Life in America ~JAPAN編

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アパート探し

2006-12-04 06:32:06 | アメリカ生活雑感
12月に入って、街にはとたんにあわただしいムードが漂い始めた。
12月はセメスタ(学期)の終了月ということもあって、この時期になると学生たちが大移動を始める。当然、アパートの空きも一気に増え、貸し部屋募集のWeb広告も普段の倍。
これを逃すものかと私たちも本気ムードで引越し先を探し始め、ほぼ毎日部屋の下見に行っている。
何せ今住んでいるところはPちゃんの一人暮らし用に借りた小さな1ルーム。さすがに窮屈でお互いいらいらしてきた。それに、近所の騒音。もうこれ以上耐えられない。

かくして、きのうは2軒のアパートを見に行った。
ひとつは大学の北側(Virginia St.)のとっても静かなところにある、4ユニットのアパート。少々古いながらも緑が多く、何せ周りが静か。部屋は2階で上階からの騒音もない。Pちゃんの職場までも歩ける距離だし、シャトルバス乗り場もすぐ近くにあるという絶好の立地。
あの“ピッキー”なPちゃんも、「これは今まで見たアパートのなかで一番理想的かもしれない」と絶賛。ただ、私にとって問題はランドリー施設がないこと。洗濯のたびに洗濯物を持ってコインランドリーまで通わなければならない。う~ん・・・。
もう1軒は大学南側(今私たちが住んでいる側)で、少し大学から離れた場所にある6階建てのマンション。見に行ったときはすでに日が沈んで真っ暗だったが、案内された6階の部屋のバルコニーからは遠くサンフランシスコの夜景が一望できる。ここに座って花火でも見ながらビール飲むと気持ちいええやろなぁ~。部屋も大きいし、キッチンやトイレも清潔、収納スペースもたっぷりある。もちろんビル内にランドリー完備だ。今朝の物件よりは少し高くなるが、思わずぐらっとくる私。

し、しかし!バルコニーでいい気分に浸っていたその瞬間、こともあろうにタバコのにおいが!数件先で住人とおぼしきお兄ちゃんがバルコニーでタバコを吸っているではないか!!ぎゃーやめてぇぇ!Pちゃんの最も恐れていたことが目の前で起こってしまった!せっかくPちゃんはこの部屋をかなり気に入っていたのに、この事件でかな~り引いてしまった。どんなに素敵な部屋でも、誰かがバルコニーでタバコ吸って私たちの部屋ににおいが入ってきたら、ジ・エンドだ。
そのリスクに目をつぶっておしゃれなベイビューをとるか、学生のあまりいない静かなノースサイドで「隠遁」生活に入るか。二つに一つの選択となった。どちらもかなりのオファーがあるらしいのでこの週末には心を決めなければならない。
家に帰ってふたり会議。ふたりともまったくの五分。
家にいることが多い私にとって南向きのトップフロアは捨てがたいし、一方帰りの遅いPちゃんにとって毎日の通勤至便は大切。お互い学生のバカ騒ぎには辟易としていたし、できれば学生の顔をあまり見ないですむところに行きたいのは共通している。

さぁ、どうする?
ああ、決められない。

Comments (6)
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