Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

不良嫁の夜遊び。

2006-12-09 07:00:49 | music/festival
ここしばらく、引越しのことばかりに気をとられていて生活にスパイスがなかったけれど、そんなときに友人のセイヤさんがSFでライブをするという案内をうけてほいほいと出かけることにした。
こういうときの気分転換は音楽が一番。しかもライブ!
同じくスシカル仲間の陶芸家ナオさんの車で、久々のサンフランシスコへ向かう。


ダウンタウンのどまんなかにある、“Biscuit & Blues”はブルースの殿堂。
観光客もけっこう飛込みでやってくる。


バンド名は“ED EARLEY BAND”。リーダーのエドさんは、形容しがたい存在感。
エルビン・ビショップのバックバンドも勤めるという実力派のバンドだそうだ。


セイヤさん(bass)は、永井くんとKYONをたして2で割ったような感じ。
ブルースからサルサ調のものまでレパートリーも広く、途中から観客も踊る踊る!
私もナオさんもその中に突入。久々にいい汗かいた。


こちら応援団。こういうときはどこからともなく日本人の友人が駆けつける。
こういう結束は、異国に住んでいるもの同士とっても大事。


調子にのってバーボンをぐいぐい飲んで、かなりいい気分で午前様で帰宅したら、Pちゃんがちょうど用意しておいたシーフードカレー&ワインを食べようとしているところだった。私もちょうど小腹がすいていたので、一緒に夜食(あ~ダイエットもここで途絶えた・・)、怒涛のように今日のライブ報告をしたら「一緒に行きたかった~」と、ちょっと残念そうだった。
そういえば2年前に、そのときは誰かも知らずセイヤさんのライブを一緒に見に行ったっけ。いやぁ懐かしや。

久々の夜遊び、めっちゃ楽しかった。

新居決定。

2006-12-06 14:06:24 | アメリカ生活雑感
つい3日前に見に行ったアパートに引越すことにした。
結局決めたのは、大学の北側Spruce通り(between Hearst & Virginia)のアパート。
決め手はやはり「静かなこと」とPちゃんの通勤。これからが正念場となる彼の仕事のために、やはり職場近くで憂いなくすごせるところが一番だ。
迷いに迷ったもうひとつのアパートは、もう少し広くてバークレー・ボウル(アジアンスーパー)からも近いので私個人としてはかなりぐらっときていたのだけれど、まぁ仕方がない。

こうと決めたらいてもたってもいられない性分のPちゃんは、絶対に他の人に渡すまいともう必死で「自分たちはresponsibleである」「静かである」「支払いもきちんとしている」ことを強調し、何度も大家さんに電話を入れ、書類もカンペキにそろえる念の入れよう。それもそのはず、この人が満足する物件など何十件も見た中で今までひとつもなかったのだから・・・。
実を言うと、私はあれから毎日このアパートを見に行っていた。
昼過ぎ、夕方と微妙に時間を変えて、ご近所の様子や日のあたり具合などを詳細にチェックした。毎日通っているうちに、ここに暮らし始める自分の姿が目に浮かんできた。これはきっとこの物件が呼んでいたにちがいない。

かくして今日、正式に契約とあいなった。
契約関係はPちゃんに任せて、私は部屋の図面をメモに書き起こす。コンセントの位置、窓の高さ、クローゼットの奥行きなどもスケールを持参して詳細に書き込んでいく。いやぁ、こういうときが一番楽しい!
ストレスフルな引越し大嫌いのPちゃんとは正反対に、私は引越しが大~好き。(18歳の頃から何と今まで12回も引越ししている。)新しい扉の向こうには、hopefulな未来が待っているような気がするから。

鍵ももらったし、今のアパートの大屋さんも今すぐ出て行ってもOKと言ってくれたし(実は厄介者だった?)、今週末はさっそく引越しだ!!
新しい年を新しい住まいで静かに迎えられる、そう考えただけで今はだたただうれしい。



キッチんから見アパート入り口。
表通りからポーチを抜けたところにあるのでとっても静か。
空き地もたっぷりあるし、家庭菜園でもやってみようかな。



さよーなら、テレグラフ! あばよ、うるさい学生たち。

マコちゃん鍋の会。

2006-12-05 05:33:17 | アメリカ生活雑感
今日はマサコさんちにお鍋のお呼ばれ。
午後5時ごろからまずDVDで映画「De Lovely」~コール・ポーター物語~(邦題“五線譜のラブレター De-Lovely”)を鑑賞。前から見たかった映画だったのでこれはうれしかった。
コール・ポーターと妻のリンダの半生を、ミュージカル仕立てで見せていく。今まで知らなかった彼の生き様を通して、彼の曲ひとつひとつがどのような背景で作られたのか、どんな意味を持つのかを知ることができた。何より、この時代の人たちの生活スタイルや音楽は、今の時代にないどこか優雅でソフィスティケートされたものだったことに改めて気づかされる。
エルヴィス・コステロ、ダイアナ・クラール夫妻、シェリル・クロウやナタリー・コールが映画の中で歌手として特別出演していて、これも楽しめた。

そして、7時ごろからいよいよ「マコちゃん鍋」を囲む。
おもちやホタテ、鳥だんご、そのほかお野菜がたっぷり入った超健康的なお鍋。いやぁ、おいしかったねぇ。

We were invited by Masako & Paul for "Nabe" dinner.
After arriving their house, we started to see the movie "De Lovely," which shows Cole Prter's life like a musical. Cole porter is one of the most popular composers in American jazz history, but I didn't know much about his life. All his songs are based on ultimate love for his dearst wife, Linda. I was touched to know what exists in each his song. I also realized that the people's lifestyle in this time was so elegant and much more sophisticated than now.


After that, we started to enjoy "Mako-chan nabe." It's so healthy and delicious with a lot of ingredients.




今日のテーマは、5つのセレブレーション。
マサコ誕生日(22日)、ポール誕生日と私たちの結婚記念日(29日)、そしてMerry Christmas & Happy New Year。


I wish good luck and future to all of us!

アパート探し

2006-12-04 06:32:06 | アメリカ生活雑感
12月に入って、街にはとたんにあわただしいムードが漂い始めた。
12月はセメスタ(学期)の終了月ということもあって、この時期になると学生たちが大移動を始める。当然、アパートの空きも一気に増え、貸し部屋募集のWeb広告も普段の倍。
これを逃すものかと私たちも本気ムードで引越し先を探し始め、ほぼ毎日部屋の下見に行っている。
何せ今住んでいるところはPちゃんの一人暮らし用に借りた小さな1ルーム。さすがに窮屈でお互いいらいらしてきた。それに、近所の騒音。もうこれ以上耐えられない。

かくして、きのうは2軒のアパートを見に行った。
ひとつは大学の北側(Virginia St.)のとっても静かなところにある、4ユニットのアパート。少々古いながらも緑が多く、何せ周りが静か。部屋は2階で上階からの騒音もない。Pちゃんの職場までも歩ける距離だし、シャトルバス乗り場もすぐ近くにあるという絶好の立地。
あの“ピッキー”なPちゃんも、「これは今まで見たアパートのなかで一番理想的かもしれない」と絶賛。ただ、私にとって問題はランドリー施設がないこと。洗濯のたびに洗濯物を持ってコインランドリーまで通わなければならない。う~ん・・・。
もう1軒は大学南側(今私たちが住んでいる側)で、少し大学から離れた場所にある6階建てのマンション。見に行ったときはすでに日が沈んで真っ暗だったが、案内された6階の部屋のバルコニーからは遠くサンフランシスコの夜景が一望できる。ここに座って花火でも見ながらビール飲むと気持ちいええやろなぁ~。部屋も大きいし、キッチンやトイレも清潔、収納スペースもたっぷりある。もちろんビル内にランドリー完備だ。今朝の物件よりは少し高くなるが、思わずぐらっとくる私。

し、しかし!バルコニーでいい気分に浸っていたその瞬間、こともあろうにタバコのにおいが!数件先で住人とおぼしきお兄ちゃんがバルコニーでタバコを吸っているではないか!!ぎゃーやめてぇぇ!Pちゃんの最も恐れていたことが目の前で起こってしまった!せっかくPちゃんはこの部屋をかなり気に入っていたのに、この事件でかな~り引いてしまった。どんなに素敵な部屋でも、誰かがバルコニーでタバコ吸って私たちの部屋ににおいが入ってきたら、ジ・エンドだ。
そのリスクに目をつぶっておしゃれなベイビューをとるか、学生のあまりいない静かなノースサイドで「隠遁」生活に入るか。二つに一つの選択となった。どちらもかなりのオファーがあるらしいのでこの週末には心を決めなければならない。
家に帰ってふたり会議。ふたりともまったくの五分。
家にいることが多い私にとって南向きのトップフロアは捨てがたいし、一方帰りの遅いPちゃんにとって毎日の通勤至便は大切。お互い学生のバカ騒ぎには辟易としていたし、できれば学生の顔をあまり見ないですむところに行きたいのは共通している。

さぁ、どうする?
ああ、決められない。


Communication is Music

2006-12-01 14:25:51 | アメリカ生活雑感
数年前に通っていたアダルトスクール(ネーミングは怪しいが、州が経営するれっきとした無料のコミュニティスクール)の元担任であり今は最も親しい友人であるAnneから、「今度うちのクラスで今度レクチャーをして」と頼まれていた。
今をさかのぼること4年前、クラスでプレゼンテーション月間というのがあったのだが、そのときに私がやったプレゼンが印象的だったのでもう一回やってほしいとのこと。
そんな昔のことを覚えていてくれたことにまず感謝。喜んで承諾し、先日帰国したときにそのときのあんちょこを持ち帰ってきた。

タイトルは「Communication is Emotion」。
音楽(歌)はエモーションなくしては聴く人に伝わらない。そして、コミュニケーションもエモーションなしでは相手に伝わらない。
同じ言葉をしゃべるかどうかではなく、どれほど本気で気持ちを伝えようとするかが本当のコミュニケーションの鍵である、そういう内容だ。(「たのもう、アメリカ。」 P.56&P.118を参照くださいまし」)

このプレゼンをするのはこれで3度目だけれど、1回目よりも2回目、そして3回目とそのときの自分を取り巻く環境も大きく変化して、プレをやっている自分自身がより強く、深く、このテーマを感じているのがわかる。まさに、コミュニケーションはバクハツだ!!もともと自分自身、感情を表に出さないタイプだからこそ余計に実感するのかもしれない。

今週はこのことばかりをずっと考えていたので、今日はひとつの仕事をやり終えた感でちょっとほっとした。忙しいのに、今朝私のリハーサル相手になってくれたPちゃん、ありがとう。アドバイスのおかげでリラックスしてしゃべれました。

クラスのあと、Anneとガリーナとお茶をすることにした。実はこれ、Anneとひそかに計画していた明日(12月1日)のガリーナの誕生日祝いだったのだ。
「今日は私のプレゼンがあるから」という口実で呼び出されたガリーナはビックリ!サプライズ成功!!
最近、スカイプを導入してあちこちと交信を楽しんでいるというガリーナ。息子のセルゲイくんと婚約者のユミとの結婚も来年5月に無事決まり、ちょっと今は気が抜けたかな、というかんじ。スカイプをお持ちの皆様、ぜひ交信してあげてくださいまし。
(私も買おうっと!)