さて、来週はクリスマスですが、タツローさんの「クリスマスイブ」はチャートインするのかどうか。気になるところです。

WEEKEND SHUFFLE

2006年11月20日 | 山下達郎

土岐麻子が12月6日に発表するニュー・アルバム『WEEKEND SHUFFLE』でシュガーベイブの「DOWN TOWN」とタツローさんの「土曜日の恋人」をカヴァーしています。

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土岐麻子約1年ぶりのアルバムついに完成!
今回は「週末」をテーマに、往年の70年代シティーポップスから近年の大ヒットナンバーまでを大胆に取り上げた日本語メインのカヴァーアルバム。名盤『Debut』のポップス路線をさらに昇華させ、さらに表現力と輝きを増したその“声”が奏でる珠玉のポップワールド。
ウキウキのウイークエンド、リラックスした週末。ドライヴのお供に、ソファーの傍らで、聴きたかったアルバム。誰もがみんな、好きになる!

君に、胸キュン。(YMO)/DOWN TOWN(シュガーベイブ)/夢で逢えたら(吉田美奈子)/土曜日の恋人(山下達郎)/夏の思い出(ケツメイシ)/SUNDAY MORNING(MAROON5)他全8曲収録

<豪華参加ミュージシャン>クリヤ・マコト(key,arr)、山本拓夫(sax,cho,arr)、大石学(piano,arr)、ハル高内(g,arr)、伊丹雅博(g)、コモブチキイチロウ(b)、鶴谷智生(ds)、中島オバヲ(per)、山木秀夫(ds)、小松秀行(b)、三沢またろう(per)、石成正人(g)、松本圭司(key)、西村浩二(tp)、米木康志(bass)、原大力(ds)、井上信平(fl)
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「September」は誰の曲をカヴァーしたのか気になりますね。ナイアガラの名曲「夢で逢えたら」もカヴァーしています。

DISK CHART AGAIN♪

2006年11月09日 | 山下達郎

11月4日(土)。

ジョン・レノン音楽祭「ジョン・レノン・スーパー・ライヴ 2006」を聴きに東京まで行った。前夜友人から、長門芳郎さんが四ツ谷の「いーぐる」で「DISK CHART AGAIN♪」というイベントを開催するので、行ってみないかというメールが届いた。

今はジャズ喫茶になった「いーぐる」だが、1972,3年ごろはロック喫茶で名前は「ディスクチャート」だった。「DISK CHART AGAIN♪」は、一日だけ、ロック喫茶「ディスクチャート」が復活するという設定で、当時、実際に店内で流れていたロックとポップスを大音量で聴く、さらにもしも現在、ディスクチャートが営業を続けていたとしたら、流れているであろうディスクチャート・テイストの音楽も紹介するというイベント。

一晩考えて、朝には参加する旨を伝え、出かける際に、「魔法のBEAT」を旅行カバンの中に突っ込んだ。何しろシュガーベイブ生誕の地なのだ! このチャンスを逃せば、今度いつ「いーぐる」に来れるのかわかったもんじゃない。

東京駅から中央線に乗り四ツ谷へ行った。四ツ谷駅で友人と半年振りに再会し、「いーぐる」に向かった。「いーぐる」は京都三条の六曜社本店に似た雰囲気でビルの地下にあった(画像)。お店の前にはソニー・クラークの『Cool Struttin'』がフレームに入れられ飾られていた。

イベントはスティーリー・ダンの「Do It Again」ではじまった。1972年に発表されたアルバム『Can't Buy A Thrill』に収録されている曲だ。僕もこの曲は大好き。意外な選曲だったのは2001年のジョン・メイヤーの曲「No Such Things or St. Patrick's Day」。これはもし今も「ディスクチャート」で働いていたならかけていた曲ということだ。何でもアルゾと打ち合わせしたレストランでかかって、アルゾがその才能に嫉妬したらしい。

そしてター坊やタツローさんが好きだった曲が続いた。なんともドキドキする瞬間だった。この場所で練習していたんだなぁと感慨深く思った。タツローさんが自主制作で作った『Add Some Musis To Your Day』の曲がかかっているところで僕らは店を後にしなければならなかった。もうジョン・レノン・スーパー・ライヴの開場時間が迫っていたのだ。

みんなひとり

2006年09月15日 | 山下達郎

竹内まりやさんが松たか子さんに楽曲を提供したそうです。今朝のサンスポに記事が掲載されてました。新曲「みんなひとり」(11月29日発売)がそれで、この曲はフジテレビで10月17日(火)からスタートするフジ"火9"ドラマ『役者魂!』の主題歌になるそうです。

記事によるとまりやさんが全面プロデュースしたとか。まりやさんがプロデュースを手掛けるのは広末涼子さんのデビュー曲「MajiでKoiする5秒前」(1997年)以来9年半振りとか。また劇中にまりやさん自身の新曲「スロー・ラブ」(11月発売予定)も使用されるということです。

返信/シンクロニシティ(素敵な偶然)

2006年09月15日 | 山下達郎

いよいよ明日から劇場公開される『出口のない海』。その主題歌は竹内まりやの「返信」です。9月6日にマキシシングル「返信/シンクロニシティ(素敵な偶然)」としてリリースされました。オリコン・チャートで初登場8位です。

ワーナー・ジャパンの竹内まりやのホームページではプロモーション・ビデオが期間限定で公開されています。

また、このブログの本家のサイト「SITEDOI」でも「返信/シンクロニシティ(素敵な偶然)」を取り上げてます。どうぞよろしくお願いいたします。

JOY

2006年06月04日 | 山下達郎

SITEDOIで山下達郎のアルバム『JOY』を取り上げています。

このアルバム・ジャケットもインパクトがあります。Andre Miripolsky。この後、『アルチザン』でもジャケットを担当しています。

『JOY』のアナログ盤については「Performance '98-'99」のパンフレットを参照しました。中古市場では高値で取引されているみたいですね。

シングル・カットの「おやすみロージー」のカップリング「素敵な午後は」のライヴ・ヴァージョンはアルバム未収録。

なお、『JOY2』はあと1回ライヴ・ツアーをやってから、ということだそうです。

竹内まりやのニュー・シングル

2006年06月01日 | 山下達郎

スマイル・カンパニーの竹内まりやオフィシャル・サイトによると、ニュー・シングルの発売が決定したそうです。

以下引用します。

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9月16日公開の松竹映画『出口のない海』の主題歌を書き下ろしました。
楽曲タイトルは「返信」、9月6日(水)にシングルとして発売予定です。

「返信」
作詞・作曲:竹内まりや
編曲:山下達郎
歌:竹内まりや


松竹映画『出口のない海』
原作:横山秀夫
脚本:山田洋次、冨川元文
監督:佐々部 清
主演:市川海老蔵

『出口のない海』のサイトはこちら
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市川海老蔵初主演の映画だそうです。
タツローさんがラジオ番組「Sunday Songbook」で仰っていた新しいタイアップというのはこの映画のことだったみたいですね。

POCKET MUSIC

2006年05月20日 | 山下達郎

SITEDOIで山下達郎のアルバム『POCKET MUSIC』(1986年)を取り上げました。今週はそんなわけでずっと『POCKET MUSIC』を聴いてました。

今もiPodで聴いてるんです。「シャンプー」がながれてます。この曲を最初に聴いたのはたぶん山下久美子のヴァージョン。と書いてるうちに「シャンプー」は終ってしまいました。

「メロディー、君の為に」は伊丹十三監督作品『タンポポ』の主題歌として書かれた曲。クランクアップ直前に映画の音楽監督だった村井邦彦さんから依頼されたそうです。でも、結局話は流れて、歌詞を変えて収録することになったんだとか。

楽曲が粒揃いで良いアルバムです。『POCKET MUSIC』のジャケットはきれいで、そういうアート面でも高く評価できるアルバムです。今年がアルバム発売20周年。記念盤は出ないんでしょうね。紙ジャケで出たら僕はLPを持ってないんで買います。

あっ、そうだ。シングルの「風の回廊(コリドー)」ってオリコン・チャートの最高位何位だったのでしょう。いつもはオリコンのサイトで調べてるんですけど、CD以前のデータはないようでわかりませんでした。前に調べた時はあったと思ったんだけど。