Life in America ~JAPAN編

I love Jazz, fine cuisine, good wine

アメリカの子育て。

2006-12-17 16:32:06 | アメリカ生活雑感
長い間ご無沙汰していた古い友人、リョウコちゃんちに遊びに行った。(正式にはおしかけた。)
彼女とは、2002年1月にアダルトスクールで知り合ってからの細く長~いお付き合い。アメリカ人のご主人と結婚して私よりも数年前に一人バークレーにやってきた彼女は、私同様アメリカのアホさかげんに辟易としつつ、それでもアメリカに根を下ろした以上、覚悟を決めていつも真剣にこれからの人生を考えていた。
彼女がサンフランシスコの大学の大学院に通いはじめてからはしばらく会うこともなかったけれど、アダルトスクールで1セメスタだけ再会したり、同じ語学スクールでクラスをとったりと、細々と親交を温めている仲。
2年前に長男のマーカスが産まれて母となった彼女は、その後根性で会計士の資格をとり、今ではサンフランシスコの監査事務所でバリバリと働いている。子育ても仕事もいつも全力投球、私よりずっと年下なのに、何倍も濃い人生を送っていて本当に頭が下がる。

今日は、今度書く記事の取材も兼ね、彼女のご近所に住む“ママ友”クミさんのお宅におじゃまして、アメリカでの子育て事情をいろいろ聞かせてもらった。クミさんもまた、3歳の長女とまだ10ヶ月の赤ちゃん(次女)をもつワーキングマザー。
託児所のこと、プレスクール(3~4歳児が通う)のこと、小学校への進学のしくみや教育格差問題などなど・・・出るわ出るわいろんな話。私にとっては聞く話全てが未知の世界。本当に勉強になった。
子供を通して親もたくましくなっていくんだなぁ。


夕飯時の忙しいときにお時間をとっていただいて、本当にありがとうございました!


マーカスはこんなに男らしくなりました。
わずか2年10ヶ月前に産まれたてのマーカスを抱いたのがきのうのことのよう。


ちょうどおうちではクリスマスツリーの飾りつけ中。

猫夫婦。

2006-12-17 16:30:53 | cooking
昨日、東京フィッシュ・マーケットで見事な“鮭かま”を見つけてしまい、思わずお兄ちゃん「これちょうだい」と買ってしまった(英語ですけどね)。
当然ながら値段はタダ同然。他のスーパーでは当たり前のように捨てられているはず。
これを横で見ていたポールは唖然、呆然。ただでさえ魚があんまり好きじゃないのに、こんなもの買っていったいどうするんだという目で見ている。
「Do you have a cat in your house?」「Oh yes, I am!」
家に帰ってもう1匹の猫、Pちゃんに言うと「じゃ、ポールは普段何を食べるんだろう」。同感。

そして出来上がったのが“三平汁”。昆布だしに、たっぷり塩した鮭かま、大根、にんじん、しいたけを入れてお酒とお醤油で味付け。食べる直前にねぎをたっぷり。うんま~い。


こんな魚くっさいものもPちゃんは喜んで食べる。へんなガイジン・・。ひょっとしてこの人、くさや食べるかも。


調子に乗って初てんぷらもしてみた。レンコンとかぼちゃといんげん。
2日前の残り物の、大根とチキンの煮ものは味がしみておいしくなっていた。