Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

ランドリー事件。

2006-05-06 05:34:36 | アメリカ生活雑感
今住んでいるアパート、実はいろんないわく因縁がある。
そもそもここに住み始めたのは、2004年に私が日本に帰国する2~3ヶ月前、Pちゃんが「もう学生寮はうるさくてかなわん。いくら食事つきとはいえつきに1400ドルも払いたくない」というので、それなら私ももうすぐアパートを出るし私は時間があるから探してあげるよ、引っ越そう、ということになったのが最初のいきさつ。

うるさいのがいや、学生はもうたくさん、というわりには結局選んだのはテレグラフとデュラントというメインストリートの交差点近くにある、まさにバークレーのへそのような場所。でも本人が選んだんだから文句はなし、ってことで。
100年以上は経つかというとてもヒストリカルなビクトリアン式の建物にはパティオもあって結構おしゃれ。表通りからは奥まっているので場所のわりには静かに過ごせることと、車を持たない主義の私たちには交通至便なこともポイントだった。

しか~し!
またここに帰ってきてみていろいろな事件が発生!(いや、私が目撃していないだけで本当はもっとあったはず・・・)
その際たるものが、「ランドリー事件」。
通常こっちのアパートには共有のランドリーコーナーがあって住民はみんなでそこを使うことになっているのだが、去年、ここのオーナーがこともあろうに私たちの部屋の真横にそれを新設しちゃったのである。少しの音にも反応してピリピリしてしてしまう“犬並み”のPちゃんにはまさに致命的。青天の霹靂。本人は「何か工事してるな~」とは思っていたそうだが、シカゴへの長期出張から帰ってみてビックリ、なんとそこに新しいランドリーが・・・。

ランドリールームは、昼となく夜となく住民が自由に使うので、いったん機械が回りだしたら最後、音と振動がけっこう気になる。この1年の間、Pちゃんは何度もオーナーにクレームを言い、防音対策を講じてもらった結果、部屋を防音材で遮音する、使用時間帯を制限するなどでなんとかまとまった。
・・・が・・・・これがなかなか機能しない。やっと機能し始めたと思ったら、今度は新しい住民たちが時間にかまわず使い始める。
Pちゃんは普段はおだやかなのに、こと“騒音”になると人が変わる。(あと、タバコね)さっきまで寝ていたかと思ったら血相を変えて外に飛び出し、「今はクワイエットタイム。決められた時間に使ってくれ!」と説教をしに行く。もしも彼らが口答えなんかしようものならえらいことになる。
最初は私も「まぁまぁ、わざとじゃないんだし」とたしなめていたけれど、怒りがこっちに降りかかるので最近は黙ってみていることにした。

実は音問題はコレだけではない。夜中に近所で学生が大騒ぎしようものならPちゃんは迷わず警察を呼ぶ。日本では考えられないけれど、ここでは“騒音”はりっぱな軽犯罪、10時をすぎてもなおパーティーを続けて近所から通報があると、500ドル以上の罰金を払わされるはめになる。学生もタイヘンだ。

何でもかんでも警察沙汰にするこのシステム。でも、私はいまだにこれに慣れない・・・。みんな生きているんだからそれくらいいいじゃない。
そんなことより、朝6時半にUFOのような大音量をたててゴミの収集をするあのあほトラックを何とかしてくれ~!!

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3 Comments

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わんわん (ブラック)
2006-05-06 18:41:01
状況が想像つくので、あはは、なんて笑ってちゃいけないですね。がんばれ!



うちは朝日なので明日楽しみに見てみますわ。こりゃ再版?
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Pちゃんに同感&羨望 (borracha)
2006-05-11 00:21:48
煙と騒音に目くじら立てるPちゃんに大賛成! バークレーのように使える警察が身近にあればなぁ…。ゴミ収集も夜中2~3時でなくて6時半ならなぁ…と、羨ましくなってしまいました…。
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Unknown (ブラウン)
2006-05-11 09:51:51
そうか・・ポルトガルって煙害だけじゃなくて警察もあてんならんのね。トホホ。

いっそのことPちゃんポルトガルに10年くらいほりこんだらショックでぐにゃぐにゃになるやろか。

あかんか?
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